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「たまご」になった日

【2022年3月7日】

3月3日、ひな祭りの日。夕食にちらし寿司を用意した。

この日、ちょうど2歳3カ月になった息子には、ミツカンさんの五目ちらしを混ぜた酢飯と海苔、錦糸卵、ちょっとだけ大葉を乗せたちらし寿司を、お茶碗に盛って出した。

いつもと違うお茶碗の中身をじーっと観察する息子。そして、目を輝かせてキッチンに立つ私に向かい「たまご!」と言った。

私は思う。「あぁ、昨日まではたまごのことを『たがも』と言っていたのに。また1つ、可愛い言い間違いが減ってしまった」と。

1年前、1歳3カ月の頃はまだ1語文だった。乗り物好きな息子は、バスを見て「バフ!」と言っていた。その他にも、可愛い息子語はたくさんあった。
おまわりさん → まりーさん
エプロン → エピ
オリンピック → オピック
ミッキー → マッフー
テレビ → テビリ
ペットボトル → ペッポポトル → ペットポトル(進化形)
(物が)出っぱなし → でったまし

男の子はしゃべり始めるのが遅いと言われるけれど、息子はよくしゃべるし、よく歌う。というかもはや、ご飯を食べているか、トーマスを見ている時以外は、常にしゃべっているか歌っている。最近では、私が夫に向けて話していることを、そっくりそのまま真似するし、テレビから聞こえてきた言葉を正確に言う。起きている間はひたすら、インプット&アウトプット&アウトプット&アウトプットしている。

そうやってアウトプットしまくっているから、どんどん言いにくい言葉も言えるようになるのだと思う。親としては、また1つ成長という階段を登ってしまったことに、若干の寂しさを感じる。

でも、間違っても気にせず、臆することなくアウトプットしている姿を見て、大人である自分もそういう姿勢でありたいと思った。

(画像は、保育園で作ってきたひな飾り)




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