マガジンのカバー画像

製薬企業向けコンサルティング事業

51
医療現場×データサイエンスで課題を浮き彫りに【関連サイト】治療・処方実態の分析情報を無料で閲覧 Patient Visualizer https://pv.eucalia.jp… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年5月の記事一覧

「慢性腎臓病」「腎性貧血治療薬」をテーマとしたポスター発表をいたします

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 続けて、6月2件目のポスターセッション発表についてお知らせさせていただきます。 【参考】6月9日(金)、第66回日本腎臓学会学術総会 での「高カリウム血症」「カリウム吸着薬」をテーマとしたポスター発表についてはこちら ポスターセッション発表の概要と見どころ第68回日本透析医学会学術集会・総会は、2023年6月16日(金)から18日(日)まで、兵庫県の神戸コンベンションセンターで開催されます。 弊社ポスターセッシ

「高カリウム血症」「カリウム吸着薬」をテーマとしたポスター発表をいたします

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 当事業部では、昨年より学会での独自調査・研究結果の発表を行っています。 例として、2022年12月に石川県金沢市で行われた第33回日本糖尿病性腎症研究会では、一般演題として「2型糖尿病を合併する慢性腎臓病患者におけるSGLT2阻害剤の処方状況について」と題した発表を行いました。 調査・研究で得た知見を、クライアントである製薬企業様だけでなく、医療従事者の方々にも広くご提供することが、一人でも多くの患

【5月30日開催】独自の電子カルテデータによる分析レポート展示セッション

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 5月30日開催の弊社イベント内にて、独自の電子カルテデータベースを用いた分析結果のポスター展示セッションを行います。 よろしければぜひ以下バナーより来場をお申込みください(無料)。 【展示テーマ例】 =2型糖尿病・腎=  ・2型糖尿病合併有無によるCKD患者の検査値分布とSGLT2阻害薬の処方率分析  ・電子カルテデータベースを用いたGLP-1受容体作動薬の処方分析 =循環器=  ・中小規模の病

5月30日製薬企業様向けイベント【心不全治療実態把握の最新アプローチ】を開催いたします

今回は、循環器領域ご担当者様必見の、弊社主催イベントのご案内です。 ※各講演の詳細は後日決定しだい追加アップいたします 順天堂大学医学部 循環器内科学講座 准教授 末永 祐哉先生にご登壇いただき、シンポジウム「心不全治療 実態把握の最新アプローチ」を開催いたします。 末永先生の基調講演以外にも、 心不全マーケットリサーチにおける電子カルテデータの活用 心不全患者像と治療薬の選択状況 といった特別講演や、電子カルテデータ分析を中心としたポスター展示など、本イベントだけ

医師が検査値以外に見ているもの

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回に続き、MRと医師のコミュニケーションに課題意識を持たれている、医師のA先生にお話をしていただきます。 先生の略歴を含む、前回(第1話)はこちら。 医師の判断は、データ“だけ”に頼っているのではない(心不全患者の症例から)医師のAです。引き続き、第2話を始めたいと思います。 さっそく具体的な症例情報を元に、医師のリアルを理解するためのポイントを解説していきます。 なお、使用する症例情報は、ユカリアさんの

絵に描いたような症例では、本当の診療の実態は理解できない

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 MRと医師のコミュニケーションに課題意識を持たれている、医師のA先生によるお話の第3話をお送りします。 先生の略歴を含む第1話はこちら。 実際の診療は、素直な経過を辿る症例ばかりではない医師のAです。第3話を始めたいと思います。 前回の第2話では、医師とMRの間で、診療上の判断におけるデータ・検査数値に対する考え方にズレがある、というお話をしました。 今回も、医師とMRの間でギャップが起きがちな事例について

薬の処方から医師の考え方が見える

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 電子カルテの実症例を元にした、医師のA先生による 「MRが医師の考え方を理解するためのポイント」の解説、 今回は第4話をお送りします。 先生の略歴を含む第1話はこちら。 薬の処方の推移を追って、医師の考え方を知るMRが「医師の考え方」を学習をする場合、「薬の処方の推移」は、大事なポイントです。 薬の切り替えが起きるにあたっては必ず理由があります。 患者に何が起きていたのか 医師が何を考えていたのか を出

医師が製薬企業に求める疾患理解の「解像度」のレベルとは?

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 医師と円滑に対話するために、製薬企業・MRは「医師が日々向き合っている患者や処方の実態を、もっと詳しく知る必要がある」と言われるA先生のお話、今回は第5回目です。 なお、先生の略歴を含む、第1話はこちらです。 疾患理解の解像度を上げることが重要こんにちは。医師のAです。 MRの方々は、会社の研修などを通じて疾患について学ぶ機会を継続的に持たれているのではないでしょうか。 ただ、その理解の「解像度」のレベルが、