松永エリック・匡史

青山学院大学 地球社会共生学部 教授 学部長 15歳からプロミュージシャンとして活動。…

松永エリック・匡史

青山学院大学 地球社会共生学部 教授 学部長 15歳からプロミュージシャンとして活動。外資系コンサルでパートナーを歴任後、19年青山学院大学 教授に就任、アーティストの感性を生かし「アーティスト思考」を提唱。共感と創造の場「エリックゼミ」で社会課題の解決に挑む。23年4月より現職

マガジン

  • エリックゼミ 変革の軌跡/松永エリック・匡史と変革のメンバー

    • 145本

    青山学院大学教授で音楽家そしてビジネスコンサルタントの松永エリック・匡史とともに、世界を変革していくメンバーたちが、活動の軌跡をアップしていきます。 「直観、共感、官能 思うままに創造し、未来をトランスフォームする」  Z世代の情報発信、エンタテインメントの変革、社会課題の解決、クリエイティブ思考、など http://ericmatsunaga.jp/

  • 青学 エリック学部長/直感・共感・官能で世界を変える!

    青山学院大学 地球社会共生学部 教授 エリック 学部長です。エリックゼミで活動していること、青山学院大学や地球社会共生学部に関すること、日々の活動などを書いていきます。フォローお願いします! ---------------------- 松永 エリック・匡史/青山学院大学 地球社会共生学部 教授 学部長 幼少期を南米で過ごしプロミュージシャンとして活動、バークリー音楽院出身。アクセンチュア、デロイトトーマツ コンサルティング、PwCコンサルティングなどでパートナーを歴任。現在も大手企業を中心にDXなどのコンサルを行う。2019年青山学院大学 地球社会共生学部 教授に就任、自らのアーティストの感性を生かした「アーティスト思考」を提唱。学生と社会人の共感と創造の場「エリックゼミ」において社会課題の解決に挑む。2023年4月より同学部長就任。事業構想大学院大学 特任教授。聖ステパノ学園 理事

  • アーティスト思考:青学フレッシャーズ・セミナー

    青学フレッシャーズ・セミナーの講座「アーティスト思考」の補足記事です。

  • エリック教授の超音楽的映画論

    No Music, No Life ! 音楽にはストーリーがあります。人はストーリーに感動し、感動から様々な事を学びます。ところが音楽でもサブスクのサービスが一般的になり、音楽が水道水のように聴き流されるのではないかと一音楽を愛するものとして心配してます。ここでは、様々なミュージシャンを描いた映画を介し、楽曲の背景に潜む感動のストーリーから音楽の深みを感じていただきたいと思います。

最近の記事

「ナイトハイク」で得た感動と成長:青山学院大学相模原祭に参加して

10月12日から13日にかけて開催された青山学院大学の相模原祭。その一環として行われた「ナイトハイク」に参加してきました。 「ナイトハイク」は、厚木キャンパスの第一期から始まり、40年の歴史を誇る青山学院大学の伝統的なイベントです。相模原祭の一企画として、学生たちが青山キャンパスから相模原キャンパスまでの42キロを一晩かけて歩くこのイベントは、体力と精神力を試すだけでなく、仲間との絆を深める機会でもあります。ちなみに、今回は80名の参加者の中で教職員として参加したのは私だけ

    • 岩手大学イーハトーヴ協創ラボが拓く新しい可能性

      10月18日、岩手大学イーハトーヴ協創ラボの開所記念シンポジウムにて、「地域協創の新しい役割と、新しい展望」と題し基調講演をさせていただきました。 岩手大学イーハトーヴ協創ラボは、地域と大学が手を携え、未来を共創する場として誕生しました。学生と地域住民が交流し、新たなアイデアを生み出すことで、地域活性化に大きく貢献することが期待されています。このラボの設立は、地域と大学がより緊密に連携し、地域社会が抱える課題解決に取り組むための重要な一歩となるでしょう。学生は、地域での実践

