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*家庭菜園について-前編-

私は、4年ほど前から気まぐれに家庭菜園にチャレンジをしています。
はっきりと思い出すことはできないのですが、庭のスペースが余っていたので有効活用してみたかったことや母の実家が農家だったこと、美容のためにトマトを多く食べたいと考えていて、家で収穫できたらとても良いなあと思ったことがきっかけとなった気がしています。

そこで今回は、家庭菜園についてお話をしていきたいと思います。

-野菜を作る楽しさ-

家庭菜園の楽しさはやはり「育てる、収穫する、食べる」という一連の流れの中にあるのではないかと私は考えています。
自分の手で植え、成長を見守りながら育て、達成感を得ながら収穫をし、採れたての野菜を食べる。“採れたて”というだけでも美味しいですし、自分が大切に育てた野菜であるということでより一層美味しく感じたりもします。
食べ物を大切にする気持ちや、作った人への感謝の気持ちも芽生えるかもしれません。

・ハイライトは何度かやってくる

初日の畑
数日後の畑

野菜を育てているとハイライトが何度かやってくるのですが、その1回目が「植え付け」だと私は思っています。
私の場合は、雑草だらけのスペースの草を取るところからはじめなければいけなかったのでより強くそう感じたのかもしれませんが、草を取り、土を耕し、整ったところに苗を植える瞬間はとてもワクワクしました。
上の写真1枚目が、苗を植えた初日のものです。

その後も畑の様子は日々変化を続けます。
2枚目の写真は、小雨の日に畑のお手入れをしている様子です。雨の日や風の強い日などはお手入れをすることが難しいため、それ以外の天候の休日はできるだけお手入れをしてあげます。
昔からの言葉で「足音は畑の肥やし」というものがあるそうで、「足しげく畑に行くことが何より肥やしになる」という意味なのだとか。

・開花で愛着も増す
私の思う2回目のハイライトが「開花」です。
苗だった頃はみんな緑色だった野菜たちがそれぞれの花を咲かせると畑も賑やかになり、“この花をきっと実らせよう” という気持ちから愛着もグッと増します。

野菜たちの花

上の写真はそれぞれミニトマト、ナス、ピーマン、キュウリの花。
普通に生活をしているとそれぞれの野菜の花を見る機会はあまりないので、目に新鮮でとても楽しいです。
私は自分で育てて、初めてピーマンの花が白いことを知りました。

・守り、育てる
3回目のハイライトが「実り」です。
小さな実はとても可愛らしく、畑を見るのがより楽しみになります。
同時に、虫や鳥に成長を妨げられてしまう心配が出てくるため、ネットを被せて実を保護したり、薬を使って虫対策などをします。
私の場合はなるべく無農薬で育てたいため、人の口に入るもので手作りした虫除けスプレーを使っています。

ネットを被せたミニトマト
実り始めた野菜たち
キュウリのツル

4枚目の写真はキュウリのツル。
支柱や紐を使って支えてあげなければいけなかったキュウリが、ツルを伸ばして自分で自分を支えられるようになった時には感動のようなものを覚えました。

・1番のハイライト
私が思う1番のハイライトがここ、「収穫」です。
この瞬間のために頑張ってきたと言っても過言ではないかもしれません。
達成感の中で収穫した野菜たちは、とても輝いて見えます。

収穫した野菜たち

野菜たちの成長は案外早いもの。
何日か目を離したり、大切にしすぎたりしていると実が大きくなりすぎて割れてしまったり、硬くなり甘味が減ってしまうことがあるため、慣れないうちは気持ち小さいくらいのタイミングで収穫することをおすすめします。

収穫している時、これをどう食べようかと考えるのもまた楽しいです。

・食すのも楽しい
最後のハイライトが「食す」瞬間だと思っています。
育てた野菜は、採れたてを味わう貴重な機会なので収穫した当日に食べるのがおすすめ。
通常、収穫された野菜が店頭に並ぶのは最速でも収穫の翌日になってしまうため、採れたての野菜を味わうことができるのも家庭菜園の大きな魅力の1つなのです。

トマトの料理
ナスとキュウリの料理

採れたての野菜は、驚くほどに甘味が強くて美味しいです。
私が特にそれを実感したのが焼きナス。ナスを育てた人には是非試してほしいです。

そして、個人的におすすめなのが「バジル」。
バジルは特別なお手入れをしなくてもすくすくと育ち、長い期間収穫ができます。

バジルの楽しみ方

摘み取ったバジルは、サラダに混ぜたりカプレーゼにしたりと、そのまま使うことが可能。簡単なソースにすれば、ドレッシングとして使ったり、パスタと和えればジェノベーゼにもなります。レンジで乾燥させれば、日持ちする乾燥バジルにも。
手軽にはじめられて、用途も様々なのです。

後編へつづく…

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