見出し画像

『揚げ茄子の花椒南蛮け』と、糖と脂の話

夏になると途端に食べたくなるのが、揚げ浸し。
旨味の効いたつゆに、油を吸った野菜が食欲を湧かせ、同時にビールも進む。

夏はそうめんや冷しゃぶなど、さっぱりしたものを食べたくなるように思うけど、実は同時に油も欲してる。

唐揚げや焼肉も夏の方が吸い込むように食べるのは、私だけだろうか。

あと、甘いもの。
一年を通してそこまで食べないケーキも、夏は随分と頻度が上がるのだ。

夏の疲れを取るために、体は正直になる。

「私、もう絶対に痩せるわ」と言ったその日に、カスタード入りのアップルパイとビールを買って帰ることを、さしてまだ暑くもない6月に、季節のせいにしている。

『揚げ茄子の花椒南蛮け』

揚げた茄子を花椒と少し酢を加えた揚げ浸しに。
できたても、冷やして食べてもおいしいです。
ビールや紹興酒とよく合います。

『揚げ茄子の花椒南蛮け』の材料(2人分)

なす…2〜3本
サラダ油…適量
酢…小さじ1
白髪ねぎ…適宜
糸唐辛子…適宜
A 水…60cc
A しょうゆ…大さじ1
A 酒…大さじ1
A みりん…大さじ1
A 砂糖…小さじ1
A 花椒(ホール)…小さじ1/2~1

花椒(ホアジャオ)はスーパーでも買えます

『揚げ茄子の花椒南蛮け』の作り方

(調理時間10分・浸ける時間は除く)

1、【A】を鍋に入れてひと煮立ちする。
粗熱が取れたら容器に移し、酢を加える。

花椒の分量はお好みで加減してください

2、なすはヘタを落として、一口大の乱切りにする。
水にさらして水気を切り、しっかりと拭き取る。

アク取りのために水に5分ほどさらします
油ハネを防ぐために、水気はしっかりと拭き取ってください

3、フライパンに深さ1cm程度のサラダ油を170℃〜180℃に熱し、(1)のなすを入れて揚げる。

ちょっとヘルシーに揚げずにじっくり焼いても◎

4、少し色づいて火が通ったら、温かい内に(1)に入れ、5分〜一晩冷蔵庫で浸ける。

揚げたての温かい内に浸けると味しみがよくなります。

5、器に盛り付け、好みで白髪ねぎ、糸唐辛子を添える。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?