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読書日記26 ここからはじめる

こんばんは。えりたです。
本日、読了した本はコチラ。

『「文章術のベストセラー100冊」の
ポイントを1冊にまとめてみた。』
■藤𠮷豊/小川真理子
■日経BP
■1500円+tax
■ISBN:9784822289065

コチラは
書き始めたばかりの人にも、
書き慣れてきた人にも役立つ
具体的で実践的なアドバイスが
惜しみなく盛り込まれた本
です。

・ ・ ・

コチラの本の内容は
帯が端的に教えてくれます。

この1冊で、
100冊分の重要スキルが身につく
「文章の書き方:大事な順」
ランキング、BEST40‼
1位~7位のルールで、
「文章力の向上」を実感できる。
20位まで身につければ
「文章がうまい人」になれる。
40位まで身につければ
「プロ級の書く力」が手に入る。

同書帯文より

私自身は、
戦隊ヒーロー番組のレビューBlogを
書き散らかしたり
Webライターをやったり
解説原稿を書いたり、と
学生時代からずっと
何かしら書き続けているので
書くことに対して
恐怖心や躊躇を感じることはありません。

ただ、あまりにも長い時間
書き散らかし続けていたため
我流の極まった書き方に
なりがち
でした。

でも。

こうしてnoteを書き始めてから
「それではいけない」
うすうす感じ始めたのです。
けれど、それを
どう直せば良いのかが分からず
途方に暮れていました。

そんな時に出会ったのが
この本です。

この本では
筆者お二人が
100冊の文章術の本を読み込み
そこにある内容を
触れられた回数の多い順に
ランキング表にし
詳しく解説していきます。

つまり、帯文にある通り
始めから、
項目を一つずつ読んでいくと
がっつり基礎から学べて
応用からの達人レベルまで至れる
という
スグレモノなのです。

しかも。

著者のお二人が
文章を指導する仕事をされているので
めちゃくちゃ読みやすい!
だから、書いてある内容が
するするとアタマに入って来る
んです。

そして。
具体例が豊富に挙げられているので
いざ、書こうとしたときに
全く手が動かない!なんてことは全くなく。
ここをこうすればよかったんだ、と
具体的に腑に落ち、実践できる
のも
素晴らしい点なのです。

・ ・ ・

何より、私がこの本を読んで
いちばん素敵だなと思ったのは。

書かなければ、始まりません。
文章がうまくなりたいなら、
今日からとにかく書き始めてみましょう。(123頁)

本書はとてもいい本ですが、
読んだだけでは、何も変わりません。
本書をひと通り読み終えたなら、
まず、書き始めてください。
「おわり」はどんなときも
「はじまり」を意味します。(215頁)

同書(ページ数は本文中に明記)

このように、
書きたい気持ちを掘り起こし
それを実際に書く行動にまで
繋げてくれる点
なのです。

実際、昨日の私は
「今日は疲れたし、書かずに寝よう」と
思っていたんです。
でも、この本を読んでいたら
不意に何か湧きあがってきたんです。
その気持ちのまま
おもむろにパソコンを開いて
noteの記事を一つ書き上げたんです。
それは我ながらとても不思議な体験でした。

これは、きっと
この本の言葉やたたずまいが
私のなかにある
書くスイッチを押してくれたのだと思います。
それは、
書くことを生業にするモノにとっては
とても有難いことだなとも思うのです。

・ ・ ・

このところ毎日
noteの更新をしています。
そのために、実は
毎日、記事を書いています。

そのなかで気づいたことがあるんです。

noteを書き始めた当初は
思考を掘り出して言葉に紡ぐイメージでした。
でも、書き続けるうちに
とにかくパソコンに向かい
言葉を紡ぐことで
思考を進めていく、
自分の思考を発見する。
書いていくこと、書き続けることは
実はそんな営みなのだなと
思い至ったのです。

それは書いていたからこそ
気づいた感覚でしたし
そのようなことについても
この本では触れていて
そこを読んだとき
首がもげるほど激しく同意したのでした。

・ ・ ・

まとめです。

この本は
■具体的で実践的なアドバイスに富み
・自分の文章の改善点を見つけられます
■何より、文章を書く気持ちを後押しし
・とりあえず書き始められる
そんな力強さを持っています。
文章を書く人みんなにおすすめな本です。
よろしければ、ぜひ。

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