フリーランスRPOになりました〜中編(案件獲得まで/会社員との違い)
前回の投稿からしばらく空いてしまいましたが、続きを書いていきます。
前編後編で書くつもりでしたが、書きたいことが多くなり「中編」になりました。後編は年内にもちゃんと書きたい…(宣言
というわけで、フリーランスとして仕事するにあたっての営業活動の話、フリーランスと会社員との違いの視点で、所感を書いていきたいと思います。
フリーランスの営業活動〜案件獲得
案件獲得の仕方はさまざまな解があると思いますが、私は紹介会社さんを経由していました。(この1年で4社取引、計7案件お世話になりました。お世話になった皆様ありがとうございました)
知人の伝や自らの営業力で直接取引できる先があるならそれにこしたことはないのですが、フリーランスはまず実績つくってなんぼ、というのがこの1年の所感です。
案件をいただくにあたり、業務委託求人を掲載するサイトにひたすら登録をし、それとは別で20〜30くらいの紹介会社さんから面談の時間をいただきました。
自力でGoogle検索し、Indeedやスタンバイなどで見つけては片っ端から問い合わせ、会社員時代に取引した紹介会社にアタックし、、、まさに新規開拓の営業活動です。
RPOの紹介をしている会社とひとくちにいっても様々です。採用コンサルに強い会社、エンジニア採用に強い会社、手を動かすワーカーがほしい会社、あるいはそのワーカーのマネジメントを求める会社。。。
個人的には、まずは自分のやりたい業務を絞り込むより先に、顔を広げ市況感を掴むためにもまずは数打つ。案件が取れる取れないを問わず打ち合わせを多くの方と行い、「いつかお話をいただける」関係性を一つでも多く作ることを心がけました。
案件に1つ、また1つと参画してからは、職務経歴を都度更新。担当した業務を常にアップデートし、実績が実績を呼べるようにしていました。
フリーランスの営業活動〜価格交渉
採用関連の仕事をする前は営業の仕事をしていました。もう8年くらい前の話ですが、スタートアップで営業をしていた頃、社長から「値引きをするな」と教育されていました。
当時教えられたことが、フリーランスとなった今でも活きています。
フリーランスが仕事を獲得するにあたり、希望の報酬月額についてかならず質問されます。
私にできること・できないことを明確に伝えたうえで、その価値に相応する月額で交渉します。
高くふっかけることはもちろんしませんし、実績がない/少ない場合は多少安めのスタートは致し方ないと考えています。
しかし、目の前の案件獲得の前に必要以上に安売りしない(いくら安くても構いません!という姿勢で交渉しない)ことは、顧客にも自分にも重要なこと、と私は考えています。
先般「たくさん打ち合わせすべし」と書いたのは、報酬の相場を知るためでもあります。
会社員との違い〜面談の目的
クライアントが決定するまでに必ず面談が発生するわけですが、業務委託として仕事する場合、スキルや実績の確認がほとんどです。
大体聞いて「なら大丈夫そうですね〜」で15分くらいで終わることもあれば、クライアントの課題を聞きどのような段取りで進めるかの打ち合わせのような面談をすることもありました。
転職時の面接と違うのは会社への志望動機・選社軸・今後のキャリアなどは聞かれることが無いのは大きな違いだと感じます。
「どこで働くか」「誰と働くか」より「何をするか」を重視する人にとっては業務委託は適しているのではないかと思います。私はそのタイプです(反面、スキルが不足していれば職を失うリスクを常に持つわけですが…)。
会社員との違い〜本業以外の業務
業務委託といえど、本業(私でいう採用業務)だけに専念できないというのも大きな気づきです。
先の通り、自分が食べていくための案件を取るには営業力は必須ですし、請求や経費の管理など事務作業をやるのも全部自分です。
少なくとも個人事業主として細々とやっていくのであれば、上記の業務が苦にならずゼネラルにやる姿勢が求められます。
私の場合は市でおこなわれている無料の税務相談も使いましたし、あとfreee会計みたいな便利なツールはとことん頼った方がいいと思いました。使ううちにちゃんと基礎知識がついていきます。
あと、幸いにも夫が経理マンなので困ったらすぐなんでも聞くようにしています(笑)
コーポレート系の職種にいながら本当に恥ずかしい話ですが、労務・経理の類の知識はまだまだ疎いです。。
確定申告はじめ税金まわりなど、するべき自己管理をする必要性も痛感しているところです。
あまり苦手意識を持たず、関心を持ちながら知識を増やしていきたいですね。
さいごに
しばらく投稿が空いてしまいましたが、開業からまる1年。これまでの振り返りとして仕事への心構えを書き残せてよかったです。
実は今年は大きな暮らしの変化もあり、プライベートと仕事の両立について今思っていることも書いておきたいです。それは次回・後編にて。
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