見出し画像

暇が苦手な人はこの先やばいのかもしれない

私は、暇が苦手です。仕事が好きだし、急に予定がなくなると何をしようか考えないといけなくって、ちょっとしんどい。遊ぶ予定が入っていればまだ良いけど、何もないと完全にベッドで廃人…そして1日を後悔するタイプの人間です。

未来はみんな暇人

そんな中、少し前にgumiの国光さんのnoteを読んで、え、まじかよ。と思いました。


そして、ここから10年間で起こることは容易に想像がつきます。物質・モノをつくる作業はすべてAIがやることになります。人間がやる必要はなくなる。
 するとどうなるかというと、人間はめっちゃ暇になります(笑)。 いまの「働き方改革」なんかの次元ではなく、おそらく週休4〜5日になる。1日の労働時間も3~4時間以内になるでしょう。人はものすごく暇になるのです。
 そこで、この「暇になった時間をどうやって有意義に過ごすか」が問題になってきます。どうやって、ありあまる時間を幸せに過ごせるか。そこが、人生の満足度につながっていく。

言われてみればおっしゃる通り。でも、こんなに暇になるの?10年後とかに、こんなめっちゃ暇な未来が来たらどうしよう。

新しく仕事を増やす?でも、それだってAIが殆どの仕事をやってくれているからものすごく短い時間で済んでしまう。そしたら、何をしよう…を毎日一生懸命考えないといけないのだろうか?

毎日ドラマを見たって時間が余るし、毎日ダイビングしたって飽きそう。
今のところ毎日お酒を飲む未来しか想像できない。時間もたっぷりあるから毎日二日酔いだ。

想像しただけでしんどいぞ。暇すぎる未来。

国光さんはそれについてこんな事を書かれていました。

ぼくは、有意義な時間を過ごすための重要な鍵を握るのが「多様性」だと考えています。
 モノをつくるときに「正義」だったのは「生産性」です。しかし、これからの暇な時間を楽しむうえでの正義は「多様性」になる。ようするに「おれはこれが好き」「おれはこう思う」「おれはこんなことがしたい」ということが大切になり、尊重されるようになってくる。
 一人ひとりの個性を引き出して、一人ひとりが「楽しい」と思うことをどんどんやっていく。そういう多様性がある社会をつくっていきたい。

ものすごく素敵…!だけど、同時に「自分はこうしたい」を常に持っていないとまずい。しかも、1個じゃ足りないくらいおそらく時間があるので、いくつか持っておく必要がありそう。

私が暇が苦手になってしまった理由

振り返れば学生の頃から結構忙しくしていた気もするので、私自身の気質として「今日やることが決まっている」方が暮らしやすい…というのはあると思います。

ただ、働きはじめてから加速されたような気もする。

会社ってありがたいことに、私がやるべきことを 決めてくれて、しかもそれで結構忙しくできちゃう場所です。

そうすると何が起こるか…自分が本当にやりたいこと、興味のあること、好きなことを考えたりしなくても1日を終われてしまう。それにベッタリ甘えた結果、自分発信の「やりたい」がなくなってしまったのでは…。

もちろん、会社の仕事を自分の中で腹落ちさせて楽しみながらやるスキルもすごく大事だと思っていて、そういうスキルはめちゃくちゃ上がったと思っています。

でも、自分の中から発されるwillと向き合う時間を疎かにしてしまった。

これは真剣にリハビリしないといけないぞ…と完全に危機感を持って過ごしてます。

自分のWillの見つけかた

では、自分のwillってどうやって見つけるのか?

今ちょうどフリーランスになる過渡期ということもあって、色々思うことがありこのあたりをやっているのですが、なんとなく…いい感じな気がします。どんなに休みが多くても「暇だどうしよう」とか悩む度合いが減ってきたような感覚があるので。

・自分のテリトリーの外にちゃんと出る。知らない刺激を求める
・ちゃんと遊ぶ。知らない遊びもたくさんやって、心から楽しむ
・自分の感情にちゃんと気づく。これが好き、嫌い、心地よい、辛い…
・その感情を言語化するとさらに良さそう

このサイクルを繰り返していると、新しく知った情報と自分の感情が、ある時ぱっと紐付いて線になってきているような感覚があるので、半年後には超いいかんじの自分になっている…といいなぁ。と願っています。

------------------

ツイッターもやってます @eri_riri



頂いたサポートは、デンマークでの日々の暮らしに使わせていただきます!