10月。逆噴射小説大賞が帰ってきた
いつもお世話になっております、復路鵜です。普段は本とか同人誌の感想ばかり載せているアカウントですが、いよいよ件の油断ならない小説賞が開催されるので、居ても立っても居られずに告知記事を作りました。それは、パルプの祭典!
既参加者の方はさておき、ご新規さんの方のためにざっくりルールを説明します。本格的に参加したいぜ! って方は上の記事を読んでね。
【ルール】
・続きが読みたくなる小説の冒頭800字を表現せよ
・エキサイティングでスリリングな冒頭シーンを書こう(できればその先も作ろう)
・ジャンルはパルプだがパルプというジャンルは広い。昨年の最終選考にはドーナツのお話やゲーマー同士の抗争も含まれている。面白ければ良いです。
・優勝したらコロナとかもらえるし、作品の権利は作者に帰属します。つまり作者は800字より先の展開を書いて別媒体で発表してもいいです。
・応募期間:2020年10月8日の00:00から10月31日の23:59まで(もう始まってます)。
・応募可能作品:1人最大5点まで。
【ルール終わり】
この賞の面白いところは作品を「完結させる」必要はなく、単に【冒頭800字】だけ書いて投稿すれば、作品として通じます。12万字書いて投稿しろとか、400kbの長編を出せというわけでもないので、実質ローリスク。思いつきを投稿してもアリです。
書き終えた後の作品をどうするかもあなた次第。書きっぱなしで放置しても自由ですが、【冒頭800字】はあなたのアイデアの泉になります。あるいは仕事中、就寝中に作品が「続きを書いてくれ」と念じるかもしれません。
また、賞に出せる作品の上限が五作品というのも絶妙です。一年かけてネタを出す人もいるかもしれませんが、私は作品をガシガシ書いてすぐに投稿するタイプです。するとどうなるかというと、当座の自分のアイデアの限界が見えます。限界が見えるのはしんどいですが、自分の実力試しになりますし、書けば書くだけレベルアップするので、やって損はありません。
そしてあくまでローリスク。しくじってもコロナやドリトスが他人の手に渡るだけです。
逆噴射小説大賞は面白い賞です。既存参加者にはレベルチェックの意味で応募してほしいし「逆噴射? なにそれ」という方にも面白半分で投稿してほしい。落ちたら悔しくて書きたくなるし、受かったらproからのアドバイスを受けて、もっと書きたくなる、そんな祭りみたいなイベントです。ご縁があればお会いしましょう。
《終わり》
photo by jan starek on Unsplash
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