見出し画像

サウナで温泉卵をつくってみた

サウナに頻繁にはいる人なら一度は考えたことがあるのではないだろうか?

温泉につけて温泉卵になるならサウナでも同じ結果が得られるのでは??

そんな疑問というか興味のようなものが芽生えたのはずーっと前のことだった。それ以来、「いつかは・・・・」と夢見ていた実験だったのだけど、遂に昨日、その念願を果たすことができた。

近年日本ではサウナブームと言われるほどサウナ施設があちらこちらで立ち上げられ、サウナ好きな著名人がプライベートサウナを購入したりしてニュースにも出てきたりする。(しかもエストニア産サウナ!!)

サウナといえばフィンランドを思い浮かべる人が多いかもしれないが、エストニアもフィンランドに負けないくらいサウナは日々の生活に欠かせないもので、毎週末になると家々の煙突からはモクモクと煙がのぼり、サウナが温められている。

我が家の子どもたちもサウナの高温に耐えられるくらい大きくなったので、週一で家族みんなでサウナに入る習慣を始めたのだった。

とは言っても、もうすぐ5歳になる次女はロウリュを恐れ、暑すぎるからイヤっ!とサウナに入らない日の方が多いのだが・・・💦

そして3女はまだ生後半年なのでサウナはまだちょっと難しいから、結局は、ボクかヨメのどちらかが3女と残り、もう一人が子どもたちとサウナに入り、後でバトンタッチする。というのが定番になってきた。

そんなこんなで、まだ「家族揃ってサウナ」はまだもう少し先のことになるかもしれないが、ようやく我が家でもエストニアでは当たり前に行われる日々の習慣を始めることができ、それだけでも嬉しく思う。

話を本題に戻そう。

冒頭で述べた疑問はいつもサウナに入ってない時に思い出し、実際にサウナの日には準備やらなんやで毎度わすれてしまっていたのだが、今回に限ってはサウナ卵のことを思い出し、あわてて卵を4つほどオーブン用の容器に入れ、サウナに向かったのだった。

娘 「なんで卵なんかもってくのー?」

ボク「サウナで調理するんだよ」

娘「はいっ?!!?」

ボク「日本ではね、温泉に卵をつけて温泉卵をつくるの、だからね、サウナでも温泉卵をつくれないかなー?って思ったから実験するの」

そういうと娘は

まーた、おとーさんなんか変なことやってる・・・

と、ヨメのようなリアクションをとっていた。w

そんなこんなで卵の入った容器をサウナベンチの上段に置き、実験をスタートさせた。


水にもつけず、ただそのまま容器に裸の状態でいれ、サウナストーンに近い所に放置した。

室内温度は80ー95度だった。

水に入れて温めるのと、空気の温度で温めるのとどちらがいいかはわからなかったので、とりあえず今回は空気の温度で温めることにした。

ロウリュの頻度はそこまで高くなかったが、ロウリュする度に卵も蒸気を浴びていたハズ。

自分と娘の番が終わり、ヨメと交代した。

ヨメには何も言ってなかったので、サウナに入った瞬間に、

「エッグ?????」

と、なったらしいが、もう付き合い始めて十数年の仲なので、その辺は慣れっ子、特に気にも留めなかったようだった。

ヨメの番も終わり、サウナ・火の後処理をし、卵の入った容器を家に持って帰る。(当たり前だけど容器はあっついので気を付けて)

調理時間(放置時間)は約1時間20分。

さて、その結果はいかに・・・・



で、、、、できてる!!!!


黄身の部分がもう少しやわらか目でもいいかなーー?という感じだが、白身はほぼ完ぺきじゃないだろうか??


もちろんお醬油たらしていただきました。

久々すぎる温泉卵の味にひとり感動。🙌🙌🙌
(日本にしばらく帰ってない人ならわかるはず。w)

もうこれ、これからマストにする。

我が家のニュートラディションが生まれた瞬間だった。

次回は放置時間をちょっと短めにしてより黄身をいい感じに仕上げたい。

放置時間(調理時間)に関してはあくまでも目安として考えていただきたい。サウナ・サウナストーブの大きさ、ロウリュの頻度、室内温度、置き場所などによっても仕上がり時間は変わってくるだろうから、それぞれのサウナで実験してみるしかないと思う。

サウナあがりに食べる温泉たm・・・もとい、「サウナ卵」は最高だった。
これぞある意味究極の「サ飯」ではないだろうか?
サウナでととのった卵(ととのってない)を食べれば更にととのうこと間違いなし。(根拠なし)

あ、でも公共のサウナ施設に無断で卵を持っていくのはやめましょうね。w


書くことを仕事にするための励みになります。