善玉菌のサポートは〇〇を摂取すること!

ヨーグルトには、それぞれ異なる善玉菌が含まれているが、大きく分ければ、乳酸菌系とビフィズス菌系に分類される。

こうした善玉菌は、ただ善玉菌だけで腸内にたどり着いても十分な働きはできない。

なぜなら、食物繊維が一緒にいなければ、ほとんど意味がなくなってしまうから。

また、乳酸菌、ビフィズス菌に限らず、納豆菌や酵母など、他の善玉菌も同様である。

それは、善玉菌が産生し、腸内環境を改善する短鎖脂肪酸は、食物繊維をエサとして作られる。

しかし、食物繊維なら何でもいいわけではない。

食物繊維には、大きく分けて2種類ある。

水には溶けない不溶性食物繊維と、水に溶けてゲル状になる水溶性食物繊維があり、善玉菌のエサとなるのは、水溶性食物繊維である。

水溶性食物繊維は、海藻、らっきょう、ゴボウの他、オクラや納豆、モロヘイヤ、めかぶ、山芋などのネバネバ食材に多く含まれる。

また、フルーツには不溶性、水溶性のどちらの食物繊維も豊富に含まれ、さらにビフィズス菌のエサとなって活性を高めるオリゴ糖も多く含まれている。

切るだけで、手軽に食べられるので、継続的に摂取するには最適な食材といえる。

短鎖脂肪酸は、免疫細胞の分化にも影響し、レギュラトリーT細胞の分化にも大きく関係している。

発酵食品と食物繊維の摂取は、ウイルスに負けない腸内環境と免疫力を保つうえで最も重要な食事の習慣である。


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