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伸びる人、伸びない人の分岐点

坂には三つの坂がある。
登り坂、降り坂、そしてまさか。
その三つの坂を経て思うことがあります。

自身の夢や目標に向かって
「登りゆく坂」に危険なのは、
あきらめ

頂上を制覇した後に
「降りゆく坂」に危険なのは、
油断と慢心

そのどちらにも立ちはだかり
自分最大の魅せ場にもなり
自分最大の恥辱の場にもなりえる、
まさか

そのまさかに遭遇した時、
その人の本領が試される。
勝者か敗者かが決まっていく。

みんな勘違いしていること。

それは、

本当の幸せとは、
頂上にあるのではなく、
登りゆく坂、降りゆく坂の山の中腹、
なにかにチャレンジしている、まさに、

「いま」「ここ」

にあるということなんです。


じつは、
戦い続けている時、困難に挑んでいる時、
涙を流しながら奮闘している時、
そう、何かにチャレンジし、必死になって
もがいているとき自体に、幸せがある。

のちに振り返ってみたとき、
本気で生きていた頃に充実があったと
きづくからです。

幸せは充実なんだと僕は思うんです。

だからこそ、
その山の中腹を乗り越えていくために、
心身ともに、
強くなくては乗り越えられない。

強い人が幸福。
弱い人が不幸。
ぜんぶ、心で決まる。

お金があるから幸福。
健康だから幸福。
自由だから幸福。

違います。

なぜなら、もしそう思う人は、
お金を失えば不幸。
病気になれば不幸。
不自由になれば不幸。
になってしまいます。

何があっても負けないことが
幸福をつかみとる絶対的な条件なんだ。
そう思うんです。


その山の中腹にあって
戦い続けている人の言葉こそ、
真の意味で人を勇気づける。
頂上を極めた人の言葉以上に。

みな、それぞれの山を持っている。

その山こそが自身の人生を勝ち開きゆく
舞台そのものであるし、
その舞台で見事に演じる役者としての
人生を生きている。

「人生に脇役など存在しない。
人それぞれが、
自分という舞台の主役であり、
名優である。」


仕事、地位、肩書き、財産、名誉・・・。
それは舞台で演じるための
補助的な役割でしかない。
人や社会に貢献するための
役割であり道具でしかない。

その役割でしかないものが
自分の全てであると錯覚し、
金や財産を得ることを目的にしたり、
地位や名誉に執着してしまったり、

自分のありのままの姿を見失って
破滅していく人がいかに多いか。

何のための舞台か。
名優とは何か。

任された使命ある人生の舞台で
自分らしく演じ、楽しみながら演じて、
それを見る観客に
感動・喜び・勇気・希望を与えていく。


それが生きる目的なのでは?
と感じています。

人の心など他人には決してわからない。
しかし、わからなくてもいい。
そのかわりに、他人を気にせず、
比較なんかもせず、
一生懸命に自分自身に生きればいい。

そのまさかの困難に立ち向かう姿自体が
必ず誰かの希望になり、勇気になるのだから。

まさかの困難は、
必ず乗り越えられる人にだけ
来るようになっています。

乗り越えられない困難は来ない。
数々の体験を通してハッキリ言えます。

逆に、力もなく、可能性もない人に、
まさかの困難はやってこない。

ぜんぶ心で決まる。

だから、自分の心を強くしてくれる
仲間や先輩、師となる人をつくること。

不思議なことに、そんな人はいつも、
まさかの困難に立ち向かっている最中に
出会ったり、きづいたりするものなんです。

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