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自立支援医療制度の手続きへ行ってきました

今日、自立支援医療制度の手続きをしに役所へ行ってきました。
手続きは予想以上に簡単で、ものの10分程で終了。

「きっと面倒な手続きなのだろうな」と、重い腰をあげて、やっとの思いで役所へ行ったのですが、面倒なことは何一つなく、一瞬で終わりました。

「そもそも自立支援医療制度とは?」
「面倒で私もまだ手続きができていないのよ…」
という方がいらっしゃったとしたら、少しでもそのような方の参考になれば嬉しいなと思っています。

※私の場合は、精神通院医療の自立支援医療制度です。
※お住まいの市区町村やその人の状況によって、制度が適用になる(ならない)・制度内容・申請方法等も異なる場合があると思うので、あくまで参考までにと思っております。

自立支援医療制度とは?


まず、自立支援医療制度とはなんぞやについてですが、厚生労働省のHPによると、下記のように説明されています。

自立支援医療制度は、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。

厚生労働省HP

私の場合ですが、適応障害という診断でこの制度を利用するため、精神通院医療になります。心の障害を負っている私に、その障害を除去・軽減するために、国が医療費をさらに一部負担することによってサポートしてくれる制度なのですね。

制度の概要

さらに踏み込んだ制度の説明です。この制度は、精神疾患のために継続的な治療を受ける必要があるとみなされて通院をする場合の医療費の負担を軽くするための制度です。一般的に、医療保険では医療費の3割が自己負担ですが、この制度を利用した場合、自己負担は原則1割となります。

また、その他に負担上限月額が定められています。
上限額は利用者本人の収入や世帯の所得・疾患等に応じて異なっています。

役所に行った際、「はじめての申請だ」ということを役所の方にも伝えると、担当の方が細かく丁寧に教えてくれたので安心しました。

どこで手続きをするのか

申請窓口は、居住地の市区町村になります。

定期的に通院をしている心療内科から、「お住いの場所の役所へ申請に行ってください」と言われたので、近所の役所(出張所)へ行ったところ、「ここでは手続きができない」とのことで、再度指定された役所へ行ってきました。

「とりあえず行けばなんとかなるさ星人」の私は、近所の役所へ行き、そちらで色々と教えてもらったのですが、「最初から役所へ電話で聞いてから行った方が体力的に疲れなかったな」と少々後悔をしました(笑)

私のようにならないためにも、まずは、お住まいの市区町村の窓口へ電話をし、どこで申請手続きができるのか確認されることをお勧めします。

手続きをすることとなったきっかけ

主治医の先生に、社会復帰のためのリワークプログラムへの参加を希望したところ、自立支援医療制度というものがあるということを伺いました。同時に、定期的に通院しているクリニックかつリワークプログラムへ通う費用も安くなるため、こちらの制度の手続きをすることをお勧めされました。

医療費負担が3割から1割になるのって、とてもありがたいですよね。

何の迷いもなく、手続きをすることを決め、主治医の先生に診断書を書いて頂きました。

手続きの際に必要なもの

・健康保険証
・医師からの診断書
・マイナンバーが分かる資料(あれば)

が必要なものでした。

健康保険証と医師の診断書はマストです。
ちなみに、この医師の診断書は3、4000円ほど発行いただくのにかかりました。ただ、今後の医療費負担額が軽減することを考えると、手続きすべきと判断しました。

手続き後の流れ

今日聞いた役所の担当の方からの説明によると、数か月後に自宅に自立支援医療の原本が届くとのことです(原本受領までの期間も各市区町村により差があるそう)。

また、私の場合、本日手続きをした自立支援医療の控えを、通院しているクリニックと今後通うリワークプログラムの病院、いつも使っている薬局に次回行く際に持っていく必要があるとのこと。

そして、自立支援の原本が自宅に届くまでは今まで通り3割負担のまま支払い、通院ごとに領収書は手元に置いておき、原本が手元に届いたあと、3割支払った分を1割負担に調整して頂ける(=返金手続き)ようです。


お伝えしたかったことは、
「自立支援医療制度なるものが存在するよ」ということと、
「手続きがかなり簡単でしたよ」ということです。

少しでも参考になれば光栄です。

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