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死ぬ前には読んでおきたい本

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読み散らかした本を適当にサマった上で、感じた事を書き下ろしてます(週末投稿)。 海外在住で日本語図書入手するのが難しいので、すべて英語で読んでます。英語の勉強にもなります。 …
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#最近の学び

【読書】本とどう向き合うか

世の中に溢れかえる本。活字へのアクセスが限定されていた近代以前に比べれば、現代社会はまる…

Brusco
10か月前
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【読書】第2の思春期?/「中年クライシス」から

人生半ば/中年になり、全てが順調なのにも関わらず急に悩み出す人が多いらしい。私もその一人…

Brusco
4か月前
9

【読書】ポピュリストとは?

世界各地で重要な選挙を控える2024年、今まで以上にポピュリストという言葉をニュース記事で見…

Brusco
7か月前
10

【読書】 グローバル化の勝者と敗者

18年位前に世に出た本だが、2024年担っても色褪せないノーベル経済学者スティグリッツの名著。…

Brusco
7か月前
9

【読書】信じるなら政府じゃなく市場!/「Free to Choose」から

左派進歩主義的インテリ層/経済学者のやり玉に上がる市場原理主義、その知的バックボーンがシ…

Brusco
8か月前
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【読書】人間の思考&行動に影響を与える要因

普段のお買い物からキャリア、投資に至るまで、人間はあらゆる要因&データを考慮し尽くした上…

Brusco
8か月前
13

【読書】結局ナチスとはなんだったのか?

ナチスはいったいどこからやってきたのか?ナチスを実体験した政治理論・哲学者ハンナ・アーレント著。全体主義を因数分解し、一つ一つ掘り下げ源泉を探り、再構築して全体主義体制の核心を照らし出した一冊。 記事要約全体主義の特徴である反ユダヤ主義や優越人種主義の源泉を、ナチス台頭以前の当時の社会・文化的文脈に求める。 全体主義台頭の条件は、階級の消滅、大衆の組織化、インテリ層の支持取り付け等。 全体主義体制は、恐怖と洗脳を伴うプロパガンダを通じて大衆の支持を確保し続ける事によって

【読書】民主主義の崩壊: 戦前ドイツからの教訓

戦前ドイツ、ヒトラーのナチス政党による政権掌握を、既存民主的政治システムの崩壊の結果とし…

Brusco
8か月前
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【読書】ドイツナチ党の興亡

ナチスはどのようにして政権を奪取し、民主主義国家を独裁国家に作り替えたのか?極右政党や反…

Brusco
9か月前
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【読書】脱炭素は優先課題か?

過去半世紀頑張って交渉を重ねたが、結局は進捗していない温室効果ガス排出削減。飢饉、貧困、…

Brusco
9か月前
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【読書】ギリシャと債務危機

10年以上も前、債務危機に見舞われたギリシャ。政府支出カットで年金や医療サービスなどが破綻…

Brusco
9か月前
6

【読書】自由主義とは?

現代社会に浸透し尽くして、もはや当たり前の存在となった自由主義。個人の尊厳や言論の自由を…

Brusco
9か月前
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【読書】 人生の教訓30ヶ条/「30 Lessons for Living」から

コーネル大学が米国の高齢者達から丁寧に刈り取りまくった幸せな人生を送るための教訓/コツ。…

Brusco
9か月前
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【読書】会社組織とは/「経営の神」から

世の中には大小さまざまな企業・会社が存在するが、会社経営という切り口から大きく4つの会社組織・文化に分類できるらしい。自分が好むマネージメント体制と勤める会社のそれが一致していないとミスマッチをおこし、ストレスなどにつながる。チャールズ・ハンディによる組織管理の名著。 要約マネジメントと組織論の古典で名著。4つの会社組織・文化カテゴリーを提唱。ゼウス型(例:社長ワンマン型)、アポロ型(各人が組織の歯車化する)、アテネ型(例:コンサル会社)、ディオニソス型(例:医者とか完全独