【感想】J1リーグ第1節 セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟〜究極を目指す理由を思い知らされた試合〜
スターティングメンバー
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セレッソのプレッシングvs新潟のビルドアップ
3:35 セレッソはSHが基本中間ポジションでCBとSBの間に立ってる
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
セレッソの守備の特徴の1つはサイドハーフが新潟のCBとSBの中間ポジションの位置に立って、サイドを展開してきたときに新潟のセンターバックにセレッソのサイドハーフがプレスをかけるという点
8:20 GK+CB+1ボランチvs2トップ+SHで4vs3で数的優位作れてSBに前進できる。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
最初はミスもあったが、4vs3の数的優位をうまく作りセレッソのプレスがなかなかハマりきらない状況を作っていた。
10:00 4-3-3で相手のダブルボランチ抑えられてるのがでかい。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
相手のダブルボランチが出てきにくい構造になっていたのも大きい。
13:00 奥野が一枚前に出てきたけどなんとか回避。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
降りるタイミングがvsハイプレスで重要になってきそう。
ボランチの奥埜選手(漢字間違えてすみません)が前に出てくる形も当然あって、新潟としてはそっちの方が数的優位作りづらくなって、ボール保持者にプレッシャーがかかるので当然いや。
新潟としては一回縦パスつけて空いてる選手にワンタッチで叩いて(レイオフして)広い方に展開するというのをしたい。特にハイプレスの相手に。
そのためには前から降りてくるタイミングが重要。
速いタイミングで降りすぎると自分のプレーするスペースがなくなってボールロストしたり、自分より前の選手がさらに降りなきゃいけなくなってどんどん押し込まれる状況が作られてしまう。
いかにポジションを留まる我慢ができて、ボールが引き出せるタイミングで降りて、他の選手が素早く3人目のサポートができるか?
21:10 セレッソのダブルボランチが守備の仕方変えて両方前に出てきたところロングボールで一気にひっくり返した。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
よく三戸ちゃん競り勝った。
その後のみんなのスプリントも素晴らしい!完璧なゴール!
先制点はセレッソが守備の仕方を変えたところから生まれた。
今まで相手のダブルボランチは新潟のボランチにプレスかけず、かけるとしても片方のボランチが出てくる形だったのにこの時は両方のダブルボランチが新潟のダブルボランチにプレッシングをかけてきた。
その結果相手のDFラインとボランチの間は間延び。右サイドハーフの三戸ちゃんがなぜか中央にいて競れたおかげでボールを広い一気にゴールへ。
結果論でしかないがセレッソが守備の仕方を変えたのが仇となった形にはなった。
新潟としてはこういう時いかに頂点の選手が収められるか。収められたら一気にチャンスになるというのがよくわかるシーン。
クルークスむかつく😠
1:50 1秒あればクルークスが時間作って毎熊オーバーラップでクルークスに1vs1の局面作れるの強い
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
右サイドの毎熊×クルークスは強烈だった。
クルークスが溜めて時間作れて、毎熊は一気にサイド駆け上がれるから一瞬で1vs2じゃなくて1vs1の構図が作れる。
それであの左足のキック。反則です。
🌸👀別アングル シーン👀🌸
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) February 18, 2023
【2/18 新潟戦】
7年ぶりのJ1ゴール #為田大貴 選手👀
クルークス選手のクロスに頭で合わせた執念のゴール⚽
様々なアングルからの得点シーンをご覧ください✨#YANMAR#FootballisOurEngine#セレッソ大阪 pic.twitter.com/uJnJ0v9SAx
まだクルークスの左足のキックのすごいところは許せるんですけど、守備サボらなくて普通にうまいのが腹立ちます。
17:40 おい!クルークス守備サボれや!笑
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
思わずサボれって言ってしまいました。一芸ある外国籍選手なのに何ちゃんと守備してるんだ!って。
J1リーグで求められるサイドハーフの守備のレベルの高さ
サイドハーフが守備うまくないとめちゃくちゃJ1リーグきついなと思いました。
こみちゃんも三戸ちゃんも相手のSBとCBの間に立って牽制してGKのキックミス誘ったりみたいなのはすごく上手だったけど、中閉じてハーフスペース閉じるみたいなのは苦手で、そこで縦パス入ってボランチ対応しきれなくて前向かれてみたいなシーンが多かったですね。(こみちゃん前半はこの守備うまかった)
🌸👀別アングル シーン👀🌸
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) February 18, 2023
【2/18 新潟戦】
7年ぶりのJ1ゴール #為田大貴 選手👀
クルークス選手のクロスに頭で合わせた執念のゴール⚽
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この1失点目も間使われて一気にスピードアップされましたね。
🌸👀別アングル シーン👀🌸
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) February 18, 2023
【2/18 新潟戦】
なぜそこに…!?
