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日記 【京都から日帰りハイキング:芦屋川駅から六甲山〜油コブシ】

こんばんは。京都一周トレイルも一通り終わらせたし、京都の低山も良いけれど何度も行くと飽きてしまうし、体力的にちょっと物足りないと思われているハイカーの方は居るのではないだろうか。私もそう思っている一人だ。

なので、今回は京都から日帰りで行ける県外のハイキングスポットを開拓する事にした。今日は兵庫県は神戸にある、六甲山だ。ゴールデンウィークで京都にも大阪にも人は溢れているけれど、登山をする人はそこまで居ないだろう。

京都の高島屋の地下から阪急線に乗って、神戸の芦屋川で降りる。乗り換えを含めて1時間26分かかった。山側に出ると、目の前にお手洗いがある。

閑静な住宅街の中を通って高座の滝方面の登山口に向かうが、流石芦屋、お屋敷ばかりで、外に駐車されている車はベンツにBMW、ボルボ等全部外車で、おまけに高そうなモデルだ。家も大きいのでお手伝いさんが居るのかな、とか周りからのプレッシャーで乗る車まで気をつけないとならないのかな、等と考えながら歩いて進む。

標識に沿って進んで行くと、ロックガーデンという場所に辿り着く。中には高座の滝がある。写真だけ撮って進んでいくと、流石ロックガーデン、岩場だらけだ。私は岩場が好きなので岩を登っていくのは楽しいが、苦手な人もいるかもしれない。滑りやすいので、靴底はしっかり岩肌を掴むタイプが良いと思う。

岩場を登って行くと、途中ナーナー声が聞こえてくる。声の方向を見たら、なんと猫が居た。何を食べて生きているのだろう。

猫にナーナーと私も話しかけた後、暫く岩の多い道を進むと、高座の滝の次の目標である風吹岩が現れた。一応岩の上に登って写真を撮ったりした。ここには沢山の大きな蜂が居てちょっと怖かった。クマンバチでは無いけれど、お腹の部分が黒くて親指の第一関節くらいある大きい蜂だった。この岩まではハイカーやトレイルランナーはまあまあ数が居た。混んではいないけれど、空いてもいない。

そして何故かここにも猫が2匹。他のハイカーの話を聞いていたら、誰かが猫の小屋を置いているらしい。餌ももらっているのだろう。鹿や猿、兎や犬は山で見た事があるが、猫が山に居るのは初めてだ。

最初は曇っていたが段々空が晴れて来て、青空も見え始めた。新緑が美しい。風吹岩を離れて六甲山に向かう道では、すれ違う人の数はぐっと少なくなった。

風吹岩の後の目標は六甲山の山頂だが、途中ゴルフ場の中を通っていく。

川も越える。

この後階段に続く階段で、もうそろそろ止めて欲しい、と思っていたら六甲山の山頂の手前の車道とぶつかる場所に出た。階段は終わりで、ここで道は平坦になる。そして脇に休憩出来る茶屋が有った。レモンスカッシュ450円と書いてあって、シュワシュワーと冷たくて甘い喉越しを想像して惹かれたが、今まで折角脂肪を燃焼して来たのにここで砂糖たっぷりのレモンスカッシュを飲んだらそれまでの苦労がそれこそ「水の泡」になりそうだったので我慢した。

茶屋を通り過ぎたら、横にちゃんと自動販売機が有った!ここでおいしい水を買って水分補給を済ませ満足した。

車道を反対側に渡ると、綺麗な水洗のトイレがある休憩所がある。ここは売店などは無いが、綺麗だし椅子もあるので沢山の人が休んでいた。

私もお手洗いを利用した後、六甲山の山頂へ向かう。休憩所からは歩いて10分くらいだった。私は山頂にある大きな豆腐の様な色と形の岩の上でランチに。景色は良かったが、この時点では未だ少し雲が多かった。

ランチを済ませた後は、六甲ガーデンテラスに向かう。六甲山と六甲ガーデンテラスの間で見た通信中継所。最近山に投資する本を読んで、通信施設があるとその山の所有者は通信業者からお金が貰えると知った。六甲山は個人所有では無いだろうから関係無いが3つもあって凄い。

六甲ガーデンテラスまでの登山道は、最初の半分は平坦で山を登ってきたご褒美の様に感じる。しかし、半分くらいから結構又階段があるので、六甲山を登った後用にも体力を温存しておく方が良いと思う。

遂に辿り着いた六甲ガーデンテラス。展望台から神戸湾が見渡せる。レストランやお土産屋さんもある。車でのアクセスも良いのでハイカーだけで無く普通に観光をしている人も居たけれど、混んではいなかった。私はここで291円の抹茶アイスを頂いた。しかし、お土産屋さんの隣にある食堂でワッフルコーンのソフトクリームが350円で売られているのを後で知って少し後悔した。

六甲ガーデンテラスの後は、記念碑台まで行ってから下山する事にした。途中ゴルフコースの真ん中を抜けていく。平坦な道が続く。

ゴルフ場の後は、アスファルトで舗装されている道に出て六甲ケーブルの駅まで歩いた。辿り着いたが、ケーブルカーは使わず、ケーブルカー脇にある登山道を通って下山した。

途中、小さな石に描かれたお地蔵さんとデーモン閣下のようなキャラクターが石と一緒に丸太の上に飾られているのを目撃した。誰がこんな事を?可愛い。

最後に、こちらの階段を下って街に出た。阪急六甲の駅まで歩くつもりだったが、丁度発車するバスが停まっていたのでバスを使う事にした。

今回のYAMAPでの記録は以下の通り。六甲山は登山道も単調で無く楽しかった。途中すれ違ったハイカーの方は、六甲山を抜けて有馬温泉まで行くと言っていた。温泉の後はバスで戻るという羨ましいルートだった。私も又別の道を通って違うコースで六甲山を登ってみたい。

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