      • ヘラルボニー本社訪問記: 社会課題解決への新たな可能性

        10月18日、私は岩手県盛岡にあるヘラルボニー本社を訪問しました。ヘラルボニーは、知的障害のある作家たちの個性的なアート作品を世に広め、新たな文化を創造することを目指すアートライフスタイルブランドです。作家一人ひとりの「異彩」を尊重し、持続可能なブランドを創るために、すべての作家と契約を結び、彼らの許可なく作品を製品化することは決してありません。この「作家ファースト」の考え方に基づき、作品を適正に還元し続ける姿勢には深い感銘を受けました。 ヘラルボニーの理念は、知的障害を「

        • 青山学院大学地球社会共生学部 特別公演    カンボジアから世界へ:浅野佑介が語る「本当の幸せ」と挑戦の物語

          2024年10月8日、青山学院大学の地球社会共生学部@相模原キャンパスにて、アパレルブランド「SuiJho」の創業者である浅野佑介さんが特別講演を行いました。彼は自身の壮絶な経験と挑戦の数々を通じて、学生たちに「幸せ」や「貧困」についての新たな視点を提供しました。 愛知県出身の浅野さんは、裕福な家庭で育ったものの、会社の倒産で一転、苦難の生活を経験します。この体験が、彼の人生観に大きな影響を与えました。 帰国後、普通の会社員としての生活を送りながらも、26歳の時に突然の体

        「ナイトハイク」で得た感動と成長:青山学院大学相模原祭に参加して

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        • 青学 エリック学部長/直感・共感・官能で世界を変える!
          22本
        • エリックゼミ 変革の軌跡/松永エリック・匡史と変革のメンバー
          145本
        • アーティスト思考:青学フレッシャーズ・セミナー
          1本
        • エリック教授の超音楽的映画論
          2本

        記事

          青山学院大学 地球社会共生学部 エリックゼミとデロイト トーマツ グループの共同プログラムが飛躍:大久保理恵氏がForbes誌『Women in Tech 30』に選出

          青山学院大学地球社会共生学部エリックゼミは、2023年より産学連携の一環として、デロイト トーマツ グループの「Women in Tech」プログラムと共同で取り組んでまいりました。このプログラムを主宰する、デロイト トーマツ グループ パートナーでありDE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)リーダーを務める大久保理恵氏が、9月25日発売の経済誌「Forbes JAPAN」で発表された2024年版「Women in Tech 30 ~テクノロジー領域で世界を変

          青山学院大学 地球社会共生学部 エリックゼミとデロイト トーマツ グループの共同プログラムが飛躍:大久保理恵氏がForbes誌『Women in Tech 30』に選出

          【青山学院大学 地球社会共生学部の21世紀型教育への挑戦】 博士課程学生の育成を目標としたアントレプレナーシップ講義を開催

          青山学院大学のAGU Future Eagle Projectは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の採択を受け、文理融合と国際性をテーマに、将来新たな学術分野を切り拓く可能性を有する優れた博士課程学生の育成を目指すプロジェクトです。本プロジェクトは、理工学部前学部長の長教授がリードしています。 今回、本プロジェクトにおいて、アントレプレナーシップに関する講座を開講させていただきました。理工学部の黄学部長にもご多忙の中ご参加いただ

          【青山学院大学 地球社会共生学部の21世紀型教育への挑戦】 博士課程学生の育成を目標としたアントレプレナーシップ講義を開催

          The Impact of the Emergence of Female Kyogen Performers on Japanese Traditional Culture

          I’m pleased to be invited to the Kyogen event "WASHUKAI" hosted by Ms. Junko Izumi, the first ever female Kyogen performer in the Izumi school of Kyogen, a traditional Japanese performing art. As part of the activity for The Agency for Cult

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          600年の伝統芸能に新風を! 女性狂言師の登場が日本文化に与える影響

          日本の伝統芸能、狂言の和泉流において史上初の女性狂言師としてご活躍中の和泉淳子さん主催のイベント「和秀会」にご招待いただきました。文化庁の子ども舞台芸術鑑賞体験支援事業の一環として、未来を担う子どもたちに伝統芸能の魅力を伝えることを目的としたこのイベントは、今回が5回目の開催となります。会場は、渋谷セルリアンタワー内の能楽堂。打ち合わせで度々訪れるセルリアンに、このような素晴らしい能楽堂が存在していたことを初めて知り、大変驚きました。 今回の演目は、狂言「雷」「仏師」に加え

