絵とワードの物語 『青空にはためいて』
お行儀良く風に揺れる洗濯物に、満ちたりた吐息を落とす。
週末の雨が洗い流した空気はとても澄んで、太陽の光にも塵ひとつ浮かばない。
すっかり空になった籠の中身を覗き込んで、やりきったという充足感。
あんまり気持ちがいいものだから、ついでに布団も干そうかな。
ふかふかの布団に飛び込む姿を想像し、自然に笑みがこぼれてくる。
さあ、一週間のはじまりだ。
絵 はしもとあやね （ @enayacomic ）
文 ねきの（ @nekino_e ）
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