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■その後のブックカバー顛末記

昨年末に、このような記事を書いていました。

我が最愛の推しさまである
名古屋おもてなし武将隊の織田信長さま。
…の、「中の人」である岩崎健人さんが
紹介なさった「神奈川のブックカバー」を
忠実兼限界なヲタクが
いそいそ手に入れたお話です(笑)

今日は、その後のお話。

■ブックカバーをつけるようになった!

そもそもブックカバーはおろか
本についているカバーでさえも外し
図書館所蔵の文庫本みたいな様相で
本を持ち歩いていたワタクシ。

なのですが。

せっかく推しさまが紹介なさったのだし、と
ブックカバーを付けて読むことに!

なんだろ、この一抹の成長感!
やったよ、ひとりで
お洋服を着られるようになったよ!と
文明化の第一歩を踏み出したような充実感が
なきにしもあらずんばなくもない。
(どっちやねん)

駄菓子菓子。

もともと、カバー類を全部外してたのは
手元のわさわさするのが苦手だからです。
集中して読んでいる時に
手元がくるって
唐突に「ぴょんっ!」って
カバーが跳ねて取れることってありません?
私は握力が殊の外弱いので
(両手共、10㎏ほど)
すぐこれをやって落としてしまうんです。

しかも、あれが起きると集中が切れてしまうし
「うわぁ」ってなるから
読んでたページが閉じてしまうし、で
ほんっとに苦手なんです。
だから、全部外していたのですが。

でも、推しさま…ってなってるし。
で、さまざま試した結果
上にある「図書館所蔵の文庫本」仕様の本に
いただいたブックカバーを
直接被せる所業に出たのです。

これが、なかなかに快適。
基本、外のカバーを外せば
わりと摩擦力のある紙質が現れますから
そこに紙カバーを付ければ
さほどわさわさせずに済むんです。
これは大発見でした。

しかも、ワタクシったら、
元書店員ですから
どんなサイズの本にもカバーを付けられます。
勤めていたときには
雑誌から、図鑑まで
ありとあらゆるサイズの本に
頼まれればカバーを付けていました。
あ。ちなみに、
プレゼント包装も得意です(笑)

で。

横浜の書店で手に入れたのは
新書サイズのカバー2枚。
1枚は保存用にするとして(なぜ)
もう1枚を使い倒すことにしました。

なので。

新書サイズだって言ってるのに
四六判とか、ハードカバーとか、B6版とか。
ありとあらゆる大きさに適応させて
1枚のお気に入りのカバー紙を
使うことにしたのです。
ちょっとぼろぼろしてきたけどそれもご愛敬。

今日持ち歩いている本も
その推しさまカバー(違)が
気前よく付いています。

もちろん、本の装丁として
外カバーにも、
ものっそい魂がこめられているのは
重々承知しているのですが。

それでも、
お気に入りのカバーを付けて読むと
それはそれでウキウキ度が上がることを
最近、じわじわ感じ
にやにやしながら
不審者感2割増しで読書しているのでした。

■ブックカバーを集めるようになった!

そんなこんなで、
ブックカバーのおもしろさに目覚めたワタクシ。

もう一つやり始めたのが
「ブックカバーを集めること」でした。

「集める」と言っても
コレクターアイテムな感じではなく。
行った書店で1冊に付けていただいて
柄を見て「ほほう♬」って言う
なんちゃってコレクターを匂わすことに。

ブックカバーって
お店によって柄に個性がありますし
付け方もさまざまで面白いです。

たとえば。

先日イベントで伺った
【青山ブックセンター本店】さんはこんな感じ。

お店のあの、シンプルでかわいらしいデザインが
そのままブックカバーに。
こちらの店舗は
表も裏も引っ掛ける掛け方でした。

また、イベントの次の日に伺った
3月末日で閉店してしまう
八重洲ブックセンター本店さんは。

めちゃお洒落!
紙質もしっかりしていて
手に馴染みます。
一見、どこの本屋さんのカバーか
分からないのがまた味わい深いですよね。

ちなみに、このときは
セルフレジを使ったので掛け方は分からず。
自分でするりと掛けたのでした。
(私は、表も裏も引っ掛けるタイプです)

でね。
めちゃ今更っちゃ今更なんですが(笑)

地元密着のお店とか
それこそ、私の推しさまが教えてくださった
その県と近隣にしかないお店とか
そういうお店を覗くとき
品揃えだけでなく
「ブックカバー」を気にするのも
一つ楽しみ方が増えてよいなと。

退職してから、4か月。
ようやく書店に
30分以上いられるようになりましたし。
(こないだまで、15分が限界でした)
少しずつでも、また
大好きな書店で楽しく過ごせるように
なりたいと思うのでした。

■そんなこんなで

1枚のブックカバーから
大好きな本の世界がまた少し広がりました。
とても、楽しい♡

また楽しいカバーに出会ったら
ご紹介いたしますね。
もちろん、もし
「これあるよ!」というのがあれば
コメントなどで教えていただけると、
主に私がにやにやと喜びます♪

やっぱり本は楽しいなぁ。
んじゃ、また。

記事をお読みいただき、ありがとうございます。いただいたサポートはがっつり書籍代です!これからもたくさん読みたいです!よろしくお願いいたします!