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          会議を制する者がビジネスを制す 『バリューのことだけ考えろ』#3

          本記事は、私の新著 『バリューのことだけ考えろ』(2024年6月30日発売) からの抜粋です。 私は20年以上、アクセンチュア、デロイト、PwCといった大手コンサルティングファームでキャリアを積み、最終的にはパートナーにまで上り詰めました。 その経験を通じて培った思考法を、これからのAI時代を生き抜こうとするビジネスパーソンの皆さんに伝えたいと思いました。 単なるコンサルティングスキルの解説にとどまらず、すべてのビジネスパーソンが自らの市場価値を高め、キャリアを築いてい

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          「ワークライフバランス」は罠かもしれない 『バリューのことだけ考えろ』#2

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          「コンサル2万人時代」で生き残れる人、生き残れない人 『バリューのことだけ考えろ』#1

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          Passion for Participating in Rainbow Pride 2024

          Rainbow Pride 2024 was held at Yoyogi Park this year again. The theme was "Never give up until we change." While the awareness of sexual minorities is increasing in Japan, Japan is the only country among the seven industrialized countries (

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          エリックゼミのレインボープライド参加に向けた熱い想い

          エリックゼミは毎年、レインボープライドに参加しています。今年もレインボープライド2024が今年も代々木公園で開催されました。テーマは「変わるまで、あきらめない。」日本は、性的少数者の認知度が高まる一方、先進7カ国(G7)で唯一、同性婚や国レベルのパートナーシップ制度を導入していません。レインボープライドの盛り上がりは良いことですが、改めてレインボープライドとは何かをエリックゼミとして考えなおす貴重な機会でもあります。 レインボープライドは、1969年のニューヨークのストーン

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          アーティスト思考#1:人生を選ぶのは自分しかない、誰のせいにもできない。RHYMESTERが訴える哲学。

          RHYMESTER(ライムスター)は、日本のヒップホップシーンにおける重要な存在であり、1993年にMC 宇多丸、MC Mummy-D、DJ Jinの3人によって結成されました。彼らは、日本語ラップの先駆者として、その独自のスタイルとクオリティの高い楽曲で多くのファンを魅了しています。RHYMESTERの楽曲は、幅広いテーマを扱い、時には社会問題や政治的なメッセージを込めた曲もありますが、同時に日常生活や個人の成長に焦点を当てた楽曲も披露しています。彼らの音楽は、耳に残るフッ

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          2024年第100回箱根駅伝青山学院大学優勝と原監督&エリックの共感

          2024年の箱根駅伝、青山学院大学が2年ぶり7回目の総合優勝を見事に果たしました。往路は、青山学院大学が2区では私の所属する地球社会共生学の黒田朝日さんが区間新記録をマークするなど、各区で好走し、1時間06分13秒でトップに立ちました。復路では、青山学院大学が各区でさらにリードを広げ、10時間41分25秒の大会新記録でフィニッシュ。今大会は、箱根駅伝100回目の記念大会として開催され、多くの観客が沿道で応援しました。また、テレビの平均視聴率は、往路が15.7%、復路が17.5

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          障がいのあるピアニストとヤマハの最先端技術が、崇高で素晴らしい音楽を生み出した奇跡のコンサート『だれでも第九”』

          12月21日、サントリーホールで奇跡が起きました。ヤマハが最先端の技術を使って音楽家たちの情熱を引き出しました。生まれつき欠指の障がいを持つ東野寛子さん、先天性ミオパチーという筋肉の難病で身体を動かすことが難しい古川結莉奈さん、生後間もなく脳性麻痺と診断され両手足に障がいがある宇佐美希和さん。今回のコンサートを彩る最高のピアニストたちです。 今回、彼女たちに最高の演奏を奏でさせた裏の立役者は、ヤマハの最先端技術である「だれでもピアノ」。これは、単なる自動演奏装置ではありませ

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