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東南アジアトレラン大会参加録2022

(記録)
2022年トレランレース振り返り
Race record in 2022




東南アジアにきて日本みたいに気軽に山も登れず、交通や登山許可(Permit)を考えるとレースに出た方が気楽に山登り楽しめるんじゃないかと思ってコロナある程度落ち着いて国境越えれるようになった頃くらいからレースを申し込んだ。(結局走るのはそれなりにしんどいので)山登りとして気楽に楽しめてるかはともかくトレランとしては楽しめている。山のないシンガポールでの練習のつまらなさはどうしてもあるので(日本の山を走って温泉に行きたい!)ちゃんと継続してレースに出ること自体が練習にもなるなと思いながら色々でてみたい大会もあれど小さい大会になればなるほど自力でどうやっていくかわからないものも多く、仕事やフライトの都合もあり、なかなか参戦レース選びは楽しくも難しい。2023年はちゃんと距離も踏んで50km前後の大きくない地元の大会とかである程度たたかえるようになることを目標にぼちぼちやっていきたいけど、そのためには圧倒的に走行距離が足りてない(距離が全てではないと思いつつ、とはいえっていうくらいしか走ってない)ので一定程度の距離は踏んでちゃんとロードの走力もつけないといけないな、というのが2023年を前にした抱負。

Jul : Cameron ultra (Malaysia)  30k


29km, 1300m+
UTMB20k , ITRA index
移動:Singapore(夜行バス)Ipoh(バス)Cameron Highland(バス)KL

初海外トレイルかつコロナ後久々のレース。短いカテゴリだったのでうっかりラッキー男子オープン優勝できたけどそのおかげで色々な東南アジア在住の日本人ランナーの皆さまとご挨拶できてよかった。ビギナーズラック的。靴とかももらえた。レース自体は久々すぎてペース分からずややツッコミ気味だった気もするけど結果オーライではあった。最後直前で誘導ミスで余分に走らされて焦ってちょっと感情的に落胆しちゃったのが反省、疲れてるときに誤った誘導されるとなかなか落ち着いて対応できないけどボランティアスタッフや運営の人たちには常に感謝の気持ちをもちたいと思った。周辺は宿が多い。イポーやKLから高速バスがでてキャメロンハイランドのバス停に停まりそこから会場は徒歩圏内。しっかり整備されて運営もスムーズで規模も大きく気持ちいい大会。

コース
参加賞
装備一覧
受付
賞品いっぱいもらった



Aug: Bali Ultra (Indonesia) 50km


53k, 3090m+
UTMB50k, ITRA index
移動:Singapore(飛行機)Bali(シャトル)キンタマーニ高原

インドネシアの火山と暑さの洗礼を受けたのと自己最長距離でしんどかったけどバリ島キンタマーニ高原の景色が良く楽しめた。普段より長い距離だから写真撮ったりする余裕もあってプチ観光気分で走っていたけど後半はヘトヘトだった。振り返るとめちゃくちゃ暑くエイドのたびにPenas!て叫んでたし水かけてもらったりしながら熱中症にならないように走っていた。会場に宿をとってしまいうるさくて全然寝れなかったの反省。参加者が少なかったこともあり、最初10k以降前も後ろも30分以上離れてる一人旅はやや寂しかった。バリはすごく良いところだったのでインドネシア語の勉強をそれなりにまじめにはじめた。デンパサール空港からシャトルも出たけど、原付借りて自力で行くのが良いかも。会場の宿とったけど夜中もレースでうるさいしあまり綺麗じゃないので微妙だった。別の日本人の方は原付をレンタルしてきていたがそのほうが宿の選択肢が増えそうで良い。初回開催だったこともあり運営は手探り感あり長いカテゴリではスタートが遅れたくせにカットオフ変わらずゴールできない人が多かった。インドネシアあるあるらしいがなかなか鬼畜なコースと設定。しかし絶景。終わった後は温泉にもいけるのがバリのいいところ。

コース上の絶景
デンパサール空港からシャトル出てた
前日にケチャを見に行った
会場
後半は火山地帯ならではの絶景
前半の絶景
装備
火山地形が独特で飽きない
ブリーフィング
会場はキンタマーニ高原
なんとか10h切ったけどなかなかハードだった(インドネシアあるあるらしい)



