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自分のからだで実験:デトックス体験記

昨年5月、専門のデトックスコーチについてもらって、28日間の体質改善に取り組んだときのこと。

タイミングとしては、クラファンを終える頃で、サービスリリースに向けて自分自身を整えたいと、門を叩きました。

自己変容をググッと加速すべく、そのタイミングでコーチをつけたり、瞑想講座を受け始め、身体も心も軽やかにしていこうと試みました。

その経験からも、自分の心や身体の繋がりをより強く実感したので、今年はさらに自分のからだを使って実験していこうと決めています。

さらに、4月からはComma Labでも「Hanatsu」というファスティング・デトックスメソッドを活用したサービスをリリースする予定です。

そこにかける想いには、私の体験が紐づいているので、まずはキッカケとなった昨年のデトックスについて、私が受け取った印象や感覚を綴っていきますね。

1.デトックスを知ったキッカケ

社会人大学であるグロービス経営大学院大学に通っているときのこと、起業に向けての検証活動としてコーヒー体験のモニターを募った際に、あるグロービスの先輩が参加してくださいました。

それが、今回私のデトックスをパーソナルコーチしてくださった方です。
超大手企業から脱サラして、デトックスコーチをされているということで、人となりには興味津々だったのですが、その時は全くサービスに興味は湧かずw
情報の引き出しの奥底にしまわれていました。

2021年3月に実行したクラファンで、過去にコーヒー体験のモニターをしてくださった方、一人ひとりにご連絡をしていたのですが、そこでそのコーチに連絡を取ります。

「あっなんか今デトックスしたいかも」

衝動的な直感に導かれて、クラファンの応援&デトックスに興味あるので教えてください、という連絡をとってみました。

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そう、直感なんです。なんとなく、今だっていう感じ。
この感覚って結構大切で、自分がデトックスする準備が整っていると、自然と惹かれていくようです。

逆に、準備ができていないのに、痩せるからとか健康になりたいからと思ってトライしても、体調を崩したり、頭ではやりたくても気持ちがついていかないみたいなことが起こる。
不思議ですが、そういうような流れってなんでもあるように感じます。

大きな転機となるような出来事、転職も、結婚も、妊娠も。
こういった小さいように見えて自己変容を促すようなサービスも。

ということで、デトックスはたまたま起業の検証をしているときに出会った人から聞いた情報をストックしていただけ。

ファスティングは個人的に酵素ドリンクでやったことがあるものの、筋力が下がってしまったり、落としたくない部位の肉が削げてしまったこともあってやりたくなかった。

デトックスとファスティングの違いも分からないままに、他のサービスと比較することもなく、とりあえず話を聞くということがスタートでした。

2.デトックスの内容

一人ひとりの要望に沿って、個別プランを立てパーソナルコーチングをしていただくものでした。

私は一気に体質改善をして、より良い身体の状態を得たいと思い1ヶ月間ガッツリ取り組むコースを選択しました。
その中でも、中2週間は指定のものに完全置き換えをし、一気に体内をリセットするような内容にしました。

今回の目的が「人生のターニングポイントとなるので良い状態になる」ことだったんです。

腸を整えることで思考がクリアになり、心が安定するということを知っていたので、身体の変化だけではなく、心や思考をクリアにしていくことを希望していました。

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クラファンを終えたら、検証をして、サービスリリースに向かって突っ走っていかなければならない。
このタイミングで立ち止まって自分のメンテナンスをしないと、忙殺されて自分を置いてけぼりにすることが目に見えていたわけです。

だから、この1ヶ月でしっかりと体質改善に取り組みたく、ガッツリストイックコースを選択しました。

振り返ってみると、この決断は最善で、狙い通り私の人生のターニングポイントになったと胸を張って言えます!
(元々、やるなら徹底的にやるというタイプということもあるw)

私が体験したのは、指定されたものへの置き換え食で、ハーブや自然のものを使いながら体質改善を図っていく方法です。
2週間の完全置き換え期間は、スムージ・ドリンク・サプリ・プロテインのみですが、前後の1週間ずつはそれにプラスして1日1食の食事も摂ることができます。

始める前から、空腹の心配はあまりなかったです。

6年前にパーソナルトレーナーをつけて7キロの減量をしたこともあり、そのときに身体に良い食事を意識的にとる生活に切り替えていたので食事の心配もなし。

むしろ、どんな風に変わっていくかの期待感が強く、ワクワクソワソワしながら開始を迎えました。不安や心配はほとんどなく、あったとしても24時間連絡が取れるコーチがいるので楽しみが勝っていた感じです。

