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オフリドで1人enjoyトレラン合宿#4(里山小さな教会巡りトレイル)

オフリド東側の山脈を攻めてみた翌日、朝にサクッと近隣をランしてみて、翌日のティラナ行きバスが朝発なのでバスターミナル近くに午後に宿を移動。その後、宿からオフリド北東のVidobishta (Видобишта)の集落の裏手にある山に入ってみることに。調べてみると小さな教会を巡るコースが組めそう。Vidobishtaまではオフリド中心部から3キロほどで宿からは2キロちょっとなのでゆるっとランニングでとりあえずRestaurant Despinaを目指す。

とりあえずここを目指す。見事にまっすぐ


本日のコース予定

1、一つ目の教会へ。
道は基本ひたすらまっすぐなのでわかりやすく、目の前の山もどんどん近づいてくる。下の2枚目のところにスーパーマーケットがある。帰りに飲み物を買いによったが、店員のお姉ちゃんが英語で「何かあったらいってね」とわざわざ声をかけてくれたりとにかく親切でよかった。それにしても北マケドニアにしてもアルバニアにしても下手な西ヨーロッパの国より英語が綺麗な気がする。

ひたすらまっすぐ
左手にスーパー(山まで最後のスーパーなのでここで水とか補給)

そのまままっすぐ住宅街の中を進み山に近づいて行く。まぁこんなところをうろうろしている怪しいアジア人だがすれ違うみなさんにこやかに挨拶を返してくれる。住宅地を抜けると田畑の中を少しとおり、三叉路のようなところに突き当たる。右側に小屋があり作業中だったおじいちゃんが英語通じないながらもジェスチャーで道案内をしてくれた。分岐を右側の道に進んでいき、ロバに挨拶をしながら、小さな小川を越える。

住宅街を抜け未舗装になるがひたすらまっすぐ進んでいく
三叉路(ぱっと見は2方向だが実は小屋の脇に小道がある)
お、ロバ

ちょっとわかりにくいが広めの道を直進でなく左手に入って行くと小川に橋がかかっているのでこっちに入る。ここから結構急な登りで高度を上げて行く。トレイルはやや狭めで谷間側に落ちている岩っぽいところなので走るのは危険。途中で看板標識があり、とりあえずBogorodicaの方に進んでいく。

まっすぐ進んでたけど今回は左手に入る。赤白マークもある。
ここにも安心マークが!
穴がある

やや細い崖沿いのトレイルを進んでいくと、目の前に岩場にそり立つような教会が見えてくる。Church of Holy Mary (Црква Пресвета Богородица)というところらしい。教会の手前区間は手すりも整備されている。教会を抜けるところに水場があり、水場の先に橋がかかっている。

結構切り立っている谷間である

2、二つめの教会へ。
橋を渡ると、小川沿いの気持ちいトレイルに入った。走りやすいが、この日はたまたまかハエが多く少し気になった。花も綺麗に咲いている。

小川沿いで理想的な小径

しばらくこのまま走りやすく気持ちいい小道を進んでいくと舗装路にぶつかるので、右手の登り方面にしばらく舗装路を進んでいく。10分ほどで二つめの教会、Monastery of Saint Nicholasにつく。

舗装路に出たところに案内標識
つまらないがしばらく舗装路を登ると教会
ここから先にも進めそう

国立公園のルート板もあり、このまま奥に進んでいくとT1コースで進んで行けるらしく、ぐるっとT2経由でOhridに戻るコースなども取れる。今回は時間があまりないので、サクッと教会を見て3つめに進むことにした。

3、三つめの教会へ。
舗装路を再び先の出合いまで戻って今度は下方向に舗装路を進んでいく。途中右手側に広いトレイルがあるので、そっちを経由すると教会の入り口のゲートがある。ここまで軽く走って先の教会から20分程度。途中飼い犬にめちゃくちゃ吠えられて一旦フリーズして飼い主の助けを待つ。山の中に犬はいないけど、飼い犬が番犬としての働きをしっかりしてるので山沿いの集落を通る時はちょっと怖いケースが多かった。紐、繋いでくれてればいいけどそうじゃないケースもママあり......。

この日はかなり霞んでいるので湖が綺麗に見えない
桜!
ゲートを越えると公園みたいになっている(右手の道を登ってもいける)

門をくぐると、傾斜を利用して芝生の公園やピクニック/バーベキュースポットのようになっていて地元の人たちがたくさんいる。いきなり人が増えたのでちょっとびっくり。ということでここが3つめの教会、Monastery of St. Elias。開けているのでOhrid市街と湖の眺めがいいが、この日はあいにく霞んでいる。

4、四つめの教会へ。
教会を経て、緑の公園ゾーンに出てまっすぐ進もうとしたがどうやらGPSでみるとコースから外れているようだった。一旦戻って地元の若いカップルに聞いてみたが、あまりわかってない感じだったのでもう一度よくみると右上方面にトレイルの轍がある。

こうみるとまっすぐ進んでいくかと思っていたら
実はこっちでした
薄いがちゃんとマーキングもあるのでやはりこっちで正しい

木立の中の細めのトレイルを登って行くと、ひらけたところにでて建物が見える。1個めに見えた建物が教会かと思ったがさらにその上に少し進んだところだった。これが4つめのChurch of St. Petar and Paulである。

ここもこの上に進めそうな道があった

5、五つめの教会へ
来た道を戻り、4つ目の教会のゲートを出たら今度はそのまままっすぐでなく、右手側の車道を降って行く。もともとみていたコースだとこのまま車道を降って行く感じだったが、実際の地形とGPSデータを見てどこかにトレイルがあるはずだろうと探したら、踏み跡があったのでそのまま進んでいくと順調にいきたい方向に伸びている轍だった。最後車道に降りるポイントだけわかりにくくやや力技で斜面を降りたが、無事に五つめの教会が見えてくる。

舗装路はやはりつまらないのでどこかにトレイルの入り口はないか探す
あった!
左側の斜面にあるのが目的地の教会

五つめの教会は、Monastery of Saint Petkaとあり、今日巡った中では一番立派な見た目である。橋をわたって石畳の道を進んでいって建物の中に入った。入り口には管理人さんもいたが特に入場料などはないようである。蝋燭などを売っているのだろう。奥の方はカフェのようにもなってそうだが、この時は誰もいなかった。ここからもOhrid市街の眺めはよいが、霞がより濃くなってきている。

今日イチで立派
ここからの眺めも良さそう

ここからは教会手前右側に降りる階段がありそこを下って川沿いを進み、どんつきの教会(またある!)を左手に進んでいくとスタート地点の方向に戻る。この日はもう少し走りたかったので、行きに道案内してくれたおじさんの小屋の脇から続いているトレイルを進んで行った。最後進みたい方向に飼い犬が放し飼いになっていて、山から降りてきた怪しい僕に向かってめちゃくちゃ吠えてくるのでしばらく静観した挙句、少し引き返して別ルートで戻ることに。途中ロバがいてこちらも3頭中なぜか1頭は放し飼いだったので少しビビるがなんてことなくスルー。

川沿いに平坦なトレイル
最初のルート標識のところに戻ってきました!(行きは上の写真の右からきて上方向の道にすすんだ。帰りは左方向からここに戻ってきた)
マケドニア正教会プチ教会巡り(マニアック)

最終的に宿に戻るまで、14キロ弱、獲得標高680mほどのコースとなり、合計5つの教会をラリーすることになった。天気が良ければ景色もかなり良さそうなので、天気がよく少し身体を動かしたいときは、街から一番近い5つめのSaint Petkaまでプチハイキングしてみるのでも良い気がする。

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