雪解けの大地が映し出す「心」のほぐれ②
雪解けが進みはじめる、4月の北の大地。
この地に足を踏み入れるのは、前職の出張以来となる6年ぶりだった。
今年の札幌は記録的積雪で、道や線路の脇に名残と、風の冷たさが頬に触れる。
もうすぐ芽吹き始めるだろう木々たちを眺めながら、旅の目的地まで心が先へ先へと急いでいるを感じる。
待ち受けていたのは、期待を遥かに超える、気づきと変容だった。
1話は、こちらから ↓↓
4.事実と主観「まず初めに、事実と主観を分ける練習をします」
慣れ親しんだ言葉だった。共に学んだ、大学院で