クーヤ

漫画紹介記事を書いていきます。不定期更新。

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最近の記事

個人的ペットボトル茶5選

 2年ほど前からジュース系飲料をなるべく飲まない生活を始めた。とは言え、単にジュース断ちをするだけでは長くは続かないことは分かっている。その対策として目を付けたのがお茶だった。  お茶の葉やティーパックを沸かす気力はないが、ペットボトル茶ならジュースと同じぐらいの値段で手軽に買えるし、種類も豊富。自分が求めるのはジュース以外の飲み物のバリエーション。基本糖質0のお茶は最適である。  そんな経緯で始まったお茶を嗜む生活。今回はその中で気に入ったペットボトル茶(500~600mm

    • ここ一年でアプリで漫画を読むことが増えてきた。課金アイテムも時々投入し、長期連載作品もいくつか読破。ずっと単行本購読派だった身としては思いがけない変化だ。

      • 再挑戦 スーパーマリオ64

        1.再挑戦にあたって  かつてNitendo64専用ソフトとして発売された『スーパーマリオ64』(以下マリオ64)。私も長時間プレイしたものだが、この作品を楽しめていたかどうかと言われると微妙である。スーパーファミコンではなしえなかったグラフィック・音響の数々にはワクワクさせられたものだが、ゲームクリアするには至らずダラダラとパワースター(以下スター)を集めていた。理由は単純、最終戦クッパが倒せなかったからだ。結局スターは100枚近く集めたが、ゲームクリアした満足感を得ること

        • 時々起こる『ゴルゴ13』読書欲。コンビニで衝動買いすることが多いが、今回はファンのおすすめエピソード「芹沢家殺人事件」が収録された27巻(SPコミックス版)を電子書籍購入。巻末資料含め、ゴルゴ13という男の謎に迫る1冊。

        個人的ペットボトル茶5選

        • ここ一年でアプリで漫画を読むことが増えてきた。課金アイテムも時々投入し、長期連載作品もいくつか読破。ずっと単行本購読派だった身としては思いがけない変化だ。

        • 再挑戦 スーパーマリオ64

        • 時々起こる『ゴルゴ13』読書欲。コンビニで衝動買いすることが多いが、今回はファンのおすすめエピソード「芹沢家殺人事件」が収録された27巻(SPコミックス版)を電子書籍購入。巻末資料含め、ゴルゴ13という男の謎に迫る1冊。

          『劇場短編仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』・『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』感想二冊斬り

           2020年12月18日公開『劇場短編仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』・『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』、どちらも予想以上の衝撃を与えてくれた作品だった。以下ネタバレ全開で感想を書き連ねていく。 振り切ったアクション偏重劇場 『劇場短編仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』  今回の敵は破滅の本を携えた剣士バハト(仮面ライダーファルシオン)。封印から目覚めた彼はワンダーワールドを虚無に導くことで現実世界をも破滅させようとする。そんな彼

          『劇場短編仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』・『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』感想二冊斬り

          有名劇作家の秘密が明かされる? 『7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT』

           「シェイクスピアは7人の作家集団だった」。驚愕の仮定の元にシェイクスピアの半生を描くのが、ハロルド作石『7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT』である。 ・大胆な設定と劇中演出 史実でのシェイクスピアの出身地はイングランド(イギリス)の片田舎。子供の教育環境はまだ十分整っておらず、本は庶民が気軽に買えないほど高い時代。そんな教養のない環境で育った彼が突如ロンドンで劇作家・俳優として大成功を収めてしまう。偉業過ぎて「シェイクスピアは他の劇作家のペンネームでは

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          草加雅人、再誕 『仮面ライダー913』

           死んだ人間が生き返ることで誕生する怪人オルフェノクと彼らを倒す力を持つ仮面ライダー。人間と怪人の様々な感情の交錯を描いた特撮ドラマ『仮面ライダー555(ファイズ)』(以下『555』)、そのスピンオフとして制作されたのが、石ノ森章太郎原作、井上敏樹脚本、村上幸平協力、かのえゆうし作画『仮面ライダー913(カイザ)』である。本作はタイトル通り『555』の二号ライダーとして活躍した仮面ライダーカイザ・草加雅人を主人公に据えている。  この作品の紹介をする上でまず説明したいのが草

          草加雅人、再誕 『仮面ライダー913』

          思い出の『鋼の錬金術師 翔べない天使』について語る

           先日ツイッターにて『鋼の錬金術師』関連のツイートを見かけて、思い出が蘇ってきた。荒川弘『鋼の錬金術師』、アニメ・ゲーム・小説・映画と様々なメディア展開を果たしたダークファンタジー漫画の金字塔である。そんな作品に私が初めて触れたのがプレイステーション2ソフト『鋼の錬金術師 翔べない天使』だった。今回はこのゲームについて語っていく。  始まりはゲーム雑誌の特集記事だった。当時原作のことは何も知らなかったが、物質を別のものに作りかえる錬金術・業を背負いつつも明るいボケツッコミを

          思い出の『鋼の錬金術師 翔べない天使』について語る

          青木ハヤト『高機動無職ニーテンベルグ』

          無職と社畜が人型巨大ロボに乗って戦う漫画。それが『高機動無職ニーテンベルグ』である。 労働歴と名付けられた架空の世界。主人公は実家に引きこもり、ゲーム生活に没頭する青年・不動遊。怠惰な生活に目を付けられ、社畜生活を強制する強制労働(デス・マーチ)軍に拉致される羽目になる。そこで出会った少女と巨大ロボ・ニーテンベルグに導かれ、遊は無職同盟(リガ・ジョブレス)のパイロットとして社畜との戦いに身を投じることとなる。  あらすじの時点でぶっ飛んだ展開だが、恐ろしいことに事実だ。そ

          青木ハヤト『高機動無職ニーテンベルグ』

          灰原薬『応天の門』

           菅原道真。平安時代の稀代の政治家にして学問の神様。本作はそんな彼の若き日々を描くクライムサスペンス漫画である。  主人公・菅原道真は天才ではあるが、自分の知識を活かす場面がなく、周りの人との交流にも興味を持たない青年。そんな彼が出会うのは検非違使(当時の警察機関)の在原業平。彼が持ち込む事件の捜査を行う中で、道真は人間的な成長を見せていく。  書物の中の知識が全てだった道真が、様々な立場の人と出会う。当然知識だけではどうにもならない場面もあり、後味の悪い結果となることも

          灰原薬『応天の門』