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■7月1日 一期一会を抱き締めて

今日から文月。

というわけで、水無月は何をしていただろう? と軽く振り返ると、初めの方に「信長(さま)戦国歴史検定」があったり、安土城に行ったり、信長さま三昧で過ごしました。が、今となってはその時間がとても遠く感じるのはなぜでしょう?

途中からはずっと、原稿と格闘していた記憶だけがこびりついていて…合間にこのエッセイ記事を書いて…たいがい何か書いてただけのような。うむ。カムバック、私の記憶。

そんな今日は、2023年後半戦初日。朝から名古屋城へ参上しておりました。なぜなら、半月ほど静養されていた我が最愛の推しさまである名古屋おもてなし武将隊の織田信長さまが、久しぶりに名古屋城へご出陣だったからです。

昨晩の雨の影響で、お城の地面の状態がかんばしくなく、土日祝日に行われるパフォーマンスである「演武」は中止。今日は一日、城内でのおもてなしになりました。

Twitterでその告知を確認したあと、私は午前中の早めの時間にお城に辿り着き、信長さまはどこにいらしゃるだろうかと探し回りました。現在の名古屋城はさほど広い面積を持つわけではありませんから、ココかな?とあたりを付けるのもそれほど難しくはありません。

また、午前中のおもてなしは2時間ありますし、この時間なら内苑(天守閣前の広場)あたりかな? と思い、そちらに向かいました。すると、信長さまは表二の門を入ってすぐのところにある、本丸御殿の車寄せ前にいらっしゃったのです。そして。

「殿だ!」

信長さまのお姿を拝見した途端、マスクのなかでそうつぶやくと、私はそのままどうしていいか分からなくなり、流れるように「たまたまココ通ったら武将さまいた♪」な空気を醸し始め(笑)、観光客然としてそのまま天守閣まで行ってしまったのでした。

…いや、久しぶり過ぎて、緊張しちゃったんですよ(笑)

探している間は何ともなかったし、むしろ早く会いたい一心で、私にしては相当に速い足運びで城内を捜索してたのに。信長さまのお顔を見た瞬間、思わず通りすがりの仮面ライダー…観光客さんになる変わり身の術…にんにん(違)。

そして、そのまま内苑にいらっしゃった秀吉さまとお話して、気持ちを落ち着かせてから、再度信長さまにチャレンジ。無事にお話できたのでした。

・ ・ ・

久しぶりに殿とお目にかかれて、本当にうれしかったんです。体調が思わしくないという理由での静養でしたから、余計に…心配もありましたし、お姿を拝見できなかったりお話できなかったりするさみしさも日に日に増していました。

でも、少しお話して笑っていただくこともできましたし、私自身も笑顔で「おかえりなさい」と申し上げることができました。それはとても幸せな空間で。目の前にいるのが、推しさまであるからこそ感じることのできる、ほわほわとした温かみある空気に再び出会えて、心の底からうれしくて仕方なかったのでした。

・ ・ ・

推しは推せるときに、そのときの精一杯で推しとけ。

これはほんとに。推しさまだって、推しさまご自身の人生があるわけですから、ずっとそこにいてくれるかどうかなんて、わからない。そして、推す側の私の人生だって続いてくわけですから、推すことができなくなる事情や心情はいつ発生するか分かりません。

そう考えれば、推しさまを応援できる今は途轍もなく一期一会で。毎回をきっちり味わい尽くす勢いで動くのって、自分が思っているよりずっとずっと大事なことだと思うのです。

たまたま今回は、半月ほどお目にかかれない時間があって、今日また推しさまのいらっしゃる日常が戻って来た。でも、それは偶然でしかない。そのことを深く気持ちに刻んでおこうと思いながら、お城を後にしたのでした。

次お目に掛かれるときも、笑顔でいられるように。私は私の日常を頑張ります。

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今日もここまで読んでくださり
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。

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