【禍話リライト】いる
九州にある大学の、とあるサークルであった話。
そのサークルには、いわゆる霊感少女がいた。といってもそっちの方向のサークルではなく、楽しく酒を呑んだりするがメインの健全な集まりだ。
ゲームやら音楽やら昨日見たバラエティ番組の話を皆で賑やかに話していても、その子はいつだって唐突にそういった話題を出してきた。普通だったらなんだこいつと面倒くさがられてハブられるものの、問題はその子の容姿がなかなか可愛いということだった。
なので下心丸出しの先輩が同意したり聞き返したりと構えば構うほ