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エリックゼミのレインボープライド参加に向けた熱い想い

エリックゼミは毎年、レインボープライドに参加しています。今年もレインボープライド2024が今年も代々木公園で開催されました。テーマは「変わるまで、あきらめない。」日本は、性的少数者の認知度が高まる一方、先進7カ国(G7)で唯一、同性婚や国レベルのパートナーシップ制度を導入していません。レインボープライドの盛り上がりは良いことですが、改めてレインボープライドとは何かをエリックゼミとして考えなおす貴重な機会でもあります。

レインボープライドは、1969年のニューヨークのストーンウォール事件にさかのぼります。ストーンウォール・インは、LGBTQ+の人々が集まるゲイバーで、当時、警察のたびたび差別的な取り締まりに悩まされてきました。1969年6月27日、ストーンウォール・インに対する警察の突然の取締が始まりましたが、その日は警官たちとの間で激しい衝突が発生し暴動となりました。

直接的な関係はないと公式には言われていますが、その日はバイセクシュアルを公表し、ゲイ・カルチャーのアイコン的存在であったハリウッド黄金時代を代表する大スターであるジュディ・ガーランド(1922年〜1969年)の葬儀が行われた日だったのです。彼女は父親がホモセクシュアルであり、ダイバーシティーという言葉もなかった当時、勇気を持って自身もバイセクシュアルを公表したことでLGBTQ+の人々にとって特別な存在であったことは間違いないでしょう。レインボーフラッグを象徴する虹のデザインを見るたびに、ジュディの代表作『オズの魔法使』の名曲「Over The Rainbow / 虹の彼方」を思い出し胸が熱くなるのは私だけではないでしょう。

レインボーフラッグは、1978年にアーティストのギルバート・ベイカーによってデザインされました。レインボーの色がは多様性と統一の象徴であり、赤は生命、オレンジは発展、黄色は太陽の光、緑は自然、青は平和、紫は魂の多様性を表しています。

差別がなくなり多様性が当たり前の時代にどうすればなるのでしょうか?差別をなくすためには、今世界や身近な日本で起こっている事を正しく理解・認識するとともに、そこに存在する課題とは何かを自分自身で考え、それを変えるために自ら行動していく態度を養うことが必要です。エリックゼミではレインボープライド、そしてレインボーパレードに参列することによって、LGBTQ+の皆さまの痛みを感じ、変えるために行動することに繋げていきたいと思っています。エリックゼミは、青山学院大学 地球社会共生学部の学生、社会人大学院である事業構想大学院大学の学生、社会で活躍するアドバイザー、そしてもちろんエリックゼミ卒業生という年齢やバックグラウンドの全く違う人が集まり、共に考え行動しています。今回も、様々な気づきがあったことは間違いないでしょう。

エリックゼミは、これからも様々な社会課題に向き合い、行動していくことを宣言します。

Peace out,

Eric


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