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【エンタメ系記事】まとめ

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映画や本、音楽、アニメなどエンタメ系の記事をまとめています。みなさんと感想を共有したいです。
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#映画感想文

【映画】ネタバレNG圧力を感じながら「THE FIRST SLAM DUNK」

 映画公開前にほとんど内容が明かされていなかったこともあり、またネタバレするなという圧力がものスゴイので、注意して書きます(;^_^A といいますか、映画に触れそうな内容は書きません。 スラムダンクの主題歌といえば、「世界が終わるまでは」ですよね💡 カラオケでは、これを歌わずにはいられない名曲 みなさんはスラムダンクの好きなシーンは何でしょう? わたしは安西先生の過去について書かれた場面で、現在の大らかな風貌とは打って変わって、大学チームの監督をしている時の安西先生の話

【映画】鉄の意志を持つ少女「トゥルーグリッド」

 コーエン兄弟が、巨匠スティーブン・スピルバーグと初コンビを組み、1969年の西部劇「勇気ある追跡」をリメイクした作品として2010年に公開した。ぜひ、みなさんに紹介したい映画です✨ 同じくコーエン兄弟の作品で、↓ の「ビッグ・リボウスキ」という映画のレビューもしたが、主演男優のジェフ・ブリッジスがこの映画にも出演(コグバーン保安官)しており、圧倒的な存在感を放っている。 この映画は当時、女性が発言権を持たなかったアメリカで、しかも少女であるマティー・ロスが「この世で代償

【映画】なぜこんなにも美しい「A MAN CALLED OVE」

 2016年に公開されたスウェーデンの映画で、日本での公開名は『幸せなひとりぼっち』 小さな街の周辺住民と迷惑を掛け合いながら生きていく中で、見つけた大事なものたち、それがこんなにも美しい映画に昇華されている。 ↓ ここから、簡略レビュー 主題歌はスウェーデン歌手のLALEHという方の曲で、神々しく映画ともマッチしてました。『En Stund på Jorden』(地球で許された時間) ↓ 映画はこちらのマガジンに収録

【映画】想いを繋ぐ「アイ・アム まきもと」

 何を大事に生きるかは人それぞれですが、世の中には自己中心的な考えで生きている人がいる一方、自分のことよりも他人のために尽くしている人もいます。 この映画は他人で、しかも亡くなった方のために、想いを繋ぐ仕事をしている牧本さんの物語です。葬式は親族との別れの場だけでなく、関わった人への想いを繋ぐ場でもあるのだと考えさせられました。  重めのタイトルですが、牧本さんの挙動をはじめ、コミカルな感じでストーリーは進んでいくので退屈しませんでした。 印象的だったのは、老人が亡くな

【特選映画】過激な描写が無くとも自由で平和な〈日常〉の大切さを教えてくれる映画

2020年代に入っても、子どものときに想像していた以上に、平和で自由ではない場所が減らないばかりか、新たに出現している現状を、ニュースで目にする度に、自由や平和な〈日常〉が当たり前ではないことを再認識させられます。その自由で平和な〈日常〉を維持するためには、多くの人がそのことを共有する必要があるかと思います。そして、映画は、それには、打って付けの媒体の一つです。   ただ、現実をそのまま映像として体感することは、かなり心理的な負担を要します。特に、子どもたちには、心理的に耐

【人は恋をしたら走るんだ】映画『リコリス・ピザ』感想【思いを身体に抑えておけないから】

7月1日から公開されている映画『リコリス・ピザ』。70年代のハリウッド近郊、サンフェルナンドバレーを舞台に年の差のある男女の恋愛を描いた作品だ。監督は『マグノリア』(2000)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2008)など、世界3大映画祭全てで監督賞を受賞している名匠ポール・トーマス・アンダーソン(以下、「PTA」という)。 主演のゲイリーを演じるのは、PTA監督常連だった故・フィリップ・シーモア・ホフマンを父に持つクーパー・ホフマン。もう一人の主演のアラナを演じるのは

【映画】現実・夢・記憶の狭間で 「潜水服は蝶の夢を見る」

 印象に残った映画記事を投稿したところ、意外にも反響いただけたのと、記事が書きたくなった作品がいくつか出てきたので投稿致します。 この映画は2007年カンヌ国際映画祭・アカデミー賞でも話題となったジュリアン・シュナーベル監督の実話をもとにした作品になります。ここからネタバレ注意!  有名な雑誌「ELLE」の編集長のジャン・ドーは、病院のベッドで目を覚ますと自分の体が動かないことに気付きます。 脳梗塞で倒れたことで、体への神経伝達ができなくなってしまったのです。そんな中、

【映画】人を駆り立たせるもの 「キャッチミーイフユーキャン」

 みなさんも自分が今熱中しているものに、なぜこんなに捉われてしまうのだろうと疑問に思うことはないでしょうか? この映画は実話が元になった、どこか憎めない詐欺師のフランク(ディカプリオ)と、そのフランクを追うカール(トム・ハンクス)の逮捕劇と更生の物語です。ここからネタバレ注意  フランクは小さい頃に、両親の問題から家庭崩壊となっていく様に耐えかね、家を飛び出します。 「華麗なるギャッビー」という映画も大好きなのですが、若くして自分の生き方を真剣に考えなければならない状況

【映画】私の心を救ったヒューマンコメディー 「ビッグ・リボウスキ」

 私は映画が好きだ。なぜなら、手軽に現実逃避できるからだ。学校の卒業文集にも好きな映画タイトルを書いた記憶があるw 小学校の頃から金曜ロードショーを楽しみにしていた。インディージョーンズ、バックトゥーザフューチャー、、挙げればキリがないが、自分が知らないワクワクする世界に魅せられていたのだろう(誰?w)。 今回タイトルとする映画は「ビッグ・リボウスキ」、有名なコーエン兄弟監督の映画で、主人公は写真左のデュード(ジェフ・ブリッジス)で、もう一つ好きな映画「トゥルー・グリッド