Aug: Jagoi Heritage (Malaysia) 20k


20k, 764m+
UTMB20k
移動:Singapore(飛行機)Kuching(シャトル)スタート地点

距離も短いしずーっと走れる起伏の少ないコースだったのでなんかあっという間に終わったし、体力的にはかなり余裕があったし気持ちよく走れたのであまり反省はない。トレイルというよりロードレースみたいな感じだった。参加者多くないのにカテゴリが細かかったので男子オープンででっかいトロフィーもらって持って帰るのがすごく邪魔だった。レース後、日本人勢でクチンの街でカレーを食べた。クチンもいい街だった、オランウータンが見れるスポットがあるので行ってみた。クチンの少し郊外のホテル敷地からシャトルが出ることになっていたので、そのあたりの宿を探して泊まった。ATMのCandidateレースでポイント対象外ということもあってか、比較的こじんまりした大会ということもあって運営はフレンドリーだった。

クチンはオランウータンの保護公園もある
賞品で小切手
あっという間に終わり



Sep:TMBT (Malaysia) 30k


30km, 1990m+
UTMB50k, ITRA index
移動:Singapore(飛行機)KK(シャトル)スタート

レース直前に痛めて脚(お尻)が痛く、さらに足裏に水ぶくれもできてしまいコース自体も川を何度か渡らされるので水ぶくれが悪化しつらかった。途中であまりやる気がでないというか前述のようなことを言い訳にしてしまい、暑かったこともあり集中力が切れてしまったことが反省。出るからには、コンディション悪くてもその中でできる限りやるためには言い訳にして逃げる余地をつくっちゃいけないなと反省。ゴール前にさらに登りがあるのがつらかった。レース後Cameronで仲良くなっていたマレーシア人ランナーとコタキナバルでいっぱい飲んだ。コタキナバルの街中からシャトルが明け方出てそこから1時間くらい山の方にいくが、コタキナバルは街も小さくホテルも多いのでアクセスはかなりいいと思う。

ゴール地点はキナバル山もみえる
コタキナバルの街は夕日の名所
コース中の吊り橋
コタキナバルは海鮮が美味しい
レース後に仲良しのマレーシア人ランナーと
びしょびしょになった


Dec: DOI INTHANON (Thailand) 100km


104km, 6107m+
UTMB100km, ITRA index
移動:Singapore(飛行機)バンコク経由チェンマイ(みんなで車)大会会場

唆されて100kに申し込んでしまったけど100kといえば僕の普段の月間走行距離くらいなので本当に走り切れるか分からなかったし結果的に走り切れはしなかった。40kくらいで内臓気持ち悪くなり胃薬飲みつつ走り、65kくらいからは脚(前もも)も痛いしやだなーって思ってたけど最後ずーっと夜通し歩いてなんとかゴールはできて長かったレースが終わり泣けてきた。暗い中走ったのもそういえばはじめてだったので一時森の中一人で歩いてる時は心細い気持ちになった。あとトレッキングポール買おうと思った。(途中でSG在住中国人ランナーがポール持たずに登ってるのしんどくない?絶対使った方が楽やでっていって使ってないポールを貸してくれた。確かに登りなどは楽だった。途中ですれ違ってしんどそうにしてたので返した。)今まで日本も含めショート/ミドルくらいの距離のレースしかでたことなかったけどこういった3桁とかの距離をすごい速さで走って完走する人たちの強さを改めて感じた。しんどかったけど喉元過ぎればなんとやらで楽しかった記憶しか残ってないのできっと来年も申し込んでいる気がする。一方、しばらくは100kは年1イベントくらいでいいかなとも思った。年に一回お祭りチャレンジ的な。来年の同じ大会では20h切るのとタイ語を少し話せるようになることを目標にしようと思った。アクセスがよくないので日本から来ていた友人知人たち複数人でチェンマイから合流して車をチャーターして行った。UTMBのメジャーということで日本からの距離が近いこともあり、ポイント目当て含め日本人ランナーがたくさんいた。ツアーでもきていたし、たしかタイ人の次に多い参加は日本人だったとかなんとか。UTMBメジャー大会ということもあり有名選手も多いしとにかくお祭り!って感じ。ただ結構暑かった。

屋台
最後の方眠すぎ
完走グッズ
暑かった
Mandatoryアイテム(携行必須)
コース
レース後はみんなで焼肉
この景色綺麗だったけど結構暑かった
最初に結構急な登りあったがまだスタート直後なのでけっこう詰まっていた
きれい。
レース会場、お祭り。
近くに大きな滝があって見に行った
装備
楽しかった

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