境界線上の壁、トラブル回避法/不動産調査の着眼点
今日も元気に物件調査
いつも通りに敷地境界をチェックしていくと、とてもお洒落なデザインの壁を発見。
赤いピンの左右で敷地が分かれて、それぞれの敷地に壁があるのですが、
壁と壁の間に砂利を挟んでいるところが何ともお洒落。
この様な壁を見てニヤついているのは私だけでしょうか。
「デザイン」とは「問題を解決すること」と解釈すれば、
今回の壁では、敷地境界線上にある壁のトラブルという問題を見事に事前回避する素晴らしいデザインです。
たいてい、敷地境界上の壁は一つしかなく、どっちの敷地の壁だろうと現場では境界標を見て想定するのですが、
この壁は、境界線を挟んでお互いの敷地に壁があって、壁同士が接しない様に壁と壁の間を砂利で埋めています。
この様に壁をつくれば、どちらか一方の壁を新しくしたり壊したとしても、相手の壁を傷つけることがありません。
敷地の目一杯に壁をつくるのではなく将来のことを考えて、砂利を挟む分だけ数センチの余裕を持っている。
何と素晴らしい、境界線上の壁でしょう。
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