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有機農家が苦労する現状

なぜ有機農業が差別され、苦労するんでしょうか。

「有機農業するなら畑は貸さない」「草を刈らないなら畑は貸さない」「ちゃんとした農業(農薬使用)しなさい」「有機農業をするということは農薬使用の農業を否定している」「EM菌(微生物の集合体)を使用するなんて脅威だ」「1年で潰れるね」なーんて言われて、畑を探すのも苦労し、始めてからも周囲の農薬使用する農家から小言を言われる日々。

売る値段も高くなってしまうため、「生活のためには農薬使用するしかない」「広い畑を管理するには農薬使用するしかない」「有機をするなら除草の人手も必要だが人を雇う余裕もない」となって化学肥料に頼ってしまう。

「有機JASに登録したら毎日書類に追われて仕事が増えた」、そんなこともあり。

なんだか有機農家がもっと救われる世界になってほしいと願うばかり。

ニュージーランドは消費者側もオーガニック選ぶ人多く、野菜セットの需要も多くありましたが、日本はあまりな気がします。

有機農家さんに質問されたこと、「なぜ日本は海外に比べ、オーガニックの需要が低いのか。売れないのか。どうやって販売していけばいいのか(特に都会から離れた場所で農家をしている場合)。」

私は消費者が農薬の悪影響について知らないこと、今はコロナの影響でオンライン販売の需要が大きいのではないか、と返答しましたが、なんだかモヤっとしてます。(都会から離れている場合、送料が高くつくので、販売値もさらに高くなってしまうとのこと)

デンマークはオーガニック農家に国費を投入しているそうなので、国や行政の補助もあってほしいなーと思ったり。

人間にも動物にも地球にも優しい有機農家が、救われる世界になりますように。有機農家が生きやすい世の中になりますように。



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