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とろ日記(ゴールデンウィーク前半)



 角野栄子あたらしい童話大賞に応募したいと思っている。
あらかた書けたが、これでいいの?まだだめでしょ〜の繰り返し。
停滞気味なので、連休中は外へ出掛けてしまった。


27日は昼間何もせず。
夜は思い立ってドライブに行く。
気になったお店やコンビニに寄り、おやつでも買おうと思っていたが、わたしの腹痛により1時間ほどで帰宅。
時間をかけて、もう少し遠くまでドライブしたかったのにな〜。

28日は昼間から外出。
何を食べようかな〜と思っていると、宅配ピザ店が目に入る。バイトの男の子?男の人?ふたりが看板を手に持っている。車の中にいるわたしたちにも、めちゃくちゃ看板を見せてアピールしてきた。ふたりで片足を交互に上げながらよっ、よっ、と歩くさまはアニメーションみたいでかわいい。暑い中でも、おちゃらけながら呼び込みしている姿を見て、ピザにするか〜と心を動かされる。
何もしないより、やったほうがいいということはこういうことか。わたしたちはまんまとハマってしまった。

バイトの子たちに、さっき店の前を通っていった車だ!おれたちを見て買うことにしてくれたのかな?!と思ってもらいたかったのに、わたしたちがきたとき彼らはいなかった。
壁に立て掛けられた看板を見て、少しがっくり。休憩か〜。
ピザは美味しかった。



29日は行ってみたかったお店でお昼。
わたしはナポリタン、夫はハンバーグにした。
わたしは定期的にメロンソーダが飲みたくなるので、ここでも即決した。


運ばれてきたメロンソーダは、
これぞメロンソーダ!という姿をしていて、笑みを抑えきれなかった。
下に向かって濃くなる、緑色のグラデーションがとてもいい。
真っ赤なさくらんぼとのコントラスト。
「メロンソーダ」とメニューに書いてあったから、アイスはのってないかもしれないな〜と思っていた。
ぷかぷか浮かぶ白いアイスクリームを見たときは、嬉しすぎてテンションのぶち上がりをひしひしと感じた。

テンションぶち上がりメロンソーダ




その後は「行きたい!」とわがままを言い、チューリップを見に行った。
思っていたよりもチューリップの数があり、思っていたよりもきれいな色をしていた。見くびっていてごめんね、と思う。


真っ赤なチューリップは、これぞチューリップ!という見た目。
メロンソーダにしても、チューリップにしても、わたしの中には理想の姿かたち、これぞ!とイメージしているものがあるみたい。

チューリップの色合いも素敵で、西洋絵画の色彩みたいだと思った。
絵画は現実を描いているのに、現実を絵画みたいだと思うなんて、本末転倒?
ん?意味が違う?よくわからなくなる。


劇的な現実をドラマみたいだと言うことも多いが、わたしは何もない日常こそがドラマ、わたしの人生すべてがドラマなんだ、と思っているので、シーンは急に来るくどうれいんさんとは違う考え方なのかな〜などと思う。
考え方は人それぞれでよいの。


西洋絵画の色彩。うっとり


お気に入りの色味


チューリップはみんな上を向いている。
物語でも、花が歌っているものをよく見る。
確かに、これは口みたいだ。
チューリップで童話を書くとしたら、わたしはどうするだろう。
チューリップを見ながら考えるが、王に意見を述べるために集まった民衆にしか見えなくて、こりゃだめだと諦めた。風に揺れる様も、ワーワー身振り手振りで訴えているようにしか見えなかった…。

訴え続ける民衆



大人になってやっと、花や、花の色に興味が湧き、好きになった。
毎年、季節ごとの花を見に行っている。


校正の勉強が終わったら、色彩について学ぶのもいいかもしれない。


もしサポートいただけたら、部屋の中でものすごく喜びます。やったーって声に出します。電車賃かおやつ代にさせていただきます。