⒊デトックス前に整えたこと

あらかじめ言われていたことが、身体の変化だけではなく、感情や心といったメンタル的な部分でも変化が出てくるということ。

身体からの変化で、心や思考が変わっていくことは、パーソナルトレーニングを受けていたときにも感じたので、このタイミングで心のサポートも強化しようと思い立ち、準備に入りました。

起業してから、何が1番大変だったかというと、メンタルマネジメント。
周囲からの意見やアドバイスが有難い反面、自分自身が本当に成し遂げたいことが伝わらずにヤキモキしたり、本質とはズレたディスカッションに疲弊したり。
自信を失い、信念が薄くぼやけてしまったことも多々ありました。

だから、起業してすぐに定期的なカウンセリングを利用していました。

今回は、それに加えて、以前から気になっていたコーチングをつけ始めました。これまでコーチのお試しは何度か利用していたのですが、相性の良い方になかなか巡り会えず。

コーチを探そうと思っていたときに、デトックス開始直前の4/30に友人がFacebookでコーチの紹介をしていて、これだ!と申し込みます。

粘り強く寄り添ってくれて、長期的に関わるにはとても心強い存在

コーチは相性が全て。まずは3回のお試しセッションで、対話をしながら、お互いの関わり方のスタンスを明確にしながらコーチをつけてみました。

このご縁が最高最善のご縁でした。
性格的に、誰かからのアドバイスを受けると真面目に120%対応してしまうこともあり、本質がズレたり、コアを握り合っていないとコミュニケーションだけで疲弊してしまうタイプなんです。

だから、今回のコーチも半信半疑というか、合わない前提で関わってみたところ、心地の良さがずば抜けていて。寄り添い方、タイミング、問の立て方、全体的に好みだったので継続して今もコーチをお願いしています。

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もう一つ、整えたのはカウンセリングをしてくれていた方の瞑想講座を申し込んだこと。
これも彼女に依存することなく、自分自身でメンタルを整えるようになりたいと思い、瞑想のやり方を習うことに。

その名も「ハイヤーセルフ・セルフリーディング講座」。

怪しいように見えますがw かなり本質的です。
簡単にまとめると、高い観点の自分自身、本当の自分と繋がっていく瞑想方法の習得です。

本当の自分の望み、実現していきたい世界観、求めているものをビジュアライズしていく方法です。
さまざまな瞑想方法がありますが、私はこのやり方で毎日瞑想を習慣化し、信念がブレにくくなりました。
そして、感覚・感性が敏感になり、直感もおりてきやすくなっています。

コーチング活用 と 瞑想方法の習得
この二つを整えて、メンタル面での変容にも対応する準備をして、デトックスに取り組みました。

4.デトックス本番の変化 -1週目-

まず、体重がガンガン減っていきます。
妊娠を機に蓄えた余分なものたちを手放していくことからスタートします。

デトックスはファスティングではなく、必要な栄養素を補いながら、しかも体質改善を加えるため腸活も同時並行して行っていきます。
よって、腸内環境もどんどん変わっていきました。

腸の中が毎日入れ替わるような感覚で、それと共に血流改善がされて、身体が柔らかくなっていきます。
毎日お風呂でマッサージをしているので、自分の身体の脂肪が柔らかくなっていることにも気がつきます。

そうやって体質改善をしていくので、恐らくセルライトと呼ばれる固まった脂肪が柔らかくなって老廃物や毒素を手放していく感じです。
これに伴い、体重だけではなく体脂肪率も下がり、各部位のサイズもダウンしました。

そして待ち受けていたのは好転反応!

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身体から不要なものを手放す際に、反動で頭痛や吐き気や熱が出るという説明を受けていたのですが、ガッツリ最初からピークを迎えます。

以前から持っている偏頭痛のような痛みが強まって、頭が割れるようで寝込みました。。そのタイミングで熱も出て、綺麗に好転反応が出てきました。

薬に手を伸ばしたくなる痛さ。
そんなときに、掛けられたコーチの言葉が私に刺さります。

好転反応は「身体が休んで」といっているサインです

普段、ついつい時間ができると仕事を詰め込み、家族との時間に充て、人と会う約束を入れてしまう。
いつも自分のことは後回し。身体が元気に動いてくれるのは当たり前で、少し体調が悪くなると薬で鎮痛して、体調不良=悪という固定概念。

身体を慮らなかった、常に後回しにしていたので、この言葉はグサリと刺さりました。
普段だと寝込むと罪悪感を感じやすかったのですが、この経験から考え方が一転します。

身体が痛かったり、体調が悪くなるというのは身体からのメッセージ

この感覚で生き始めると、ちょっとした身体の違和感にも敏感になります。
食との向き合い方、胃もたれの検知やアルコールとの接し方など、感じることが増えるようになりました。

