【冬の草生け展】枯草を生ける 51 大谷八千代 2022年12月13日 09:10 咲いている花が少なくなる冬。道端の草もすっかり枯れました。空っ風にさらされた葉が日を浴びて黄金色に輝くのを見て、生けてみたいなと思いました。花も色もない草の生け花をどうぞ楽しんでください。お花の集まりで生けた枯草の生け花。ススキやエノコログサ(ねこじゃらし)。枯れた葉がくるくると縮れて表と裏が見えているのがおもしろくて。西日を浴びて輝くススキ。穂がすっかり開いてふわふわ。夏青々と草がしげっていた道端枯れた葦と青空の対比がきれい散歩で摘んできた草たち。庭に落ちていた石を使って生けてみました。ちょっと渋すぎるかな。たぶん、マツヨイグサの花が枯れて種が飛び出したあと黄色いのは「ひっつき虫」という名前の草の花。名前通り実になると袖やずぼんにひっついて離れない。草を摘んでいたらたくさんついてしまいました草も紅葉しています冬の草生け展、いかがでしたでしょうか。色がない分、線の印象が強まる感じがします。写真を探していたら、2月にはもうイヌフグリやホトケノザが咲きだしていました。つかのまの花も色もない冬の静かな草むらでした。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 やってみた 36,120件 #写真 #やってみた #冬 #フォトエッセイ #フラワーアレンジメント #草花 #生け花 #野の花 51 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート