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【書く瞑想シリーズ】自尊心/自己肯定感を高める練習

過去の記事でも書かせていただいただきましたが、燃え尽き症候群の体験を経て、自分に対する評価が駄々下がりになってしまっていることに気づきました。

『メール開けるのも、読むのも、返信するのもつらい…3週間も休みもらって、午前も休んでからの仕事スタートなのにもう疲れた…前より仕事こなせなくて、自分ダメダメじゃん!(泣)』

仕事に復帰したての頃は気分転換も含め、自宅ではなくカフェで仕事していましたが、数日間は号泣しながら働いていました(泣)

休職中の3週間目はセラピーに毎週通っていたのですが、先生とのセッションでどん底に落ちてしまった自己肯定感を上げるための練習に取り組み始めました。

自己肯定感、自尊心、自己評価がものすごく下がっているときは、何やっても全然だめだし、あたしは価値のない人間だと思ってしまい、ネガティブ思考のスパイラルに陥りがちです。そのようなネガティブ思考に対抗するためには、『自分はできる』『自分は価値がある』という確信を自分の中で持つことが重要なのだと先生に教えられました。

セッション中に集中的に話し合ってきたトピックは下記の3つ:

1.自分に対するネガティブな評価

2.1.に対抗する自分に対するポジティブな評価

3.2.の証拠となる出来事や物事

4.今後どのように対処するべきかの行動リストの作成


例を挙げるとしたら、下記の通りになります。

自分に対するネガティブな評価:『あたしは価値のない人間だ』

それに対抗する自分に対するポジティブな評価:『あたしは価値のある人間だ』

その証拠となる出来事や物事:『シンガポールの現地法人に声をかけられたぐらい自分のスキルは高く評価されている。信頼しているボスにはいつも自分の持つポテンシャルを信じてくれ、実際かなりいい評価をもらっている。一緒に働いたチームやクライアントからも感謝されている。』

今後どうすべきか:『周りにも信頼されている、よく評価されているという事実を忘れず、自分は価値のある人間であることを忘れてはいけない。』


ネガティブに考えがちなのは思考の癖のひとつです。自分の行った頑張りに対しもらった評価だったり、褒められた、感謝されたという事実を一瞬にしてかき消してしまい、自分に起きってしまった悪い出来事やまだ起きていない出来事についてクヨクヨ悩んでしまったり、嫌なことばかりに意識を向けたりと…もちろんこのようなネガティブな思考ばかりにとらわれすぎていると気分が落ち込んでしまうのも仕方ないことですよね。

この練習で学んだこととしては、自分に起きた良い出来事や事実に気づくことでネガティブ思考や感情を少しでも減らすことができるということです。

いずれにしろネガティブ思考やネガティブな感情は悪だと考えるのではなく、このような思考や感情が湧き出た時は、自分のことについて新しい発見ができるいいチャンスなんだという感覚で向き合ってみてください。

感情は変えることはできないけど、考え方は物事へのとらえ方によって変えられるし、思考に応じて行動も変えられるはずです。このように冷静な気持ちで取り組めるように、かならず感情、思考、行動の間に『間隔、クッション』を置いてください。瞑想は感情、思考、行動の間に入る『間隔、クッション』的な役目を果たしてくれます。

みなさんもぜひ試してみてください。




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