それと共に、寝ている間も頑張って働き続けてくれる内臓や身体への感謝の気持ちも湧いてきて、自分を大切にする感覚が養われます。

そんなこんなで、最初の1週間は、本来の臓器の機能が回復していく段階で出てきた好転反応に悩まされ、身体との向き合い方が大きく変わった期間になりました。

5.デトックス本番の変化 -2~3週目-

当初のスケジュールでは、中2週間も、1食は普通に食べるようにする予定でしたが、1週目でしっかりと身体に向き合ったことで欲が出ます。

もっと変わりたい。もっと体質改善したい。

この要望に沿って、2週間は完全に置き換え食だけで過ごすことになりました。
全くストレスもなく、食べたい欲求も特に出ることがなく過ごせましたが、一つだけ問題が・・・家族での外食や食事の時間が楽しめないということ。

これだけは、やはり家族から理解を得るのが難しかったです。
しかし、これまで負債を抱えてきた身体を変えていくためには、断固たる決意のもと曲げるわけにはいかない。
家族にも事情を説明して、やり切ります。

ただ、どうしても友人たちとの外出の予定があることがあり、その日だけは外食をすることになったので、前後で準備食・回復食を意識して急な負担がかからないように工夫して過ごしたりします。

この辺りは、テクニカルなところなので、パーソナルコーチや、私たちのサービスの中でご説明していきます!

この2週間での定量的な変化はまた加速し、体重は▲3キロ、体脂肪率も▲3.2%下がるという。圧倒的変化。
それほどたくさんのものを抱えて生きてきたんだなと、しみじみします。
あまりにも体重が減りすぎて不安になり、置き換え食の量を少し増やしたりコントロールしながら過ごしていました。

ちなみに、定量的な変化はあくまで変化の一つ。
それ以上に、睡眠の質が向上して、深い眠りで長く寝れるようになったり。
良質なタンパク質をとっているので、肌や髪の調子が良くなったり。
肌の透明感が上がって、会う人みんなに褒められたり。
本当にたくさんの変化が加速したのがこの2週間でした。

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そして、3週目に入ってから、感情的な部分でも変化が起こり始めます。
過去に残してきた、心残りやトラウマなど、自分の中では折り合いがついていたはずの出来事に違和感を感じ始めます。

それに向き合うのは4週目に差し掛かってからでした。

6.デトックス本番の変化 -4週目-

最後の週。ここでは3週目から起こり始めていた、感情の変化が顕著に現れ出しました。
特に、表に出てきたのは、ずっと心に引っかかっていた、友人との関係について。

2年前に、一緒にビジネスを検討していた友人と、仲違いをしてしまう事件が起こりました。そのときに、ある程度の和解はしたものの、それ以降連絡を取らずに、喉の奥に何かが引っ掛かるような違和感を持っていました。

お互いに伝えたいことが伝えきれないまま、半ば喧嘩別れのようになってしまっていた友人のことを思い、連絡を取ってみることに。

すると、友人からも会いたいと思っていたという言葉をかけてもらい、2年ぶりに再開し、そのときのことをお互いに謝罪し、認め合い、再度友情を結ぶことまで発展していきました。

それ以外でも、当時一緒にビジネスを進めていた仲間たちと、今後の関わり方を見直したり。

感情と人間関係の部分で、さまざまな変化が起こり始めました。

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人間関係を見直して、お互いにとって良い関係を築き上げることに、本当の意味で向き合えたのはデトックス期間中だったと確信しています。

それまでは、相手の都合ばかりを考えて、私の本音が言えなく苦労した時期もありました。一方で、つい本音を伝えると揉め事に発展することも。
自分と他者の境界が曖昧になったり、変な線引きをしてしまったりすることが多く、トラブルに悩まされていたのだと思います。

そこに本気で向き合っていくために、コーチとカウンセリングを使って本当の私の思いや考えを整理していきました。
さらに、瞑想を活用してどうありたいかのビジョンを検討していくプロセスに入っていきました。

そこで見えてきたのは、なんと家族との関係性
この人間関係での境界線が曖昧だという課題は、実は根深い問題でした。

実家が何代も続く会社を経営している背景もあり、仲間と家族と自分というものの関係性や定義が、少しズレているということに気がつきます。

だから、相手への関わり方や踏み込み方へのアクセルと、これ以上は自他を混合するというブレーキが、上手く作用することができず苦労していたのです。

そして、私が起業をして会社の経営をするにあたって大切にしていたのは、ティール組織のようなあり方です。

Comma Lab ビジョンスローガン
「 Let's marble! 自立と共生とけあう世界へ」

これは一人ひとりが自立しながら、みんなと交わりあって新しい価値を創造していく集団を目指しています。

でも、実家でなされていたのは、家長である父が、家も会社もトップにいて運営しているスタイルだったので、自分のありたい姿と実家の経営スタイルのギャップに知らず知らずに苦しんでいた自分が、そこに居ました。

