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■6月3日 今宵、ふたりでうつけよう

朝起きたら、紛うことなき台風一過な青空が広がっていました。昨晩のごうごうとした雨は夢だったのかと思うほどに、それはそれは清々しく晴れていて、少し気持ちが追い付かないでいました。

でも、風はとても強く横殴りに、大きなボリュームを持って吹き付けていて。お昼にスーパーへ買い物へ出かけたら、薄っぺらい私はすぐに飛ばされそうになったのでした。ばびゅーん。

そんなところに、台風の名残はあって。「野分」とはよく言ったものだと納得しながら、うぬぬと踏ん張り帰宅しました。

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そんな今日は、朝から原稿を書いていました。二つの会社から依頼を受けているのですが、昨日終わったのとは別の会社の原稿をそろそろ進めないといけない期日に差し掛かっていたのです。

私が書いているのは、入試問題の解説(国語)です。今日書こうと決めた入試問題は、自分で解いた感触としては、とても書きやすそうな問題でした。が、模範解答を見たら、かなりひっちゃかめっちゃかで愕然としてしまいました。

おかげで、すぐに終わると思った原稿に意外と時間と集中力を持って行かれてしまい。続けて、明日に迫った「信長(さま)戦国歴史検定」の勉強をしようと思っていたのに、まったくできず。

集中力が戻ってきたのは、夕飯を食べてからでした。

で、先ほどまでかかって3級、2級の模擬試験を解き、現在午前0時40分。何とか合格ラインには乗せることができたようで、ほっとしつつ。それでも抜けているところを入れねば…と思い、でも時間が…となり、これを書いてるなうです(笑)

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「信長(さま)戦国歴史検定」は、織田信長公の人生を微に入り細を穿ち言語化してアタマに叩き込もうという検定です(多分ちょっと違う)。

テキストはすでに絶版で、電子書籍のみ。電子書籍苦手民の私にはそこからハードルが高くて、難儀しました。

しかし、3級、2級はテキストから出題されますので、まるっと覚えてしまえば合格はできます。出題は100問、合格ラインは3級が6割、2級が7割だそうです。

今回、この検定を受けることをすっかり忘れていた私がテキストに取り組み始めたのが1週間前。なぜ、そんな足枷を自ら装着したのかは謎ですが。とりあえず、人間50年な「敦盛」人生+織田家の由来を、1週間という短期決戦でアタマに入れる羽目に陥ったのでした。

国語のセンセーに記憶力を求めるなど、無謀以外ナニモノでもないと思うのですが。そこは毟り取った…昔取った杵柄。存外、覚えるスピードも量も、現役の頃と変わっていないことに安堵しました。でなきゃ、絶対間に合いませんでした(笑)

ただし、覚えるスピードと共に、忘れるスピードも現役の頃と同じだということに今気づき、戦々恐々としています。…せめて検定試験が終わるまで持ってくれ、私の記憶力(懇願)。

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でも、こうして基本的な知識を徹底的に叩き込むことで湧いてくる「好奇心」というものがあることを今回強く実感しています。

信長公関係のお城に行きたいと、かなりガチ目に考えていますし、専門書に近い書籍も読みたいと思い始めています。

現代とは異なる部分の多い文化で生き抜いた信長公は、きっと私たちとは相当違う角度/確度の思考を持っていて。それを現代に引き寄せて解釈するのではなく、「中世―近世」の文脈で知りたいなどと思ったりもするのです。

もちろん、それには専門的な勉強がものっそい必要なんですが。それでも、その一端に触れる努力は続けたいと思うのです。

やりたいことがこうして増えるのって面白いですね。検定の勉強はたいへんでしたが(笑)、想定外の好奇心を得られたのはよかったなと思うです。

兎にも角にも、まずは試験がんばってきます♪

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今日もここまで読んでくださり
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。

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2⃣えりた書店

んじゃ、また。

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