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はじめましてEs(エス)です

普段は企業にて医薬品の探索合成研究を行っています。

個人の専門性向上やオープンイノベーションを促進したいと思っています。ここでは、私自身のお気に入り(研究に限らず)や、気づきや進めていきたいことを書いていきます。

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↑ 旅行は私のお気に入りの一つ。イタリアのウフィツィ美術館でプリマヴェーラを見た日の日記に描いた絵。

自己紹介

1993年に神奈川県で生まれました。

幼少のころから、生き物や旅行や漫画が好きで、それらの絵をよく描いていました。楽器演奏も好きで、吹奏楽など集団での表現活動も行っています。高校の文化祭でクラスのチーフを務めたときに、チーム個人の良さを活かし原案をブラッシュアップしながら具現化していく面白さを知りました。

生き物や化学好きが高じて、大学にて生理活性物質の有機合成化学ケミカルバイオロジーに関連する研究室に所属しました。

修士号取得後、企業にて医薬品の探索合成研究を行っています。医薬品の研究開発には10~20年もの時間を要し、その間に様々な検証や申請承認を必要としますが、私が携わっているのはその一番はじめの研究部分です。論文や学会から情報を入手し、薬を生み出せるような研究テーマの立案から、立ちあがったテーマから臨床(治験)への進階を目指しています。

研究ステージの中で、私は創薬化学者(メディシナルケミスト)として、どのような化合物であれば薬になりそうか考え、デザインした化合物を合成する役割を担っています。薬を創るうえでは多様な専門知識や社会的な動向も必須の情報なので、他分野の研究者や事業側の担当者との議論や協力も重要な仕事です。チームのなかで、創薬化学者の一員として結果を重ね知見を発信することで、将来人々を豊かにするような未知の薬を世に出すことを目指しています。


コンセプト:みんなの「私のお気に入り」を取り入れて磨く

https://youtu.be/33o32C0ogVM

私は普段からハッピーに面白く過ごしたいと思っています(皆さんにもオススメします)。そして、面白く過ごすためには以下の2点が大きな役割を果たすと思っています。

誰もが「私の(個人の)お気に入り」を持っている。言いかえれば、何らかの専門家であり、専門について自分の中で一貫性や納得感を感じている。
複数人が集まったとき、その集団は、多様な理想を取り入れ磨く環境を目指している。

…と書くとすごくカタイ文章に見えますが、要は興味関心を持てることを発見したり、不安を感じ過ぎずにフットワーク軽く活動したり、適切な自他の距離感を感じることで、自分ならではの感覚を育てたり他者とともに面白いことが出来るんじゃないの?と思っているのでです。

最近、終身雇用の崩壊を代表に、個人の専門性育成の必要性が叫ばれています。専門性というと学術的に既に体系立てられた内容を「身につける」イメージが強いと思うのですが、個人レベルで専門性を活かすためには「身につけた」上で「方針を見出して応用する」力が必要になると感じています。

身につける内容に関しては必ずしも既に確立されたものである必要はなく(それだけだと高リスクですが)、自分の中で腑に落ちておりプライドが持てることが重要なのだと感じています。

多様な理想を取り入れ磨くことについては、学術の分野にて「学際」と呼ばれる各専門分野の融合が促進されている流れと共通しますが、各人の専門性を組み合わせることで今までになかった価値を創造できると思っています。

多くの人がそう感じているのに中々成果が見えてこないのは、現場が正直にアウトプットしづらかったり、客観的・実用的にマネジメントできていなかったり、フィードバックとその対応が遅滞しているといった様々な要因があると思います。

上記の内容について、個人の裁量に落とし込んで表現していきたいと思っています。個人的な「私のお気に入り」について書くこともあれば、心掛けていることや気づいたことについて書くこともあると思います。

賛成、反対、共感、質問などお気軽にコメントいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

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