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「よく頑張ったね。」の一言が今の自分の背中を押してくれた

自分ってなんてダメな人間なんだろうって思って、それが人生に影を落としてしまうことがよくある。例えばこんな時、

大切な時に大きな失敗をしてしまったとき
頑張ったのに期待に沿えなかったとき
どんなに努力してもその努力が報われなかったとき

私はけっこう楽観的で、くよくよしない方だと思われることが多いけど、そんなこともない。

周りの人が見る私とは裏腹に、一人で考えすぎてしまうこともあるのだ。

例えばこんなことがあった。
小学生の時、日直という係があった。その時、いつも先生に「声が小さい!」と怒られるのである。それが怖くて、そしてとても恥ずかしかった。

それから、なぜか自分を人前に出るのが苦手で、声が小さくて、シャイな人間だと思い込み始めてしまった。(そう、自分で自分にレッテルを張り始めてしまったのです。)

それから日直の前日になると、ベットに入っても人前に立つことをイメージしただけで胸がバクバクして寝れないということが続いた。

大学卒業後は英語の講師として働いていたのだが、やっぱり人前に出るのが嫌で嫌で仕方なかった。自分の体は硬直して、人が多ければ多いほど自分がうまくリードできないのが明らかった。それに人前に出るだけでエネルギーが消耗して、クタクタになって帰宅するということが続いていた。

去年アメリカの大学でNLPを学んでいたとき、ある60代くらいの女性の先生からトラウマを直した方法を教えてもらった。

それは過去の大人なった自分が「よく頑張ったね」と言って過去の自分の頑張りを認めてあげること。悲しくて独りぼっちで、どうしよもなかった自分をハグしてあげること。(NLPのタイムラインという処方を使って行う)

私も今の自分が過去の自分のところににって、その時の気持ちを聞いてみた。そして、グッと涙をこらえながら、つらかったんだな、って思った。そして全てを包み込むようにハグしてあげた。

とても不思議な気持ちだったけど、それから少しづつ自分の固くなで、おびえていた自分の心が癒されるを感じた。

それから少しづつだけど変わってきた。人前に出ることは今でも得意ではないけど、それでも大丈夫。そうやって自分の気持ちを前向きに受け止めながら進めるようになっている。

この方法が少しでも過去の失敗やトラウマで前に進め前に進めない人の役に立てれば嬉しい。


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