日記 【確定申告終了!】

こんばんは。本日やっと確定申告を終了したが、終わるまで起きた問題の話をしたい。

クラウド会計ソフトfreee

私は何年も前から、freeeというクラウドの会計ソフトを使っている。使っているのは、個人用の一番安いプランのサブスクリプションだ。

私は確定申告の時しか会計ソフトを触る時は無い。freeeには簡単に確定申告を準備出来る機能があるので、これが目的で利用している。

又、銀行口座やクレジットカードの情報を提携して、吸い上げた情報を収入と支出に仕分け出来るので、1から情報を入力する必要が無いのが便利だ。

情報を提携していると言っても、全ての銀行とクレジットカードをリンクしている訳ではないし、現金の情報や何かまとめて入金や出金があった時などは全て手入力になる。なので、そういった情報を足して、レポートを出力して、確認して、の作業を満足出来るまで何度か繰り返す。

ところが、2019年度は、会社を辞めて退職金の処理などわからないところがあったので、初めて税理士さんにお願いした。なので、今年は2年振りに自分で確定申告を準備する事もあり、freeeの使い方は頭の中からさっぱり消えていた。

freeeから所得税の電子申告を試みる

それでもなんとか納得できる確定申告の書類が準備出来た訳だが、書類を提出する際に問題が起きた。

先ず、私は昔開業申請をして、複式簿記の情報を使った青色申告をしているのだが、今年から青色申告の控除額が変わった。

オンラインで書類提出する場合は65万円の控除。税務署に行って書類提出する場合は55万円。控除なので税率の分しか戻って来ないが、無駄にはしたくない差額だ。

以前は心配なので税務署にわざわざ行って書類提出していたが、この10万円が私の心を動かした。今年はオンラインで書類提出に決定だ。

しかし、mac/iPhoneユーザーにはこれは簡単な事ではなかった。

先ず、余計なお金を使ってカードリーダーを買うのは勿体無いので、e-TaxでサポートされているiPhone11X Maxでマイナンバーカードのスキャンして申請を試みた。だが、何度試しても駄目。エラーになってしまう。利用者証明用電子証明書を登録する所で、エラーになってしまうのだ。

10回くらい試したが、無理だったので、これはもう何が悪いか調べるのに時間を使うより、カードリーダーを買ってパソコンから申請した方がいいと割り切った。アマゾンで、24時間以内に届くmac対応のカードリーダーを3,750円で購入した。

freeeから出来ずにe-Taxから電子申告

さて、本日届いたカードリーダーのドライバーをインストールし、ソフトウェアも全てダウンロード、設定して無事にマイナンバーカードはスキャン出来た。

利用者証明用電子証明書もe-Taxで登録出来た。

しかし、freeeから直接確定申告書類の申請をする所でエラーになってしまった。何度試しても駄目で、段々絶望的になってきた。利用者証明電子証明書も再登録してみたが、それでもエラーになる。

2時間以上色々調べながら同じ問題で格闘したところで、はっと我に返った。私の目的は、freeeから所得税の電子申告をする事でなくて、電子申告自体を終わらせる事だ。

こういう時、香港人はすぐ気が付いて、「あなた何やってるんですか?こっちの方が早いよ」とか私のアホさを見下しながらアドバイスしてくれる。香港人は、私の知る限り要領が良く頭の回転が早い人が多い。効率の悪い事が大嫌いだ。

本日私がやっていた事は香港での悪、効率悪さナンバーワンだった。

自分の目的を再認識したら、答えはもう目の前にあった。freeeの提出のメニューのすぐ下に、国税庁のe-Taxソフトを使う場合というセクションがある。開けてみると、“freeeでの電子申告がうまくいかない場合・freeeの電子申告アプリで提出できる書類以外を電子申告したい場合は、国税庁のe-Taxソフトをご利用ください。” とある。

私は、e-Taxにログインして、freeeで作成した確定申告書類を無事提出した。

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