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書評

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終わりなき積ん読との戦い 穿った見方、奇を衒った文章、絶え間ない邪推、無意識高い系書評
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#今年のベスト本

今年読んで何かしら刺さった本

今年読んで何かしら刺さった本

今年一番のぶっ刺さり本「万物の黎明」世界の「働きたくないでござる症候群」の皆様の教祖デビッド・グレーバーの最後の著作。
惜しくも亡くなってしまったデヴィッド・グレーバーといえば「ブルシットジョブ」に代表される反社会的著作でおなじみ。
文化人類学を土台に現代社会への鋭い批判、というか抜本的ジャーマンスープレックスをかます雄姿はウォールストリートでも炸裂させていた。
文化人類学から見た現代社会は、非人

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