マレーシアのラグビーを見て
こんにちは、えりんぎです。
去年の11月の話になりますが、マレーシアでラグビーを観戦しました。
ラグビーに興味を持ったきっかけは「ラグビーW杯」です。
所謂、「にわかファン」というものですが、マレーシアでラグビーを観戦しました。
その時に改めてマレーシアらしさ、マレーシアの良さを見た感覚がしたので、書きたくなりました。
noteで思ったこと、感じたことを綴っていきたいと思います。
今回観戦したラグビーの試合について
今回は「Agong's Cup Rugby Championship」(通称Agong Cup)を観戦しました。Agong Cupはマレーシアの13州の州別対抗ラグビー大会として知られています。
加えて、今回はAgong Cupの決勝戦を観戦しました。
その1「マレーシアのラグビーも成長している!!」
マレーシアラグビーを観戦している間、ラッキーなことにマレーシア在住のスポーツYouTuberとマレーシアラグビー協会の広報担当の方と話す機会がありました。
マレーシア在住のスポーツYouTuberは
「マレーシアのラグビーも成長している。しかしメディアで大々的に取り上げられないのは非常にもったいないこと。サッカーは取り上げられて、今ではマレーシアでもすごく人気になっている。」
と話しました。
マレーシアラグビー協会広報担当者は
「アジアラグビーチャンピオンシップでマレーシアは2018年、2019年の2年連続で3位。マレーシアのラグビーは成長している。」
「我々もラグビーの人気が出るようなキャンペーンを行っており、2020年までにファン層を増やすことを見込んでいる」
と話しました。
アジアラグビーチャンピオンシップでも成績に表れているように
マレーシアのラグビーも成長している
のです。
その2「観戦場所もめちゃくちゃ自由」
今回私が観戦したAgong Cupは冒頭でも触れた通り「州別対抗ラグビー大会」の決勝です。
しかし、想像以上に自由でした。
私が自由だなと感じた一つが観戦場所です。
マレーシアラグビー協会広報担当の方がこう言いました
「どこからでも観戦可能だよ!写真たくさん撮ってね!」
そうです、この大会はどこからでも観戦可能でした。
本当に間近に観戦しました。
もう一度言います、これは「州別大会の決勝戦」です。
さすがマレーシアと言いますか、、、
どんな人間でもウェルカムな精神で、非常にプチ取材と言いますか、、!!取材しやすかったです!
その3「応援している人がよくわからないけど一生懸命」
応援している人、一生懸命です。
彼らの中では一生懸命ではなく楽しんでいるだけかもしれません。
そうです、楽しんでるなって感じます!心からスポーツ観戦を楽しんでいるなって!
この大会、最後の最後で逆転したんです。
その時のマレーシア人の反応と会場の盛り上がり、言葉にできません(下記のYouTubeでその映像が乗っております。)
そして州別対抗戦ということもあり観客からの「州への愛着」を感じました。
州旗を振りながら応援し続ける人、州の名前を叫び続ける人、
故郷が好きなんだなー
と感じました。
そして私的に一番心にきたのは中継をしていたアナウンサーが興奮して立ち上がりながら中継をしていたことです。
その4「結論、マレーシア人から人間味を強く感じる」
終わった後、会場で写真を撮っていたら
「私たちを撮って!」
と様々なグループがやってきました。
「ウェブサイトに載せてもいい?」
と尋ねると
「この幸せをたくさんの人とシェアしたい!もちろん!」
と答えてくれました。
マレーシア人って優しいだけでなく、幸せをわかちあえる人たちが多いのかなと感じました。
マレーシア人から幸せを感じたのは観客だけではありません。
選手一人一人に守るべき家族がいて、その家族の応援あってこそ戦えているのではないかと感じる場面がたくさんありました。
最強のお父さんたちです!
最後に「感動する」
感動します。
選手も一生懸命諦めずにプレーする姿、
観客もその選手の力になるように応援する姿。
全てマレーシアの良いところが詰まっているような空間でした。
最後まで諦めずに逆転優勝を果たしたトレンガヌ州代表のチームに選手を含めた会場の全ての人が感動したに違いがありません。
最高の時間でした。
マレーシアでスポーツ観戦はマレーシア人の「エネルギー」を感じるだけでなく「暖かさ」も感じられる場所かもしれません。
関連メディア
【マレーシアマガジン観戦記事】
観戦記・マレーシアラグビー「Agong’s Cup Rugby Championship」において、トレンガヌが初優勝
えりんぎのマレーシア留学日記「【Agong Cup2019】マレーシアでラグビー観戦してみた」
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