＃91 高校球児の就職相談に乗ったというお話。
夏の選抜高校野球の地域予選大会も終わり、社会に出るための準備を進めている甥っ子。昨日は親戚一同の集まりがあったので、採用試験に向けての相談に乗っていました。
これまで野球漬けの日々を送っていた彼にとって、企業調査をしたり、志望動機を考えたりすることは相当こたえたようです。
二日間にもわたって志望動機を書いては直し、書いては直しを繰り返した結果、ようやく提出できるところまで到達できました。
今日の記事は、一緒に企業調査をする中で「豊田綱領」という存在を知り、記憶に残したいと思いから書き起こした内容となっています。
「豊田綱領」とはトヨタグループ全従業員の行動指針
私のように「豊田綱領ってそもそも何だよ？」という方もいますよね。
Googleで検索するとトヨタ自動車株式会社の公式サイトが出たり、トヨタグループの主要13社に属する株式会社ジェイテクトが検索結果に出たりします。
検索結果の中でも特にわかりやすかったのがトヨタ産業記念館がまとめている『現在のトヨタグループへつながる理念』です。まず「豊田綱領」の内容を紹介させていただくと
〜豊田綱領〜
一、上下一致至誠業務に服し、産業報告の実を挙ぐべし。
一、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし。
一、華美を戒め質実剛健たるべし。
一、温情友愛の精神を発揮し家庭的美風を作興すべし。
一、神仏を尊崇し報恩感謝の生活を為すべし。
という内容。1935年10月に制定されたこの「豊田綱領」は90年近く経った現在でもグループに引き継がれているそう。
なお、より広く一般的に紹介された内容がこちらです。
”みんなお互いに、自分の受持つ仕事を誠実に果たし、自分の職域を通じて、広く社会に報いるよう、そして、日本の国がより立派な国となるよう努力しなければならない。
いつも、研究と創造の精神を忘れず、つねに時代の先頭に立って進もう。
ぜいたくや、はでなふるまいはせず、強い心を持って堅実に、
またあたたかい心を持って助け合い、家族のように仲良くしよう。
いつも敬けんな気持ちを忘れず、元気に、明るく暮せることを感謝して毎日をすごすようにしよう”
90年も前から現在でいう「八方善し」の大切さを説き、モノづくりのリーダーとして牽引していったトヨタ自動車には流石の一言。
「豊田綱領」の存在を今の今まで知らなかった自身を恥ずかしく思うほど、素晴らしい内容でした。
「凡事徹底」
「利他心」
「考える力」
「足るを知る」
「世界平和」
これらは私が普段から大切にしているコトですが、より大切に育もうという気持ちになっています。知るきっかけは甥っ子の就職相談でしたが、この偶然の出会いには感謝しかありません。
夏休みが明ければ本格的に面接練習や試験対策が始まるそう。
長く続く社会人生活を充実させるためにも、しっかり頑張るんだぞ。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは自己紹介と妻の産後ダイエット記録です。
自己紹介
私は製造業で勤めながら、妻のダイエットをサポートしている【えとろぐ】と申します。
幼い頃に両親が離婚し、十代の多感な時期を祖父母のもとで過ごした体験から「片親で育つ子どもをなくす」ことを人生の目的としています。
私一人でできることは限られていますが、皆さんの目にとまり、一緒に考えるきっかけを作れたらと思い、発信活動を行っています。
家族のこと、ダイエットのこと、仕事のこと、まとまりのないジャンルですが、毎日を”ちょっと良くする”ための考え方や工夫をお伝えしていきます。
DAY137 53.4kg
最後まで読んでいただきありがとうございます！ 記事は読みやすかったですか？あなたのためになったでしょうか？ 私が体験したこと、学んだことが少しでもあなたの心に残るととても嬉しいです。