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私がいま集中すべきこと

引き続きロンドンで撮影した映画の録音作業に励んでおります☺︎

俳優としての仕事は本当に久しぶりなので、そもそも「表現・演技とは」というところから色々再考させられてる。

そして体調崩し気味。周期的な傾向もあるけど、表現やものづくりに没頭してる時って全方面過敏になることも思い出してるよん〜

それって普段は抑制してる感情・感受性を解き放ってるからなんだよね。無防備状態。オンオフの切り替えが俊敏に出来たら良いけど、器用じゃないんだよね。

この状態で外出したり人に会ったりすると大変なことになるから、隙間時間も極力家で静かに過ごしてる。んだけど、昨夜はリフレッシュにNetflixで韓国ドラマ「Celebrity」を観てた。

で、主人公の敵達の馬鹿馬鹿しさと底意地悪さ(皆さん演技が本当お上手)にイライラが度を越して爆発してた、、w

他にもフランスの暴動だの日本の大増税だの、実際のニュースも観てさ。不安や恐怖、もろもろ煽られるよね。

対して私に出来るのは、気落ちせず、愛・信仰・希望を携え続けること。と立ち戻る。これには現在/過去/未来の状況や所有など一切関係ない。

ただ真面目に生きてるつもりの生活者からしたら、理不尽で怒り悲しみが沸くのが当然だ〜‼︎という時も、下記の言葉を胸に留め実行する。

“そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っているすべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい。 それはわたしたちが、安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすためである。”

テモテへの第一の手紙‬ ‭2‬:‭1‬-‭2‬

批判や意見をしてはならない、ということではないと思う。黙ってたら何〜にも変わらない。

でもまず権威を尊重し、祈りとりなし、(どんなに酷い人格に見えたとしても)存在そのものに価値をおき感謝すること。その謙りを選ぶだけでも平安を感じる。

そして実際にどう動いていくのか。

私は今オーストリア在住で、いつかは日本へ本帰国したいと思ってるんだけど。その間またドイツの都市に移る話が出てる。選択の余地はあって、考える。

パッと見の条件が良い=幸せで居られるとは限らないし、絶対安全安心に問題なく暮らせる場所なんてないと思う。わかるのは都度その確率で、そんなのは率でしかない。

なんて、あんまり未来のことを考え過ぎるとクラッとする。生活の安定、目標の実現、子育て、介護、老後... みたいなところから、テロに戦争や大地震というところまで。完全対策なんか出来ないもん。

というかそもそも豊かな生活や長生きが目的なの?って話にもなる。つい昨日録ったセリフにも近いものがあった。「私たちは必ず死ぬのに死を避けようとばかり時間を割いてる」って。

子孫繁栄と共に、生き永らえようとするのも本能かもしれない。でも究極は、生かされてる間何が出来るかが主体であるべきじゃないのか?

5年後もうこの世に私は居ないかもしれない。でも携わった映画作品はオンラインで50年くらいは人々に観てもらえるかもしれない。

「そこに素晴らしい愛のメッセージがあるから、より良く伝わるよう命を注ぎ込む。」

自分の場合、今集中すべきはそういうことじゃないのかなって。

そんな風に考えてると、みるみる力が漲ってくるから不思議。

今日も真心込めて、頑張るよぉ☺︎

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