日記 【京都:自転車に乗った子供と手袋】
こんばんは。一昨日、京都は曇が多かったが雨は降らなかったので、又自転車を借りて移動することにした。
徒歩だと随分と時間がかかってしまう場所に自転車だとあっという間に辿り着ける。この日は、スタバで朝のコーヒーを飲んでからパンスケープという美味しいパン屋さんに向かった。土曜日だけ売っている、アップルパイのスライスが目当てだ。
こちらが一つだけ残っていたそのアップルパイ。パイがパリパリで甘さ控えめの、感動的な美味しさ。京都って何故こんなに美味しい物ばかりなのだろう?胃袋がいくら有っても足りない。
無事にアップルパイを買えたことを喜びながらパン屋さんから帰る途中の商店街で、自転車に乗った子供が手袋を落としたのを目撃してしまった。
子供は気が付かないで行ってしまった。私はその手袋を拾って、急いでその子供の後を追ったが、子供は物凄い速さで自転車を漕いでいて既に随分と離れた場所まで行ってしまっていた。
私も必死で自転車を漕いだ。諦めそうになったが、商店街を抜けて、人通りがまばらな道に曲がってやっとのことで追いついた。客観的に考えたら、スピードを飛ばして自転車で行く子供の後を更に自転車で追いかける自分に可笑しくなる。
驚かせないように、十分な距離を取って、手袋落としたんじゃないかな?と声を掛けると、彼女はすぐに自分の手袋だと気がついたようだ。手袋を受け取り、ポケットに閉まって、お礼を言って去って行った。
無事に手袋を渡せて、よかったよかった。
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