暑すぎてたくさん料理したくない時には。
夏の札幌2回目のわが家。
去年より断然暑い気がする。湿度も高い。
外の暑さは、本州以南の皆様を前に文句なんて言えないレベルだが、何よりわが家には決定的な弱点がある。
それは…
何を隠そう…
エアコンがない!
のだ。
今時?!と思われるかもしれないし、賃貸契約の時に私もそう思ったが、札幌の夏は短く、なんとか生きていけるレベルなのだ。
だから、意外とエアコンのないお宅は多い(今年取り付けた方も多いみたい)。
逆に冬は暖房がしっかりしていて、断熱材や二重窓のおかげでとても暖かく快適に過ごせる。
でもでも。いくら短いとはいえ、今年の暑さは違う。
長年札幌在住の知り合いが「過去一暑い(体感)」と言っていた。
少し前の記事で、「このくらいの暑さちょろいもんだ」なんて言っていた私は、もういない。
晴れた日は、朝は東側、夕方は西側の窓から容赦なく降り注ぐ日差しで、室温がぐんぐん上がる。そして下がらない。ここ10日ほどは、常に室温が30度越え。
ちょっと前まで冷気が入り込んでくれていたのに、風向きが変わったのか、そもそも風があまり吹いていないのか、それもない。
ひたすら扇風機2台を稼働させ、首にはクールネックバンド(開発された方ありがとう)。
こまめに水分補給。
子ども達の様子チェック(案外元気)。
日が当たらない部屋に移動して過ごしたりもするが、1番いいのは外出することだ。
子どもの習い事に行くと、ほっとする涼しさ。
車の中も快適。
用がなくてもデパートやショッピングモールに入り浸り、プラプラ。
本屋や図書館もいい。
地下道もひんやりしていて非常に良い。
素敵なお友達宅に子どもとお邪魔。これ最高。
とまあ、なんとかしのいでいるのだけれど。
問題は食事。
エアコンがない時点でそうだよね、とお察しいただけそうだが、キッチンはIHではなく、ガスコンロ。さらに室温を上げる炎を使わなくてはいけない。
外食、中食も時には利用するが、基本は自炊。
でも、驚くほどやる気が出ない(元々、料理は嫌いではないのに)。
食欲もあまりない。
でも、食べきゃいけない。
ないない言っていても仕方ないので、無理矢理やる気スイッチを入れ、キッチンに立つ(頑張って18時)。
下処理はなるべくレンジを利用。
圧力鍋で時短の調理。
炒めものは材料を全て揃えてから最後の最後にパパッと炒める、とか。
主菜1品に力を注ぐ。
あー限界。暑い。。
すぐになくなるやる気。
だけど、やっぱりそれだけでは足りない。
副菜がほしい。
サラダが1番手っ取り早いが、生野菜のサラダはわが家のランクでは下位に位置する(夫以外)。ただ、トマトだけは上位(夫以外)。
簡単で火を使わなくて、美味しいものを追加したい!
ということで重宝するのが、スーパーではお馴染みのこの子達。
・もずく
・ところてん
・玉子豆腐
普段はスルーしてあまり買わないのに、ここ最近、鬼リピしている。
もずく(味付き)は、塩もみしたきゅうり(蛇腹切りが人気)にかけるだけで素敵な1品に。そのままだと酸っぱすぎるけれど、きゅうりと一緒ならちょうどいい。ゴマをかけたりごま油追加で中華風にしても。
ところてんは本当に爽やか。付属のたれをかけ、切っただけのトマトを添えて、はい、完成。
玉子豆腐も、のどごしつるん、冷たくてうれしい。器に盛るだけ。ああ、ありがたい。
発熱の時にはプリンと同じくらい食べていたなあ。
あとは、棒状に切った茄子をレンチンして水で冷まし、かつおぶしとポン酢をかけて、焼き茄子ならぬレンチン蒸し茄子。ごまだれもいい。最高。
そうやって、冷たかったり酸っぱかったりの簡単メニューを1~2品追加し、力尽きる私。HPゼロ。
ーーもう、いいよ、これで十分。
自分に言い聞かせる。
子ども達からの「おいし~!」があれば、ちょっと回復するHP。
そしてがんばったご褒美に缶ビールを開ければ、たちまち元気になる。
ーーは~、ほんとにビールがうまいっ(最近はサッポロ黒ラベルな気分)。
でも、昨日、そこで気付いた。
ーーあれ?始めからビール飲めばいいんじゃない?ちょっと引っかけて陽気になれば、暑さもどうでも良くなってもっと作れるかも??
こんな時こそ、お酒の力を借りるのだ!!
という訳で、今夜、キッチンドリンカー始めてみます(へべれけ注意)。
*
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちょっと無理言ってでも大家さんにエアコンお願いすれば良かったなあと思っています。
皆さんの火を使わなくて、やる気なくても簡単なおすすめが料理あれば、ぜひぜひ教えてくださいm(_ _)m
早く暑さが和らぎますように。。
***2023/8/7追記***