ここぞという時に頼りになる「#奥埜博亮」選手
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詠太郎はCB-SB間での牽制のプレスもみとちゃん、こみちゃんと比べると劣ってこの2失点目もCB行き切るんじゃなくて牽制して欲しいなとはちょい思い。
間閉じる部分も詠太郎は苦手なのでそこらへんできないとリキさんもスタメンで使いづらいんじゃないかなと思いました。どんなに攻撃が良くても。
そういう意味でダニーロとネスカウも大変。と思いました。
ボランチが重労働問題
この試合のMVPは高島田のダブルボランチと言ってもいいのではっていうぐらい働いていたのではないでしょうか。
9:00 島田&高の攻守の切り替えと予測が素晴らしい!
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
切り替えの部分も素晴らしかったですし、
16:10 島田高のボランチの守備がいい。DF-MF間狭いのが大事ですわ。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
48:20
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
DFラインとMFラインがコンパクトだと挟めて取れる。
これめちゃくちゃでかい。
DF-MF間を狭くすることで縦パス入っても潰しやすかったりとするんですけどここかなりコンパクトにボランチ陣が保っていたと思います。
45:50 高の素晴らしいSB裏のカバー
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
去年から新潟のSB裏狙われてCB釣り出されてクロスあげられて失点という問題があったのですが、去年のA栃木戦からボランチがSB裏カバーするという形で問題を解決する形になったので、そこも今年もボランチの責務になってくるんですよね。
ボランチ高島田だけでは流石にシーズン持たないだろうし、星も運動量あるタイプなので結構行けると思うんですけど、個人的には藤原ボランチが見たいですね。
この重労働に耐えられるスタミナあって、ボックスtoボックスタイプで、球際とかのデュエルだったり即時奪回系得意だったりと。
正直正体した1vs1やビルドアップのポジショニングだったりがそこまで得意そうではないのでボランチの方が合いそうとは個人的に思っています。
本人のインタビュー見るかんじSBで勝負したそうですが。
引いてくれる展開になった時の崩すための縦パス
引いてくれたほうが、押し込んで即時奪回ムーブしやすいし、失点のリスク減るし、ボール保持による守備がしやすいので個人の趣向として好きです。(リキさんの思想的にはゴールに向かえなんでハイプレスの方がウェルカムなんでしょうが。)
17:50 これが今季の新潟の攻撃の形になりそうな感じ。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
うまく谷口がたまたまポジションチェンジで右サイドハーフのフィニッシャーやくになったタイミングで崩し切ってクロス。
逆サイドのSHとSBが最後のフィニッシャー。
太田恋しいね。
さっきの崩しのシーンもそうだったけど縦パス入れて相手のベクトル変えないと崩しが始まらない。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
堀米藤原両SBがどのタイミングで差し込んでスイッチ入れるか重要になりそう。
ブロック引かれた時に縦パス入らないと崩す形にならないなと。
縦パス入ると相手の守備の選手の体のベクトルがバラバラになるので一気に崩れると。いかにSBとかが縦パスをつけれるかというところで、
49:30
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
千葉ちゃんの縦パス。
縦パスが一気にスイッチ!
中央だけで3つ選択肢作れてるのでかい。
77:50
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
千葉ちゃんレジスタすぎる。
こんなにバンバン左足で縦パス入れれるのでかい。
寺川さん。左ききCBちゃんと確保しようね。
千葉ちゃんの縦パスがえぐかった!