それだけではなく、ビジネスで関わってくれた仲間が去っていくと、家族が引き裂かれたかのような強く深い痛みを伴い、現しきれないほどの悲しさや憤りが襲ってくることも。

経営者の立場になり、これまでは意識もしていなかった、無意識レベルで抱えていた苦しさや辛さが、少しずつ表層に出てきたのを体感し始めました。
誰にも言えない辛さや、悲しみ、相談しても伝わらない私の感情。
それは実は幼少期からの体験や家庭環境も関わっているのだと。

それに気がつくことができたのも、デトックス期間中に自分自身と向き合ったからだと思います。

このデトックス期間を経て、2022年2月の現在は、これまで抱えてきた悩みや生きづらさが着実に解消されてきていることを実感します。

当初の目論見通り、人生のターニングポイントになる体験となったことは間違いありません。

1週目は身体に向き合い、2週目は体質改善に取り組み、3週目で感情の違和感をキャッチし、4週目は人間関係や過去の体験にメスを入れる。
ある意味フルコースで、自己を探求し、理解し、認めていく自己承認プロセスを経て行った期間となりました。

本当の意味での「変容体験」をデトックスをきっかけに起こせる

私自身が体験したからこそ、ここに可能性を感じました。
一方で、普通のファスティングやデトックスをするだけだと、ここまでの変容プロセスを経ることが難しいかもしれない。

だから、Comma Labらしさを発揮した新しいプログラムとなる「Hanatsu」というサービスをリリースすることに決めました。
この時に伴走してくださった、デトックスコーチもビジネスパートナーとして迎えながら、新しいサービスを絶賛検証中です!

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4月からサービスを開始できるように、3月には情報解禁できるように準備を進めておりますので、もう少々お待ちくださいね。

7.その後

デトックス期間では定量変化、身体の体質改善、心のデトックス、人間関係の見直し、自分の中の信念の入れ替えなど盛り沢山で変容を起こしました。

ここで終わらないのが、えすみです。

このストイック生活を終えると、すぐに元通りの生活に戻ってしまい、リバウンドしてしまうことが予見できたので、継続できる方法を開発し始めます。

まずは、自分が毎月のルーティンで、デトックス期間を取り入れることを始めました。
その時のグラフがこちら。

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自分にとって心地が良い体重は49kg、体脂肪率が24%前後なので、そこを狙って管理を始めます。
こちらの表に注目いただくと、5月の待つには急激に体重が上昇しています。

そうです、終わった瞬間、普通の生活に戻すと食べた分だけ体重は増えますw
当たり前ですが、数字は嘘をつかないなと感心します。
それでも自分の心地よい体重の範囲だったので、安心して過ごすことができました。

その中で、月に1回のリセットタイミングとして、独自でデトックス期間を導入するとサクッとデトックス期間中の最低体重まで戻ることができました。

身体は着実に変わっていて、体質も改善されているので、意識するだけで「本来の身体」のところまで元に戻るのです。
これが理解できたので、毎月生活のルーティンに加えて、今も継続しています。

そして、そこに私たちが運営するComma Labのフェローを巻き込んで、モニター検証に付き合ってもらい、毎月活動を継続するという素晴らしい仕組みを完成させましたw

自分一人では続かなくても、みんながいればやるだろうということで、コミュニティをうまく活用しています。
そのコミュニティ運営自体も、今は進化させており、相互コーチングができるような体制を整えることで、デトックスを身体や定量変化にとどめずに、感情や感覚のデトックスまで結びつけようとしています。

デトックスを活用することで、Comma Labが大切にしている「間」に出合うことができるのだと確信しています。

「間」とは自分の心地よさにアクセスし、自分に還る瞬間

フェローも共感し、一緒にこのコミュニティを創り上げ、新しいサービス設計にも積極的に参画してもらっています。

私がデトックス期間中に整理した、実現したい世界観や組織が、すでに私の手元にあるのです。これも、デトックス体験のおかげで手に入れられたのだと思います。

そして、もう一つ。私がずっと欲していたこと。

共同創業のビジネスパートナーに出逢うこと。
これも、実はもうすぐ叶いそうな予感です。
少しずつ、自分が実現したいことが叶っているのを体感しています。

自分の中にあった、不要な脂肪や老廃物、古い価値観、変な信念、それらを見事に手放し、本来の自分を解き放ち、光を放って夢を実現していく

この私の体験から、今回リリースするデトックスサービスの名前を「Hanatsu」としました。

一人でも多くの方に、必要な方に、このサービスをお届けできるように。
私たちも、リリースに向けてしっかりと準備を進めていきます。

ぜひ、応援よろしくお願いいたします。

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