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コップからあふれた言葉たち

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生きづらさを抱えながら生きている日々に感じたことや考えたことのエッセイをまとめています。
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#大丈夫

マンガ銀魂から学ぶ人生哲学

突然ですが、わたしは中学生の頃から銀魂という漫画(アニメ)が大好きで。主人公の銀さんがめちゃくちゃ好きでした。(今も大好き。銀さんの次に土方さんが好き) 銀さんは、一見チャランポランで、いつも鼻ほじってて、だるそうで、やる気がなくて、死んだ魚の目をしてて、適当で、めんどくさがりで、パチンコ行ったり、お金もなくて、お酒ばっかり飲んで、怠惰にだらだら生きてる「ダメな大人」「クズ代表」みたいな人(笑) 廃刀令がくだったのちも、常に木刀を引っさげて、新八と神楽の3人で、気だるそう

親友という宝物とこれからの方向性

この1週間、やる気がない。モチベーションがあがらず、なにもする気にならない。 メンタルが非常に下がっているのかと言われると、そういうわけでもないけれど。ただただ、やる気がない。 原因はわかっている。 数日前、家族に言われた(相手にとっては)何気のない一言だった。 でも、わたしにとってその一言は、ここ数ヶ月のわたしの頑張りすべてを打ち砕くのには十分な破壊力をもっていて。 なんのために頑張ってるんだろう。 もう、頑張のつかれた。 もう、考えるのもつかれた。 そんなところに

沈まぬように。そして、急ぎ過ぎて溺れぬように。

焦る。 気持ちが、急いている。 いろんなアイデアがずっと浮かび続けている。 今の自分が経験していること、学んでいること、試行錯誤していること。 そのすべてが、誰かの役に立つのかもしれない。 うつになるまでは見えなかった、進むべき道みたいなものが見え始めてきている。 でも。 急ぐな。 わたしの心の中から声がする。 なにかを学ぶとき、人はまず知識を知識として脳みその中に格納する。 その知識を、ただの知識として脳みその中から都度ひっぱり出しているだけでは、それはただ読み漁

鬱になれる、鬱で寝込んでられるって、ある意味すごく恵まれててラグジュアリーなことなんだよな。そんなことを最近思うよ。マジで頼れる人誰1人おらんかったら、餓死するか、無理にでも動くしかない。だから。自分は恵まれてるんや。四面楚歌に感じたとて。恵まれてることを忘れるな。

うつやPTSDから抜け出すためにやっていること

どんなときでもそうなんだけれど、特にうつやPTSD、トラウマやパニックに苦しんでいたりするとき、自分にとっての安心安全の感覚をすこしずつでも広げていくって本当に大事だなって最近ひしひしと感じていて。 今日は、そのためにわたしがやっていることを思いつくままに書いてみたいと思います。 まずは、パートナーシップや家族との関係において、「気になることがあったらできるだけすぐに話す・尋ねる」ということ。 わたしは今まで、身近な人であればあるほど、嫌われたりうざいと思われたり、その

季節のうつろいから人生を俯瞰して今いる場所を確かめる

朝晩と、毛布をかけて眠るようになった。 昨日は秋分だったようで、気づけばもう空も雲も空気も秋模様だ。 毎日を粛々と過ごしている間に、あっという間に季節は移ろっていく。 その季節の移り変わりの早さに、ぼんやりとした焦りと哀しみを感じるのは、自分自身が変化も進歩もできていないと感じるからだろうか。 婦人科系の問題が発覚した。 正確には、まだ確定はしていない。検査結果を待っている状態。 ただ、なにかしらの肉体的な病気というわけではなさそうなので、その点はちょっとホッとしている。

明日が最後の日だとしたら、どんな自分でありたいと望むのか

「自分が最後の日を迎えるとき、どんな自分になっていたいか」 最後の日は、不平等なこの世界において唯一平等に訪れるもの。 それが数十年後なのか、数日後なのか、数分後なのかさえ、実質わからない。 その瞬間が来たとき、そのときが訪れるまでに、わたしはどんな自分になっていたいだろうか。 わたしの子どもが、自分は強く深くママから愛されていたのだと確信していて、そして笑顔でのびやかに生きていけるようになっていたら。わたしはそれ以上、特になにも望まないのかもしれない。 結局のところ

「頑張りすぎない」だけじゃ足りない

一番うつっぽさがひどかった時期から少し回復してきて、「もう大丈夫かも」「まだいけるかも」と思って、ひどかった時期にできなかったことの穴埋めをしようと、ちょっと無理をしすぎてしまった。 家族にも迷惑をかけてる。 子どもにもさみしい想いをさせてる。 みんなのために、自分のために、今こうやってすべてをスローダウンすることが最善策ってことも、焦っても仕方ないってことも、頭では分かってい流。それでも、やっぱりどうしても焦っちゃう。子どもは日々成長していくし、子どもにとっての1ヶ月と

こころが不安定なときほど大切なこと

カウンセラーさんの当たり外れというか、相性って大切だなあって思った話。 今日、無料のお試しオンラインカウンセリングみたいなのを受けたんだけど。結局、電話が終わった後、パニックになってギャン泣きして、その後もずっと気持ち落ち込んでた。 運良く、昔から仲のいい友達とLINEしてて、わたしの異変に気づいてくれて仕事の休み時間中に電話してくれたから話すことでパニックは落ち着いたけれど。やっぱり持つべきものは優しく寄り添ってくれる友達だなって思う。 自分の内面を整えていくことが大

メンタル系不調での通院と投薬について赤裸々に体験を語ってみる

「お薬なんて死んでもイヤ!それくらいだったら高熱だったとしても耐える!!」と豪語するくらい、お薬や病院が嫌いだったわたし。でも、ある一定のリミッターを超えたときに、「病院行って、診断出してもらって、薬飲みたい。むしろください」って思考が切り替わったときがあったの。 自己啓発とか精神論とか食事法とかスピリチュアルとか、色々勉強してきた人生で、それをコツコツと実践していたんだけど。結果がね、出なかったんです。 そして疲れが何度目かのピークを超えたとき、「もう自分の力で頑張る気

「大丈夫なふり」ばかりがうまくなって

今日はしんどい一日だった。 自分の過去のことについて、ある程度の詳細でもって話す必要がある場面があって。笑って「こんなことあったんですよ〜」って話をしたんだけど。それを聞いたその人は、「本当に、つらいことがたくさんあった数年でしたね。大変でしたね。そりゃ、疲れちゃって病んじゃいますよ。よく頑張りましたね。」って言ってくれた。 それを聞いた瞬間、ぽろぽろと涙が溢れてきて。 その人は無言で、でも優しい笑顔で、ティッシュの箱を渡してくれた。 過去のことを話した後は、いつも回復

時間がたっても手の中に残ったものこそ大切なもの

『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』というエッセイ集を読んでいる。 その中に「好きなことを見つけるには?」というタイトルのエッセイがあった。文章はこんな風に始まる。 本当に、その通りだな、としみじみと思った。 ここ数ヶ月、漠然と感じていたが、言葉にまとまりきらなかった思考が、形を取り始めたので、本を置いて、今この記事を書いてみている。 30代目前になって、ようやく自分の好きなことが少しずつ見えてくるようになった。 ひとつ目が、好きなアーティスト。 ふたつ目が、書く