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はじめまして。note連載を開始します。

この度、株式会社ユカリアの中で製薬企業向けコンサルティングを行っているデータインテリジェンス事業部として、本マガジンでのnote連載を開始します!

主にクライアントとなる製薬企業の方を対象に、

● 病院における薬剤の処方・診療の実態
● 医師の治療方針や処方への考え方
● 製薬企業と医師の間で行われる情報提供やコミュニケーション


などをテーマに、コンサルティングプロジェクトをはじめとした日々の事業活動の中で得られた気付き・知見に基づく情報発信を行っていきます。
よろしくお願いいたします。

データインテリジェンス事業部とは

私たちの所属する株式会社ユカリアは、病院の運営・経営支援を主たる事業とし、北は北海道から南は九州まで、20を超えるパートナー病院を擁しています。

病床数は約4,000床、約250人の医師と約3,000名の看護師が所属しており、大手医療法人と同程度の規模を誇っています。

その中で、私たちデータインテリジェンス事業部は、
「病院経営事業を通じて臨床におけるリアルな処方実態を理解している」
独自の強みを活かし、製薬企業様の持つ課題を解決する新しいコンサルティング事業に取り組んでいます。

【直近のプロジェクト例】

  1. SGLT2阻害薬の適応拡大後におけるシェア拡大に向けた、ターゲット患者層の特定と情報提供手法の策定

  2. カルシウム受容体作動薬の患者セグメント分類とセグメント毎の市場規模把握

  3. 電子カルテテキストデータによる治療選択理由・薬剤切り替え理由の解析

パートナー病院を中心とした病院の電子カルテデータを基にしたオリジナルの匿名加工データベース「ユカリアデータレイク」は、特に医師のカルテや看護記録などの「テキストデータ」について他の追随を許さないほどの情報量を収集しています。これらを用いたデータ分析もまた、私たちの強みの一つです。

データインテリジェンス事業部の想い

私たちの活動の中心には、「患者起点のValue Based Health Care(VBHC)の追求」という想いがあります。

コンサルティングプロジェクトで分析を進めていく中で、多くの患者さんが受けられるはずの治療を受けられていない実態が見えてくることがあります。

分析を通じて製薬企業様や病院といった治療に関わる人たちに示唆を与えることが、より良い治療や薬を届けることに繋がると考えています。そのことによって、一人でも救われる患者さんを増やしたいというのが、私たちの想いです。

Noteを始める理由

お蔭様で、10社以上の大手製薬企業様とお取引させていただいております。しかしながら、業界内での知名度はまだまだ高いとはいえない状況です。

Noteでの情報発信を通じて、処方や診療の実態に関心をお持ちの製薬会社の方はもちろん、プロジェクトにご協力いただくさまざまな医療従事者の方、アカデミアの方、未来のパートナー企業の方にも、広く当事業部の取組みや考え方を知っていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。


ユカリアでは、
独自の電子カルテデータベース専門家(医療従事者・アカデミア)ネットワークを強みとした、製薬企業様のマーケティング・営業活動をご支援する調査・コンサルティングを行っています。
詳細や事例にご関心のある方は、以下までお気軽にお問合せください。

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部
お問合せ窓口:pharma.biz@eucalia.jp