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外食の進化 異業種連携で加速するDX

■物語コーポレーション

昨日の記事では「飲食店は『仕組み化』で浮いた時間を本当にサービスに充てられるのか?」について書きました。

ここに関して継続的に情報を収集していく中で…物語コーポレーションの代表インタビューに目を通す機会があった。

●成長戦略の一環で既存店「焼肉きんぐ」のサービスに“焼肉ポリス“なる制度を導入
●お客様の元を回って焼き方のサポートをする接客の役割のこと
●日々の業務に追われて”焼肉ポリス“を設置できていない事案が散見されるようになる
●業務負担軽減のため配膳ロボット「Servi(サービィ)」の活用開始
●現場には「人件費を削る」のではなく、スタッフの空いた手を「付加価値の創出に回してほしい」と伝えている

この一連の流れがあって実際に現場ではそうなっているのか?興味あります。

物語コーポレーションは「理念の浸透」にはかなりの力を注いでいる印象もあるので…期待値は高いし参考になるのであれば参考にしたいところです。

■インフォマート × 串カツ田中

店舗運営プラットフォームアプリの開発。

飲食店にもう1人のマネージャーを置く、がコンセプト。

紙で存在していたマニュアルやチェックリスト、これらの運用管理からその運用状況までを一元管理できる。

管理の効率化により、マネージャーの負担軽減。本来の飲食の楽しみである調理や接客部分にフォーカスしやすくなる、とのこと。

ここまで大きなベンダーと飲食がタッグを組むのは期待値が高い。特にバックヤード業務の話なので運営管理の効率化・省人化は嬉しい部分しかない話。

22年中にローンチ。どうなるのか推移を見守りたい。

■Showcase Gig × グローリー株式会社


原宿のフルーツオレ専門店「The Label Fruit」。話題になってます。

モバイルオーダーでフルーツオレの味のカスタマイズオーダーが細かく可能。ユニークなのはラベルの文字、色、背景パターンまで選べること。完全にパーソナライズな1杯が体験できる。

受け取りはスマートロッカー。

モバイルオーダー×スマートロッカー。

そしてZ世代をターゲットにすることで「コト消費」にフォーカスされた店舗形態。Z世代のライフワークでもあるSNSとの相性も良く、新たな体験を創出している。

この2社で集めたデータと知見から飲食店向けの需要予測システムの開発も進行中とのこと。やはりこういう仕組みの利用をもとに

●コロナ禍での飲食店の人手不足の解消の一手
●収益構造を変えることでコロナ以前の80%の売り上げでも利益を出す

これらの問題を解決していく助けになることが見込める。

データやデジタルの利用で自社ビジネスモデルを変革することで競争優位性の確立。

これこそDXの本質です。

ただし知らないことには使えない。まずはしっかりと継続的なインプットが欠かせません。

ためになる情報をこれからも発信心掛けます。



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