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猫が教えてくれた、ヨーガスートラ

昨日、私と娘が通っているヨーガ教室の受付スタッフの猫のドラちゃんが虹の橋を渡りました。

長らく病気で歩く事も食べる事もできなくなり獣医さんからは、今日か明日かと余命された日の日中に、たまたまヨーガレッスンだった私と娘は、
ドラちゃんにお会いする事ができました。

私達が教室から帰る時、死を目前にしてるとは思えない目力のある美しい瞳で私達を真っ直ぐに見据え、何度も何度も頭を起こし口を開き何か私達にひたすら伝えようとしていました。

「ヨーガの道は、険しいけれど決して挫けないで
頑張って下さいね。」
「この世に生まれてきた目的を果たすよう、頑張って下さいね。」と伝えてくださってたのかな。

未熟者の私には、まだ理解していない真理を伝えてくれてたのかもしれません。

娘にしか分からない言葉をかけてたのかもしれません。

ヨーガの先生は、ヨーガスートラの講座中、人生自分だけの幸せの為に生きるのではなく、他者のお役にたつよう生きる事。

苦しい時こそ不貞腐れずに、自分を客観視して誰かの為に生きてください。と私達生徒に幾度も伝えます。

その理由は、ヨーガスートラには、一個人が幸せになる事が書かれてるのでななく、全人類一人一人が、道を見出し進化して幸せになる為の規定が、書かれていて進化する過程は、他者に手を差しのべ誰かの為にお役に立つ事だと分かってきました。


ドラちゃんは、死の直前苦しい中、力を振り絞り他者の為に生きる姿を、徳を積むという姿を、私達に見せて教えてくれました。

ドラちゃんが、動けなくなってから娘は、おむつを替えさせてもらったり、死というものを、ヨーガの先生とドラちゃんから学ばせて頂きました。

ドラちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

最後までお読みくださりありがとうございました。











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