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北海道だって!りんご!

こんにちは!
北海道だいすき、くりあです。

秋のフルーツ♪りんごも収穫の時期ですね。今日は北海道の「りんご」について、お話ししていきます。

北海道の果樹

まずは、”果樹”事情について。
北海道での果樹栽培の始まりは、江戸時代、享保年間(1716~1736)に市渡村(現在の大野町)で、なしが植えられていたという記録が残っています。

その後、明治元年にドイツ人のガルトネルが、現在の七飯町に農場を開き、りんご、ぶどう、なしなどを植え付けました。
本格的な果樹栽培の導入は、明治6年、開拓史がアメリカから各種の果樹を導入して普及奨励に努めたことに始まります。
現在では、りんごやぶどうをはじめ多くの果樹が道内各地で栽培されています。とさ!


りんごの歴史

りんご自体は、中国から日本に渡ってきました。現在栽培されている品種のツールは、ほとんどがアメリカから明治初期に持ち込まれたものです。


北海道産

北海道では余市、仁木町、増毛町などで生産されています。
メインは余市で、昼夜の温度差が大きい秋のおかげで、色付きも良く、糖分も多く、美味しいりんごを生み出してくれています。

旬の時期

品種によって異なりますが、9月下旬~11月上旬くらいまでです。


品種

全国的には「ふじ」が生産量の半分を占めていますが、「ふじ」は成熟期が遅いため、北海道では良品生産が難しく、そのため、より早く熟す品種が栽培されるようになりました。
北海道はすぐ寒くなってしまいますからね‥!

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つがる
ゴールデンと紅玉の交配種で、青森県りんご試験場で誕生しました。果皮は黄緑色の地色に太い縦線が入り、上が薄く着色しています。果汁が多く、酸味の少ない中生種の王様です。

昂林
フジと片親は不明ですが、交配選抜された品種です。果肉は黄白色、多汁肉質は緻密で硬く蜜がよく入り甘酸適和で食味はすこぶる良好。つがるに引き続き、熟期を迎える期待の品種です。

ぐんま名月
やや緑色で酸味は少なく、甘いリンゴが好きな人にぴったりの品種です。
七飯(ななえ)町で「ななみつき」という名前で商標登録を行い、特産化に向けた取り組みを行っているとのことです。収穫期は11月中旬。

シナノゴールド
収穫直後はナシのような食感で、酸味が強く好みが分かれますが、貯蔵後に食べるとおいしくなる不思議なリンゴです。収穫期は11月上旬。

他にも複数品種があります。
興味のある方は、こちらをクリック!↓


豆知識 サン○○?

「ふじ」は、皮の色つやをよくするため、袋を掛けて栽培します。一方で、「サンふじ」などのように「サン○○」という名がついている品種もあります。
それは、袋掛けせずに、日光を当てて栽培しているからです!
日に当たっているので表面はまだらですが、完熟して甘みが増しており、中央部分には密が入ります。


栄養

りんごには、私たちの体に有効な働きをしてくれるカリウム、リン、鉄、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が含まれています。
最近では、免疫力アップやアレルギーの原因である血液中のヒスタミン濃度を低下させるという働きがあることがわかってきているとか。
リンゴ酸やクエン酸など、豊富な有機酸が疲労回復を促進してくれます!

また、水溶性食物繊維のペクチンが豊富で、整腸作用、コレステロールの吸収抑制効果が期待できます。
抗酸化作用や脂肪低減作用、老化防止効果の期待できるポリフェノールも豊富です。
さらに、低カロリーで腹もちが良いのも魅力♪
食物繊維は皮に多いので、皮ごと食べましょう!
切ると茶色に変色するのは、果肉のポリフェノールが酸化するためです。しばらく食塩水かレモン水に漬けると変色を防げます。


保存方法

湿度を高くして、低温で保存します。保存温度は0度~4度ぐらいが理想的。

冷やしすぎると、香りや甘みが活きないので気をつけましょう。

ビニール袋などに入れて口を閉めて、冷蔵庫に入れておけばOK!
冷蔵庫に入りきらない場合や、長期間保存する際はビニール袋の中に新聞紙などを入れます。これは、りんごの呼吸作用で発生する炭酸ガスや水滴を新聞紙に吸着させるため◎

カットしたりんごを保存する場合・・
断面にレモン果汁をまぶし、ぴったりとラップを断面に密着させて冷蔵室で保存します。りんごの切り口が空気に触れると変色するので、なるべく断面は小さく、皮はついたままで保存してください。しっかり変色を防ぎたいときは、ラップで包んでからポリ袋に入れて密閉するのがベストです。


選び方

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大きすぎず小さすぎない大きさで、重めのもの。香りが良く、おしりまで色づいているものが、おいしさのポイントです♪


豆知識 りんごのベタベタ?

完熟すると、品種によっては皮がベタつくものもあります。これは、品種の資質です。
熟すに従って、リノール酸やオレイン酸が分泌され、表皮のろう物質を溶かして起こる現象なんです!
「ジョナゴールド」などの品種によく見られるようです。

このベタつきを”ワックス”と勘違いする人もいますが、日本ではワックス処理はしていませんので、安心して食べてくださいね。


調理方法

生のままでも美味しいりんごですが、焼いたり煮たり、さまざまな調理とも相性◎
食感も変わるので、楽しみ方が広がりますよね。

個人的にヒットした、簡単りんごヨーグルトケーキのレシピをご紹介。↓

あっさり甘すぎず、朝ごはんにも食べれちゃうケーキです。
生で食べきれなかった時などに、ぜひ試してみてください♪


りんごといえば青森!りんご愛ばかりは・・。
りんごを調べていたら、愛に溢れたサイトを見つけたので、良かったら見てみてください♪↓


北海道のりんご農家さんのお話しも見つけました!”愛”ですねぇ~。


旬の美味しいりんごを食べて、寒さに負けない体づくり!!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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