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【コラム】初めての理論コラムは「サービスの本質」だった #033

今の活動からは想像がつかないかもだけど、元々は【サービス理論】を体系化した。30か31の時だったと思う。22年に読み返して、今でも色褪せない本質が書かれていて自分でも驚いた。
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読みながら例など古い情報だけ多少加筆修正した。当時のことを少し書いてみようと思う。



■サービス理論を書こうと思ったきっかけ


高校の頃に初めてバイトをしたのがファミレスで、そこから何年も接客に関係するバイトなり仕事をしていた。今でもそうかもしれないけど、お客様は神様だとかを盾にして感情を爆発させたり、自分は金を払っているから偉いという頭のおかしい人たちにごまんと接していた。
ことを、後々コラムに書くわけだから「おかしい」し「納得がいかない」というのは当然だったと思う。

経営者をはじめてから、社員にはそういう人間性が低い人の相手をさせたくないと思った。2ちゃんかどこかではお客の理不尽に真っ向から否定、サービス提供のお断りをし、かつ社員を守ったことを非難されたこともある。

同じく経営者の期間中、マネジメントなりビジネスの勉強を死ぬほどした。の中にサービスというジャンルがあって、しかし、国内はもちろん翻訳本もロクなものがなかった。マネジメントやマーケティングの内容に比較すると限りなく稚拙だったし、営業スキル本が多いことを考えるとテクニカルな内容のものも見当たらなかった。

それで、いっそ書いてしまおうと思った。
書き方というか、本質的なモノの見方はドラッカーに近いと当時感じていたし、どうして誰もがこの視点でマネジメント以外の物事をしっかり見ないのか不思議だった。
今では誰もそんな力がないとわかるが、当時は利益とか欲とかにまみれて目が眩んでいるのだろうと思っていた。

ともあれ、理論まとめと、その根拠となるサービスに関係する全ての経験を総動員して書きはじめた。


■誰のためでもなくホームページ制作とアップまでやり遂げた


経営者を辞めたのが30のときで、その後ヒマとは言わないまでも、別のことをしたかったし色々なことに取り組んだ。のうちのひとつがサービスのコラムだった。
書いてみると永遠に書くことがあり、しかも今とは違って、起伏のある読み物としておもしろい書き方まで考えたので時間がかかった。終わってみたら40万字になっていた。

もちろんヒマではない笑のだが、なのであればホームページを作って掲載しようと考えだした。当時はSNSが黎明期のブログぐらいしかなく、ホームページと考えるのは必然だった。
で、自分で作り方を覚えて、ちまちまと多少のストレスを抱えながら作り上げた。「どや!😎」と思ったし、世の中の2位を圧倒的に突き放した、最上級のサービス理論を作ったと思った。今現在は他のことを知らないが、そうそうこれを超えるものはないだろうと思う。

当時は、ファッションのブログをしていたり、読書のブログを書いていたり、片手間ビジネスみたいなこともしていたし、犬を飼いはじめたりもした。
時間が経って次は「強み理論」をまとめてコラムにすることにして、そこに着手したことで、その後のルートが定まってきたと思う。強みから強み以外の個性。ビジネスの使い方。個性の心理と個別化などが活動になっていき、だんだんその道の人になっていった。
その過程でサービス理論のコラムは忘れ去られ・・・・たまにそれを読んでアプローチしてくる人がいて、ビジネスに協力してもらったりもしたけども『サービス理論そのもの』は、今日に至るまで表舞台には上がっていない。


■Essence of Modern Service


サービス理論でやっていくとか仕事にする、というつもりはないのだけど、根本を掘り返せばこれが最初の本質理論のきっかけだ。
書いてまとめる以前から、疑問なりモノの見方は備わっていたと思う。だけど、抽象概念を理論化する(右脳の左脳化)をすることで、また、経営者時代にドラッカーを読みすぎたことも影響してか、どうも本質を書いて、時に話してここまでやってきた、来ることになった。

あまりそういう意図をしていたわけではなく、もっとマネジメントの専門家になると思っていた。そのあたりはわからないものだな、と思うこともある。
ともあれ、
サービス理論のコラムを書いて以降、どのくらいの文字を書いたかわらかないほど書きまくってきた。今後もまぁ普通に書くだろうと思う。19年ごろから構造心理学の体系を文字にしはじめた。全体の3割ぐらいしか書けていないが、それでもサービスコラムの3倍ぐらいの分量はあると思う。今は書く気がない笑

事業名称を長らくESMOSEと名乗ってきた。の名称由来はEssence of Modern Serviceの単語の最初の2文字ずつを取った。名前に思い入れはないがせっかくなので書いてみた。


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