読書記録　3月

■3月
この月は、ようやく、新ニーサの手続きをせっせと行う。
カブドットコム解約からの楽天証券へ変更。楽天証券の開設は10年前にはしていたのに、なぜか間違った私の情報を登録されてて、ロックがかかっていたらしく、それを解除するところからのスタートなので、めちゃめちゃ面倒だった。
さらにはSBI証券も新規開設したので、落ち着いて読書する気になれなかった。
ということで、3月は1冊だけ読んだ。

「全員悪人」　村井理子　著

家族が認知症になった。当事者の恐れと苦しみを描く「実話」。村井 理子 (著)『全員悪人』、発売！

文字数がわりと少なめで読みやすく、無理なく読了。

「わたし」が、今まで通り、きちんと慎ましく、お父さんと一緒に生活していきたいだけなのに、毎日がすこしずつずれていく感じが、悲しくて怖かった。
しかし「わたし」の元々の純粋な人間性が浮かび上がってきて、美しい。
これは生きることだ。

近い将来、
私が義母さんの立場になったら……。
義父さんの立場になったら……。
村井さんの立場になったら……。

ライトに読めるのに、ずっしり重い。
高齢な方がさらに増えるこれから。
ぜひ、読んでもらいたい本です。