もちろん前の選手が中央で選択肢複数作ってるから縦パス入れられるというのはあるんですが、利き足じゃない左足で入れれるのがすごい。
新潟のバックラインには縦パス入れる司令塔のようなレジスタのようなスキルが求められますね。
妥協しないストイックな千葉ちゃん
今日見返してて千葉ちゃんのすごさは縦パスだけじゃなくて一切ポジショニングに妥協しないところ、サボらないところだなと思いました。
60:18
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
この千葉ちゃんが3m下がる動きとか大事。
89:50
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
千葉ちゃんの一切妥協しないポジションの取り方。
バックステップでのプレーエリアの確保がさすがすぎる。
その後ワンツーして打開も凄すぎる。
ここら辺がプロフェッショナル。そしてサボるサボらないじゃなくて、2m、3mこっちのポジション取ったほうがいいとわかっているサッカーIQの高さ。
こういうポジショニング1m,2mこだわるのがリキさんがいう究極を目指すということの一つなんだなと感じました。
ゴメスのゲームを読む力がすごすぎた。
48:50
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
この堀米の立ち位置の変え方すごい。
たった2mとかなんだけどそれで、選択肢めちゃくちゃ増やしてる。
ゴメスも千葉ちゃん同様に立ち位置を1m、2m変えることがすごい選手ですが、この試合めちゃくちゃ苦しんだ時間帯があったと思います。
新潟が後半押し込む形を15分くらい作る中で、セレッソの加藤むつき投入で一気に状況が一変しました。
66:20
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
加藤むつきIN
一気にハイプレスかけ始める
加藤×クルークスの守備が素晴らしい。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
サイドバックのところで外に誘導されると新潟としてしんどいな。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
一気に奪いどころ決まっちゃう。
プレッシングマンの加藤がハイプレスのスイッチとなり、クルークスが中から外に誘導する形で堀米にプレスをかけて前につけさせて奪うという展開が始まりました。
69:20
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
堀米のところで詰まって縦パスで取られ始めたなぁ。
クルークスの守備がうまいっすわ。
対新潟の対策が見えてきた感じするね。
70:40
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
このシーンも先程と全く同じ。
クルークスの外誘導。
何回も同じ形でハメられてしまい、あれもしかしてこれ対新潟対策のパターンになってしまう?と嫌な予感がただ追ってた中で、失点。
しっかり奪回できてるから押し込めてる。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
敵陣に押し込み続けた流れでのCKからのゴール。完璧すぎる。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
完全に加藤の投入で流れがセレッソに傾き失点してそのまま流れを持ってかれるかと思いきや、失点後徐々にまた新潟が押し込んでいく形に展開が戻ってきました。
あれさっきまでゴメスのところで狙われまくってたのになんでこんなに急にうまくいきはじめたんだ?と。
後で確認したいんだけど、ゴメスが立ち位置変えたりしたのかな?
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
この押し込めた展開の理由は。
なんかそんな気がするは。
それで見返したら、77:30~あたりからこれまで低い位置で受けていたのを一気に大外の高い位置にポジションの修正をしていました。
それによりクルークスのプレスで誘導してハマっていたのが、ハマる場所がなくなってしまい、高い位置をとったゴメスがクルークスより前に受けて相手のSBを吊り出して、SBの裏取れたみとちゃんのクロスを相手がヘディングで外に出す。CK。そして千葉ちゃんゴールが生まれました。
セットプレーって運要素強いよねみたいなかんじで思われやすいですが、セットプレーを取るまでのプロセスがちゃんと取るべくして取った感じで最高すぎました。
多分ここまで相手の戦い方に応じて試合の中で変化できるサイドバックの選手ってJリーグにいないんじゃないかなと思います。
ゴメスの試合を読む力が凄すぎました。
さすがJ1。さすがセレッソ。
20:20 堀米が一瞬行くかいかないか迷ったところで背後つかれた。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
さすがこれぞJ1。
48:00
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
伊藤J2だったらかわせただろうけど、さすがおくのさんですわ
56:50
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
高のミスにも見えるけど、マイケルがポジション直せてたらその段階で逆サイド散らせたのではっていうのもあるよね。
てかセレッソの外国籍選手の守備の貢献度半端ないな。
一瞬の迷い、一瞬のズレ、1mのずれなど細部のミスで一気に急所になってしまうのがさすがJ1のチームだなと。
セレッソのPA内の帰陣してすぐブロック作る感じがすごいわ。さすが。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
ある程度ラインブレイクされても大丈夫みたいな感じ。
54:40
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
時間かかると一気にゴールに鍵かけられるね。
76:10
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
本当奪われた後の帰陣速い。
あと帰陣の速さが鬼。
ゴール前硬すぎ。
さすがセレッソって感じでしたね。
30m幅くらいに綺麗に4-4形成するもんね。
— es@試合振り返り垢 (@ebPuKZYhKDyTQ0T) February 18, 2023
なんかこういう感じのところがちょっとロティーナ臭して隙がない感じがすごかったです。
J2でもそうでしたが、やはりJ1もゴール前が命ということを感じました。
最後に
本当に精度がものをいうなと。リキさんの「究極を目指す」という言葉の意味が選手・サポーターともに沁みる試合だったのではないでしょうか。
めちゃくちゃ楽しい試合でしたね。J2が最高だと思ってましたが、J1が最高ということを感じるゲームでした。
来週も楽しみです。
試合結果
明治安田生命J1リーグ
第1節2023年2月18日(土)14:03KOヨドコウ桜スタジアム
セレッソ大阪 2 vs 2 アルビレックス新潟
22'谷口 海斗 (新潟)
28'為田 大貴 (C大阪)
75'奥埜 博亮 (C大阪)
80'千葉 和彦 (新潟)
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