見出し画像

犬猫ボラ4回目・流血事件

今日も保護犬猫カフェのボランティアに。基本週一なんだけど、今日は人手不足ということで、急きょ行くことに。

そしたらまたまた初対面の先輩ボラさん2人、中国人とタイ人の若いご夫婦がいていろいろ教えてくれた。2人とも普段は企業に勤めていて、そこで出会って日本に住んでいる、と。

今日したこと
・オス犬のおむつ替え
・犬猫ケージやキャリーのそうじ
・猫のグルーミング(目やに取りやブラッシング)
・犬猫カフェの接客
・新しい里子の受け入れサポート
・電話対応

今日のニュース

流血事件:生まれて初めて猫にマジ引っ掻きされ血たらたら事件発生。グルーミングするためにまずは仲良くなろうとちゅーるまであげたのにーーこわかったよぉぉーー!😭

よっぽど人間がきらいか単に気分じゃなかったか…仕方ないな。びっくりさせてごめん。

怒る猫って本当にこんなかんじ。背中丸めて毛を立たせてシャーシャー言う。流血してんのにカフェの絆創膏ストックが切れててoh no... そしたら先輩ボラさんが自分の絆創膏をくれた。超助かったよーーありがとう💕

痛い…のはまだいいとして(痛みには強い方)タイピングしにくくなったのがちょっと不便。

新しい里子はミニチュアピンシャーの2頭:生活スタイルが変わったから飼えなくなった、と。ふーん。でも一応申し訳なさそうにはしていた。物資も大袋2つ置いていき。残された2頭はずっと泣いてたけどね。支部長と元飼い主がじっくり話をする間、ずっとずっと、元飼い主の方に行きたがって大暴れ。1頭なんてストレスのあまり後で2回も吐いた。それを私は精一杯、大丈夫だよ、と声かけながら抱っこしながら撫で撫で。少ししたら落ち着いたかな。よく見るとお口の手入れがあまりされていない。散歩も好きなのにそんなに出してなかった、と。あまりきちんとお世話してなかったね、全くもう。

里親選考制:里子の中にも大人気の子とそうでない子がいる。大人気の子は引き取り後、里親募集をかける前から、何件もの問い合わせが来るんだとか。顔がかわいい、若い、そんな子には期日までに里親希望の申し込みをしてもらい、支部長が応募者全員と面談を行なってから、最終的に一番条件の良い、合いそうなところに里子に出す。

支部長にとって保護犬猫はみんな大事な「うちの子」。大人気の子もそうでない子も、変な人、無責任そうな人、終生飼育が出来なさそうな人には絶対に譲渡できない。そうゆうわけで今日も支部長は里親希望者の面談を一人一人じっくり行う。

噛む子が一番むずかしい:たくさんのみなしごを引き取りすぎて多頭飼育崩壊のリスクを背負うのは、団体にとっても保護犬猫にとっても良くない。また、万が一里親が見つからない場合は、団体が責任を持って終生飼育する。なので、引き取る際は飼育放棄する理由から、個体の健康状態や性格など詳細に確認する。

ここで一番引き取りがむずかしい子ってどんな子だと思います?答えは…噛む子だそうです。しかもただ怖がりで噛んでくる子ではなく、攻撃性を持って思いっきり噛む子は、次の里親を見つけるのもむずかしいし、すでにいる保護犬猫にも攻撃するといけないので、残念ながら引き取ることができないそう。

そもそも何で噛む子ってそうなるの?これは一概には言えないけれど、だいたい知識不足の飼い主によって作り出されてしまう、と。

かわいいだけでは飼えないのが犬。飼い主との相性が悪い、飼育環境が合わない、しつけや社交性を学ぶ機会が与えられない→問題行動を起こす。それが「問題犬」となってしまう。

ペットショップの生体販売の問題点:知識が無い、学ぶ姿勢がない、終生飼育の覚悟がない人間でも、お金さえ出せば簡単に犬猫を買えてしまう。この仕組みこそが、たくさんの不幸な犬猫を生み出していると私は思う。

現在の日本のペットショップの生体販売は、犬猫にとったら百害あって一利なし。改めてそう強く思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?